「あれっ?スライドドアが動かない⁈」
最近は軽自動車でもパワースライドドアが増えてきて、自動で開け閉めをする車種が増えてますね。
でも電動がゆえに突然動かなくなることもあるんです。
毎日何気なく操作してるドアが動かなくなったら焦りますよね?
そんな状況に何も知らない状態で陥るのと、ちょっとした知識を知ってるのとでは気持ちも対応も変わってきます。
今回はそんなスライドドアの開閉が出来なくなる原因について書いていきますね!
スライドドアが開閉できない理由は?
スライドドアの開閉が出来なくなる原因としては主に6つあります。
1つずつ見ていきましょう!
メインスイッチが入ってない
まず始めに、ハンドル右横にあるメインスイッチをチェックしてみて下さい。
これは、スライドドアの開閉を自動でするかしないか選択するスイッチで、『AUTO』の名称でONとOFFがあるはずです。
スイッチがちゃんとONになってれば大丈夫ですよ〜。
「そんなもんわかるわ!」
と聞こえてきそうですが、意外とありがちなのが自分が運転する前に別の人が運転した時に「何だこれ?」と切り替えてしまってる場合もあるんです。
他にも夜間など、パネル周辺を手さぐりで触ってる時にポチッと切り替えてしまうパターンもあるかもですね〜。
突然動かなくなったら、まずはこのメインスイッチをチェックしましょう!
ちなみに僕が乗ってるタントには、そんな切り替えボタンはありません!
ボタンやセンサーの故障
自動のスライドドアはドアについてるレバーを引いたり、運転席のボタンを押す事で動きます。
このレバーやボタン自体が悪ければ、当然スライドドアも動かなくなります。
ボタン不良は主に接触不良が多いです。
ボタンを押しても、電気が流れずに制御してるコンピューターに動けよー!といった信号が行かなくなる症状ですね。
ボタン不良の場合は、分解して色々調べるよりもサクッと交換してもらった方が早くて安く済みますよ!
内張りを剥がして交換するだけなので、ディーラーの慣れた整備士が作業すれば10分もかかりません。
交換費用も2000〜3000円あれば十分でしょう!
また、ボタン裏にあるコネクタが抜けてるオチもあるかもですね。
内張りを剥がす事が出来るならば、自分で確認してみるのも手ですが、面倒くさい場合はやはりディーラーに頼むのが確実です。
その時はボタンの交換は必要ないので、手間賃500円程度かもしくは無料でやってくれるかもしれませんので〜。
余談ですが新型セレナは、車の下に足をかざすことでスライドドアが開閉するシステムになってます。
ボタンを操作しなくても外から開閉できるビックリ機能です!
両手に荷物を持ってたりする時に便利なハンズフリー仕様で注目を集めていますね。
僕の個人的な意見ですが、車の下にセンサーを付けるって事は、汚れだったり枯葉がくっついたら語検知とかするのかなぁ〜と感じました。
また、足をかざす場所がズレると開閉しない場合もあるようです・・・
とても便利な機能だと思いますが、せっかちな僕には向いてないと思いましたね。笑
ヒューズ切れ
左右のスライドドアのボタンやレバーを操作しても、ウンともスンとも動かない場合はヒューズ切れが怪しいです。
ヒューズは電気製品を保護するために大きな負荷が掛かった時に電気回路を遮断する安全装置になります。
どのドアも動こうとしない。もしくは耳をすまして聞いても、「ウィーン」などモーターが回るような音もしないならほぼ間違いないでしょう!
ヒューズは装置ごとに分かれてあるため、一見どこのヒューズが切れてるのかわかりません。
車の説明書にヒューズの割り振りや交換方法も書いてあるので、確認して自分で出来るようならやってみても良いと思います。
僕もヒューズ交換は十何回やってきましたが、初心者でも作業できる難易度だと思うので〜。
→車のヒューズって何さ!確認と切れてしまった時の交換方法は?
「自分で触るのは怖いな〜」と思うなら、ディーラーに頼んでも1000円しないと思うので、依頼してもそんなに損はありませんよ!
ゴムパッキンの劣化や挟まれ
スライドドア含め、車の開閉する部分にはゴム製のパッキンが付いてます。
ウェザーストリップとも呼ばれ、風切り音や雨の侵入を防ぐものですね!
このパッキンが劣化してくると、ヨレヨレになってドアの隙間に挟まったりします。
すると、引っ掛かってスライドドアが動かなくなってしまうんですね〜。
新車などはパッキンもしっかりしてるので、このような事になるのは稀ですが、年式の古い車は注意です!
特に10年近く乗ってれば、年中外気にさらされ、ゴムは相当劣化しますからね。
僕の友達の車は、劣化し過ぎてパッキンが裂けてビロンビロンになってました。笑
応急処置としては、挟まったパッキンを押し込んだり引っ張って除去すると正常に動いてくれます。
しかし1度そのようになってしまうと、繰り返し挟まってしまうものなんですよ。
なのでパッキンの交換時期だと思って、交換してもらった方が良いでしょう!
スライドドア1枚分であれば1万円以内で交換できます。
パッキンにしては結構高いですよね?
でも、車内への雨漏れなどを防いでくれる重要部品なので、割り切ってしまうしかありません。
毎回スライドドアに挟まって開閉出来なくなるストレスに比べれば安いもの!ですよね?笑
ちなみに僕は以前乗ってたセダンのパッキンを一式交換してもらった事があります。
その時は合計3〜4万円くらいでしたね〜。
トランクとドア4枚目分なので、やはり一箇所6000〜8000円くらいは見てた方が良いですね!
モーターの故障
今まで説明してきたボタン不良、ヒューズ切れ、パッキン挟み込みのどれでもないのにスライドドアが動かない!
それだとモーター本体が故障してる可能性があります。
スライドドアはワイヤーで繋がれており、それをモーターで巻き取るイメージで開閉します。
そのモーターが故障すると電動では動かなくなります。
とりあえず動くんだけど「ガッガッガッ」って感じで動きがぎこちない場合も、モーター故障の前兆かもしれませんね。
モーターが故障した場合は交換が必要になります。
その修理費用が約7万円くらい掛かります!激高です。笑
「スライドドア1枚にそんな大金払えん!」
そう思う人はドアを繋いでるワイヤーを切ってもらい、完全手動式にする人もいますね〜。
新車3年以内ならば保証が効くので、無償で交換してもらえますが、それ以外だと実費で修理になります!
僕としてはスライドドアの手動化も選択肢の1つとしてはアリかなぁ〜と思いました。
「ピーーピッピッピッ」とゆっくり動くドアを待たず、「ビューン、バンッ!」で終わりです。笑
ワイヤー切れや劣化
スライドドアを操作しても、動かないけど「ウィーン」や「カツカツカツ」など音がするなら、ワイヤーが切れてる場合が考えられます。
先ほども言いましたが、ドアとモーターはワイヤーで繋がっており、引っ張る事で動きます。
このワイヤーが切れるとどうなりますか?
はい。モーターだけが回るだけでスライドドアは全く動きませんね!
ワイヤーも劣化するもので、何年も乗ってると動作回数もかなりの数になるでしょう。
それで、ある日突然ブチン!と切れてしまいます。
または、ワイヤーが部分的に伸びたりすると、ドアの動きがギクシャクしたり、開閉速度が変わったりしますね。
このワイヤー切れの場合も、モーター交換同様な修理が必要になるので費用も約5万円くらい必要になります。
すでにワイヤーが切れてるなら、いっそのこと手動で開閉するようにしても良いかもしれません。
どうしても電動スライドが必要ならば、修理依頼をすることをオススメします!
初心者が手を付けれる部分ではないし、ミスをすれば余計に悪化する可能性もあるので。笑
最後に
スライドドアが開閉しない原因について書いてきました。
原因だけ見ても、色々あってよくわからない部分もありますよね?
突然スライドドアが動かなくなったら、これらの事をふと思い出してみて下さい。
「原因はひょっとして〇〇かな?」
と冷静に修理を依頼する事が出来るかもしれません。
急いでる時には反対のドアから乗り降りをして、時間の取れる時にしっかり確認すると良いですよ!
もしくは10年近く乗った車で、走行距離も結構いってるならば、車の買い替えを検討するのもアリですね〜。
年式が古いと査定も50万円くらいが良いとこなので、僕なら「スライドドアの修理に7万円出すくらいなら買い替えるわ!」となります。
車の価値はみるみる下がっていくので、高く売れるうちに乗り換えるのも良いかと思います!
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最後まで読んで頂きありがとうございました(^_^)
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