ワイパーはフロントガラスに雨や汚れがついた時に、それらを払い視界を確保するために重要なものです!
しかし、実際に水を払っているものはゴムなので、当然劣化もします。
ゴムが劣化すると、拭き上げが不十分で視界が悪くなったり、「ギュギュギュ」とビビリ音も出てくるのでとても危険だし、不愉快ですよね?
なので、定期的にワイパーゴムは交換する必要があるんですよ。
「でも、ゴムの劣化の状態なんてわからないし、どのくらいの頻度で交換すれば良いの??」
確かにまだ車に乗り始めて間もなかったりすると、どうやって判断していいかわからないですもんね〜。
「これはゴムの劣化の症状なの?」とか。
僕も昔は知らずのうちにゴムがボロボロになってて、知り合いが乗った時に 「なんでワイパー変えないの?」 とビックリされた経験もあります。笑
そこで今回はワイパーゴムが劣化した時の症状や、その見分け方などを解説していこうと思います。
ワイパーゴム寿命の症状とは?
それでは、ワイパーゴムが劣化して寿命になった時に出る症状を説明していきます。
「んんっ?この症状オレもあるぞ!」てなったらあなたのワイパーも寿命かもしれませんよ!
スジ状の線が残る
これはワイパーを動かした時に、普通は綺麗に水が無くなりますがスジの様な拭き残しが出来ます。
原因としては、ワイパーゴムについたホコリや異物などが原因だったり、劣化で一部分だけ硬くなってたりすることでなります。
あとは、一部分だけゴムが切れたりしても発生してしまいますねー。
そんな時は、汚れてもいいタオルを水で濡らし、ワイパーゴムのガラスと接触する面をなぞる様に拭いてみて下さい。
それでスジが残らない様になればラッキー!!
ダメならワイパーゴムの交換が必要になります。
拭きムラができる
ワイパーで水を払った時に、綺麗に雨を除去できる部分と少し水が残り、完全には拭き取れない場所が出てくることです。
「ここは綺麗に取れてるのに、こっち側全然水残ってんじゃん!!」となります。笑
これはゴムにひびが入ってたり、部分的に硬くなったら出てくる症状ですね。
いつも一定の力でガラスに押し当てながら拭き取ってるのが、その部分だけ力が入らずにムラになってしまうんです。
ガガガと引っ掛かる状態になる
いわゆるビビリ音が発生することですね。
ワイパーゴムとガラスの摩擦が高まり、引っかかりながら動くと「ガガガ」「ギュギュギュ」の様な不愉快な音が出ます。
これはゴムが劣化し硬くなることで起こりやすい症状で、他にもワイパーの当たり角度や、ガラス面の汚れなどが原因の場合があります。
僕自身、このビビリには悩んでた時期もあったので、嫌いです。笑
ワイパーゴムを交換しておさまる確率は半々といったところでしょうか?
ビビリ音では、悩んでる人も多いのでクセものですね〜 よければ以下の記事も参考にしてみて下さい!
→ワイパービビリ音がうるさい!!5つの原因と対応について解説
ただ、ビビリの原因はそれだけではないので判断はしづらいですが、以前交換して1ヶ月以上経ってればゴムの寿命であると判断していいと思います。
水がにじむようになる
いくらワイパーを動かしても、ベチャ〜と塗り広げた様ににじみます。
ゴムの変形、硬化やひび割れにより切れてるとほとんど水をかき取る事ができなくなるので、このような症状が出ます。
この症状はほぼ確実にワイパーゴムが逝ってると判断していいですね。
水がにじむと、前方がかなり見辛くなるので運転していて危険です!
なるべく早い段階でワイパーゴムを交換しましょう!
僕はこのにじみの症状になって、約半年そのまま乗り続けました。笑
「危険って言ったお前が交換してないじゃん!」
ごもっともです。
でも僕はガラスにコーティングしており、思ったほど気にならなかったんですよね〜。
撥水コーティングを施しておけば、基本的に雨が走行風で流れてくれます。
なので、中途半端に弱い雨などでない限り基本ワイパーは使いません!
てか、使うと逆に見にくい時すらあるくらいですから。
ちなみに、この高耐久タイプのガラコを使ってるんですが、本当に1年くらい効果が持ったと思います。
そして車検の時期を迎え、交換しないと通らないので、ワイパーゴムを交換しました。
結局そのゴムは、約3年使い続けてましたねー。笑
寿命になったワイパーゴムの見分け方
ゴムが寿命になった時の症状は大体わかったと思います。
今度は、ワイパーゴムがどの様になるのか?
外観の劣化具合を確認していきましょう!
ひび割れ
ワイパーを長らく使ってると、ゴムにひびが出てきます。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、横方向にひびがツーっと入ってるのが見えますね。
ゴムは紫外線に弱いので、屋根がない青空駐車場に止めてたりすると劣化が早まります。
ゴムが切れている
ゴムにひびが入った状態でしばらく使ってると、そこから切れていきます。
特にワイパーの両端は切れやすく、写真でも根元からごっそりやられていますね。
写真は、僕が3年使い続けたものなんですが、他にもこの様な切れ方が2箇所ありました。笑
ちなみにゴムは凍った状態で動かすとカチカチになってるので、即切れる恐れがあります。
寒冷地でなくても、フロントガラスが霜で凍りついてる時は要注意ですよ!
僕もおそらく、ガラスが凍りついてる時に、無理やり動かして切れたのだと思います。
硬化、変形している
長期間使ってると、ワイパーゴムはガラスに押し付けられた状態のまま硬くなってしまいます。
ワイパーアームを立てて、ゴムをストレスフリーにしてあげて確認してみて下さい。
写真の様に、どちらか一方に曲がったまま戻らなかったり、手で触って明らかにゴムの感触でないくらい硬くなってる様なら寿命ですね。
そのまま使い続けていると、ビビリの原因にもなってきますよ。
最後に
ワイパーゴムの寿命について書いてきました。
『ゴム寿命の症状』
- スジ状の線が残る
- 拭きムラができる
- ガガガと引っ掛かる状態になる
- 水がにじむようになる
『ゴム劣化の判断』
- ひび割れ
- ゴムが切れている
- 硬化、変形している
これらの症状や状態が見られたら、寿命と判断してワイパーゴムを交換しましょう!
交換方法も簡単なので自分でやってみても良いですねー。
オートバックスなどで交換してもらうと、ゴム代以外に工賃500円くらい取られてしまいます・・・
実際、ゴムの推奨されてる交換時期としては1年ごととされていますが、本当はまだ使えるのに交換するのは勿体無いですよね?
逆に、本来交換しなくてはいけないのに、僕みたいにいつまでも大丈夫!と思い続けるのも問題です!笑
自分でワイパーの良否がわかる様になれば安心ですし、友達や家族にも教えてあげると良いですよ(^ ^)
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