今回は日本ライティングさんの『ゼウスクリア』シリーズの一つ!
ガラスコーティングコンプリートキットの方を施工・レビューしていこうと思います!!
以前の記事でホイール用ガラスコーティングの方をレビューしましたが、スポンジも塗り伸ばしやすく施工性抜群だったので、今回も期待できますね^^
→ホイール用ガラスコーティング剤ゼウスクリア!施工性が抜群に良く強烈な水弾き!
また、ボディへのコーティングに伴い、事前に下地処理の方は済ませてあります。
下地処理に関しては、以下の記事を参考にしてください↓
→【手抜き厳禁!?】車のガラスコーティング前の下地処理を自分でやってみた!!
ゼウスクリア【ガラスコーティングコンプリートキット】
では、早速中身の確認と、コーティングの特徴・施工時の注意点について書いていきますね!
キット内容物について
内容物は以下の通りです。
- ガラスコーティング剤 23ml
- メンテナンス剤(撥水コーティング剤?) 80ml
- 脱脂剤 23ml
- 洗車用シャンプー 120ml
- 鉄粉取りねんど
- 塗布用スポンジ(大1個、小1個)
- マイクロファイバークロス 2枚
- 施工シール1枚
- 取扱説明書
脱脂剤に加え、鉄粉取りねんどまで付属するのが嬉しいですね!
まぁ今回はねんどは使わないんですけど・・
あとメンテナンス用のコーティング剤も付属しており、まさにコンプリートキットと言えます。
ちなみにメンテナンス剤は撥水性が落ちてきたときに施工すると良いとのことで、約3ヶ月に1回ペースでの施工がおすすめされていますね。
大容量タイプが別売りでもあるので、なくなった場合でも追加購入可能です!
コーティング剤、脱脂剤も箱から出して、ズラリと並べてみます♪
パッケージもしっかりしているので、コーティングする際のモチベも上がりますよ。笑
ホイールのガラスコーティング剤もかなり余ったので、今回も余ると予想していました。
案の定半分以上余ったので、補修時や別のクルマにも試そうと思います。
脱脂剤に関しては正直容量が少なかったです。軽のタントでさえギリギリ全面脱脂できたくらいだったので・・・
ミニバンやセダンなど大きな車の場合、脱脂剤を別で購入しておいたほうが良いですね〜。
ちなみに、今回の商品はMサイズですが、Lサイズの設定もありコーティング剤と脱脂剤の容量が倍の46mlになります。
マイクロファイバークロスも洗車拭き上げ用・脱脂用・施工用2枚の計4枚くらいほしいので、別で揃えておくことをおすすめします。
施工中に地面に落とす場合も十分考えられるので、大量にもっておいて損はありません。
ちなみに僕はコストコ製?のカークランドのクロスを購入しており、大判サイズで価格も安く枚数も多いのでおすすめ♪
→カークランド (KIRKLAND) マイクロファイバータオル 36枚セット
専用の脱脂シャンプーもあり、20倍に薄めて使うタイプですね。
120mlの20倍希釈・・・。単純に20倍の水2.4L入れるのかな?と思いきや『2280ml』の水を入れるのが正しいみたいです(^_^;)
そういう細かい分量まで書かれている点はすごいと思います。
ホイールコーティング剤でも言ってますが、とにかく説明書が事細かく書いてあり超親切です。笑
説明書を一通り読めば、まず失敗する心配はいらないかなと思います!
ゼウスクリアの特徴
ゼウスクリアガラスコーティングの特徴は以下の通りです。
- 高光沢
- 撥水性
- 防汚性
- ガラス硬度7H相当
- 耐久性3年間
高光沢、防汚性というのはどんなガラスコーティングでも言われてるので、あえて言う必要もないですね。笑
ガラス硬度が7Hと聞くと「あれ?他より低くね??」と感じるかもしれませんが、それにも理由があります。
ガラスの硬度を上げすぎると、クラック(ひび割れ)が起きやすくなったり、施工時の液剤の伸びが悪くなります。
せっかく頑張って施工したのに、コーティングにひび入ったり、仕上がりがムラムラになるのは嫌ですよね?
日本ライティングさんのコーティングでは、このバランスの良いとこ取りをして設計されてるようです^^
ちなみに撥水性に関しては、少し疎水性の方が強いかなと感じました!
施工時の注意点!!
ガラスコーティング剤も安くはないので、絶対失敗したくない!!
そう思いますよね?
施工方法自体は、スポンジでコーティング剤を薄く塗布しすみやかにクロスで拭き上げる。という工程をパネルごとに繰り返す単純作業です。
しかし、実際にやってみるとムラになったり、うまく施工できなかったりしますよね・・
僕が説明書を見て、これは大事だな。と思ったことをピックアップしてご紹介します。
- コーティング施工時には水分は完全に除去しておく
- もし液剤と水分が混ざると白く白濁するため、水分を拭き上げた後に再度コーティング剤を塗布し拭き上げる。
- 拭き残しやムラがあったら、クロスで拭き上げる
- 拭き上げできない場合、上からコーティング剤を塗り伸ばし拭き上げる
- 作業後3時間は雨・結露等の水分厳禁!
- 完全硬化までの1ヶ月間はマイクロファイバーでの水洗いのみ可能
- 作業終了後最低6時間は洗車をしないこと!
【ゼウスクリア】ガラスコーティング施工
それでは、簡単に説明も終わったのでタントを洗車〜コーティング施工やっていきたいと思います!
これはコーティング前の状態ですね〜。
下地処理をしてからまだ2週間くらいなので、比較的キレイです。
シャンプー洗車からコーティング施工まで約3時間かかりましたが、時間に余裕をもってやることをおすすめします^^
専用脱脂シャンプーで洗車
専用シャンプー120mlを水2280mlで薄めてシャンプー液を作ります!
あらかじめバケツには水を入れておいたので、この中にボトル全量を流し込みます。
普通はシャンプー液を入れてから、シャワーの勢いとかで泡立てするんですが、水の分量が正確にわからなくなるのでやめました。笑
ご覧のとおり泡立ちはまったくありませんね・・。
でも、手でバシャバシャとしてあげれば、それなりに泡はできるので大丈夫ですよ!
ほら、良い感じになりました。
しかし、シャンプー液の量が少ないため、ガッツリ洗う人は間違いなく途中でなくなるので注意が必要。
ボディの汚れがひどい場合、普段使ってるカーシャンプーで予備洗いをしてから、そのまま続けて脱脂シャンプーを使ってあげれば良いと思います^^
あとは脱脂シャンプーでボディ全体を洗っていきます!!
(シャンプー液を無駄遣いしないように!笑)
脱脂シャンプー洗車が完了しました!
脱脂が完了した証拠でもある親水状態となり良い感じですね〜。
こんな感じで水が塗装面にべた〜と膜が張ったように流れていくようになれば脱脂OKです。
水分の拭き上げ
洗車が終わったら、水分を拭き上げていきます。
いつも使ってるカークランドのマイクロファイバークロスです。タグ部分はキズの原因になるので、強く引っ張ってちぎってから使ってますよ。
先程も書きましたが、ガラスコーティングに水分は大敵です!!
徹底的に拭き上げましょう!!!
とは言っても、1時間たっても垂れてきたりして厄介ですよね・・・。
僕もコーティング前の水分除去が大嫌いです。笑
普段から洗車してる人は、どこから水が垂れてくるか大体わかってると思いますので、その場所にティッシュを詰めておくとかすれば少しでも時間短縮できますよ^^
ちなみにこのタントカスタムの場合は、サイドミラーの付け根からまだ出るか!?というくらい水が垂れてきます。笑
ボディ全体の脱脂
水分を拭き上げたところで、次はボディ全面の脱脂作業です。
これは脱脂剤をクロスにつけて軽く拭き上げていくだけになります。
脱脂剤のふたをあけると、こんな感じで倒せば一瞬で液剤がなくなってしまうので取扱いには注意が必要ですね。
僕の場合、この大判のマイクロファイバーにつけて拭き上げていったのですが、どんどんクロスが脱脂剤を吸収してしまい、消費がひどかったです。
なので、脱脂剤を使う時はなるべく薄くて小さいマイクロファイバーを使うと良いと思います。
ずっと湿った状態だと、液剤を追加しなくても十分拭き伸ばせますので^^
ホイールコーティング時の脱脂では、スポンジを使って塗り伸ばしましたが、さすがにボディー全面はしんどいですからね。
ほら、あっという間にビンの中身はカラッぽになりました。笑
薄くて小さめのクロスでやってれば、間違いなく脱脂剤も余ったと思っていますよ・・
日本ライティングの脱脂剤には普通には落ちない汚れも、同時に除去する成分が入っているらしいです。
この通り結構汚れていましたね!黄色いクロスが黒っぽく汚れていました。
ガラスコーティング剤塗布〜拭き上げ
いざ、メインイベントのコーティング施工をやっていきます。
付属のスポンジで塗り広げて、すぐに拭き上げるだけの単純作業。
ですが、途中で水が垂れてきたりするので、そうなった場合水を拭き上げた後再度コーティング剤を塗布する必要があります。
付属のスポンジは大小が一個ずつあります。
主に大きい方を使い、ドアノブやグリル周辺などは小さいスポンジを使っていきます。
コーティング剤の口はこのように滴下できるような作りになっています。
まず最初はスポンジのすべりが悪いため、多めにコーティング剤を滴下させます。
僕は10滴以上スポンジに付けました。
あとは細かく区画を決めて、塗り込みと拭き上げを繰り返します!!
写真でも塗り込んでる状態ですが、スジのようなものが見えますでしょうか?
見えませんよね?僕も肉眼で見ながらあまりわかりませんでした。笑
特に白系のボディはどこを塗り込んでいるのかわからなくなるので、塗り込む前にしっかりと区画を決めて作業した方が良いと思います!
もし気温も低く、日光も当たってないのであれば、ドア1枚などのパネル単位での施工も可能かもしれません^^
日本ライティングの施工スポンジは2層構造になっており、段差部分も柔軟に塗り込みができます。
このようにドアノブの周辺の凹み部分にも入り込むので塗り忘れがしにくいです♪
いきなりですが、コーティング施工完了です!!
写真ではわかりづらいのと、写真を撮る余裕が無いってのが理由です。笑
どうですかね!?
ツヤ感については個人差があるので、はっきりは言えませんが、ボディのクリア層がさらに際立ってツヤが増したように感じます。
ちなみに施工後のスポンジはこんな感じで、パッドが剥がれるような事もありませんでした。
このスポンジは脱脂剤にはどうも弱いようなので、スポンジで脱脂するのはやめたほうが良いですね。
コーティング剤も半分以上残ってます。使用した量は3〜4割くらいでしょうか?
ホイールのコーティング剤同様、余った分はラップくるくる&2重チャックのジップロックで保管しておきます!!
本来は使い切りのようですが、もったいないので数カ月後に試しに他のクルマに施工したいと考えてます。
ガラスコーティング施工後
コーティング施工後の写真を数枚載せておきますね^^
すごくツヤに深みが出たのがわかってもらえるかもしれません!
このアングルは結構好きです。
コーティングや洗車後はだいたいこの角度から確認していますね。笑
今までは水ジミやウォータースポットがあったのですが、下地処理&ガラスコーティングでピカピカになりました。
メッキの部分もすごくないですか!?
曇りなきメッキですねw
同じくフロントグリルのメッキ〜
フロントバンパーのナンバー横の黒塗装してある部分です。
こちらもツヤツヤになり満足しています♪
1ヶ月後の撥水状態
汚れは付着するがスポンジ一発で落ちる!
さて、施工から約1ヶ月経過しました。
ものすごい汚れようですね・・・
というのも雪も降ったし、雨・雪の中高速道路も走ったので当然か・・・笑
これだけ汚れていますが、洗車をした際にスポンジひとなでで汚れはさっと落ちるようになりました!
これもガラスコーティングのメリットの一つですね〜。
防汚性がうたわれていますが、汚れにくさよりも汚れの落としやすさが向上したような感じです!
撥水性より疎水性が強い印象
ゼウスクリアのコーティング剤は撥水性となっていましたが、実際に試すと疎水性が強く感じます。
シャワーで水をかけると
こんな感じですぐに水が落ちてくれます!
例えばこのようにシャワーをかけたまま
ゆっくり横に動かしていくと〜
水が固まって落ちていくので、ほとんど水滴が残らないんです!
これは洗車後の拭き上げもかなり楽になりそうですよね^^
最後に
今回は日本ライティングさんのゼウスクリアシリーズ、ガラスコーティングコンプリートキットの方を施工してきました!
すでに洗車も3回くらいしていますが、撥水性も変わりなく健在です^^
それに毎回の洗車の時間が短くなり、気楽に洗車できるうえ、時間もかからないので楽しく感じます!
気になる方はぜひ、チェックしてみてください↓
また、他のゼウスクリアシリーズも記事にしますので、ご覧いただけると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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