タントカスタムのタイヤを先日11月の中頃に、元から持っていたスタッドレスタイヤ(ホイール付き)にはめ替えを行いました。
このスタッドレスタイヤは、オートウェイで安く購入したもので、ホイール付きで総額4万円くらいと格安!!
冬シーズンしか履いていないタイヤではありますが、値段も安いので、性能・寿命の面でちょっと不安な面もww
って事で、今回は注意深く点検をしながら交換したので、その様子じゃないですけど、チェックポイントや、気付きを書いていこうと思います!
もう今は1月なので、本来交換して備えなければならないのですが、1〜2月にかけて最も冷え込みます。
交換をまだしてない場合や、すでに交換してても、3〜4年目のスタッドレスを履いているなら一緒にチェックしていきましょう!
ちなみにスタッドレスタイヤは、グッドイヤーの『ICENAVI ZEA2(アイスナビ ゼア2)』です。
→スタッドレスタイヤ交換時期の目安は?長距離帰省などで山間部を走るなら要注意!!
まずは保管状況から!カバーって大事ですね
こちらが我が家のベランダで、約1年間保管していたスタッドレスタイヤになります。
写真でもわかるように、タイヤカバー上部の方に裂けた跡が・・・笑
毎年の事なんで特に驚きません!
ただ単に僕がケチって、安いカバーをつけてるんですよね〜。
タイヤカバーをめくると、やっぱりね!
タイヤから外す最中にも、握るとこがどんどんビリビリ破けていきました。笑
まぁ、今年もこれは使えないので、新しいのを買わなければなりません。
スタッドレスタイヤが1年ぶりのお出ましです!
一見わからないかもしれませんが、結構汚れてます。
このタイヤを保管する前には、きちんと洗車してタイヤ交換、カバーをする前に拭き上げまでやったんですがこの有様・・・
どうですか?
雨も浸みてきて、それが乾いて〜の繰り返しで、汚れまくってますよ。笑
まだ、安いホイールなので我慢できますが、インチアップした社外ホイールなどがこんな風になったままだと、嫌ですよね〜!
このタイヤカバーは、1000円以下の商品で、防水性ありと書いてありますが、よーく見ると、撥水コーティングがしてあるだけの商品。
要するに「軽い雨なら大丈夫だけど、長期間だと、劣化して水も浸みてくるよ!」って感じです。笑
タイヤカバーはケチらずに、しっかりした防水性・耐久性があるものを選んだ方が良いですねぇ。
僕は毎年買い換えてるので、3000円を無駄にしてきました。
それだけあれば、そこそこのものが買えるので、長い目で見てもタイヤカバーは良いものを選ぶべきですよ!
タイヤのひび割れ・残り溝をチェック
ビリビリ破きながらも、カバーを剥がし終えました!
次にタイヤの外観チェックをします。
外観やひび割れに関しては、大きな問題は無さそうですね。
小石が挟まってたので、それを取り除いたくらいでしょうか。
万が一クギなどが刺さってたり、タイヤ側面にポコっとふくらみがあったら、買い換えを検討した方が安全ですよ!
予期せぬ外傷だとしても、それが大事故につながる危険があるので、お店の人と相談しましょう。
問題のタイヤを持っていくと、判断してくれると思いますので〜。
→タイヤの寿命をひび割れだけで判断しては危険!!劣化を見極める方法
プラットホームの残りを確認!
夏タイヤの寿命の判断としては、『スリップサイン』がありますね。
スタッドレスタイヤの場合は、『プラットホーム』をチェックしなければなりません!
写真でもわかるように、プラットホームはスリップサインと違った目印になってるので、確認しましょう。
グッドイヤーの場合は、雪だるまさんの横に『↑』マークがあります。
メーカーによって違うので、戸惑うかもしれません。
ならば、メーカーのHPに確認方法が記載されてると思うので、確認してみるのが確実ですよ!
タイヤ側面のプラットホーム目印を上に登っていくと、溝の間に山が見えます。
写真の青丸の部分がプラットホームになりますね!
このプラットホームは、スリップサインの1.6mmと違い、『残り溝5mm』以上なければいけません!
夏タイヤの磨耗5mmはまだ使えますが、プラットホームまでタイヤが磨耗してると、冬タイヤとしての機能は使えないという事ですね。
装着位置で磨耗というのは変わるので、しっかりと4本とも確認します。
一番磨耗が進行してるであろうタイヤです。
(実際は、年ごとでローテーションしてたので、あまり変わらず。個人的な判断です。笑)
プラットホームまでの残り溝は2mmってとこでしょうかね。
タイヤ4年目にして、まだまだ使えそうじゃないですか!
でもさすがに溝も減ってきたし、新品から4年も経過してるので、来年の冬には買い替え時期ですね〜。
→スタッドレスタイヤの寿命や年数はどのくらい?冬以外に乗っても大丈夫!
ゴムが硬くなってないか?
スタッドレスの命は、ゴムの柔らかさにあります!
柔らかいゴムとタイヤに無数に入った溝で、凍結路面の水膜でもしっかりグリップが効くんですよ。
なので残り溝はOKでも、ゴムが硬くなってたらアウトです。
硬くなりにくい特殊なゴムを使ってるとはいえ、年月とともに劣化してくるんですね。
スタッドレスタイヤに交換する前は、必ずゴムの硬さもチェックしておく必要があります!
「でも、どうやって調べれば良いのさ?」
僕も自己流でしかないんですが、爪を食い込ませて確認するのがおすすめですよ!
専用の計器類を使えば測定できるみたいですが、そこまでやる必要はないんじゃないかなぁ〜と感じます。
実際に爪をタイヤ表面に押し付けた状態です。
結構食い込んでるのがわかりますか?
そこまで力強くしなくても、スタッドレスタイヤの場合はこのくらいが普通です。
これくらいを目安に!とは言えませんが、夏タイヤと比べて全然柔らかいなら問題無いですよ〜!
ちなみに夏タイヤにも、同じくらいの力で爪を押し付けても全然食い込みません!
写真はその状態を撮ったんですが、寒いし硬いしで爪が曲がりそうでしたね〜。笑
今回交換するスタッドレスには『X3114』と記載されています。
これは『2014年の第31週に製造された』という表記になります!
1ヶ月が約4週なので、2014年の7月末からのタイヤって事になりますね〜。
夏タイヤも新車から一回も交換してないので、同じくらいの製造年月でした。
両方のタイヤとも4年目に入ってるので、同時期にタイヤ交換することになるかもしれませんね。笑
ホイールの裏側も忘れずに!
「ひび割れ、溝、硬さとも全部OK!さぁはめ替えよう!」
と思うかもしれませんが、ちょっと待って下さいね〜。
長い間保管していたタイヤやホイールは裏側もきちんと点検した方が良いです!
タイヤ側面の裏側は確認しても、ホイールの裏側で目につくのは、汚れくらいですよね?
でも実はホイールバランスを取るためにウェイトが取り付けられてるので、これの剥がれ等が無いかチェックする必要があるんです!
これがバランスウェイトと呼ばれるものです。
これは両面テープみたいなので貼り付けられてるので、劣化などで剥がれやすくなってる場合もあります!
全てのホイールにちゃんとついてるか確認しましょう!
ウェイトが一枚でも剥がれてしまうと、すごい振動とかが起こります。
それは、再度ホイールバランスを調整することで良くなりますが、せっかく交換したのにお店で作業してもらうと二度手間になってしまいますからね!
ちなみに今回は、ウェイトの剥がれは無かったですね。
そして、このスタッドレス用のホイールを購入してから、一度もバランスも調整してません!
一般的には「1年に1回はバランス調整が必要!」という人もいますが、僕はあまり気にならないのでやってないだけです。笑
正直、ホイールバランスをこまめに調整してる人の方が少ないように感じますね〜。
→ホイールのバランス調整は必要?バランス不良の症状や方法について
タイヤの汚れも今のうちに落としておく
タイヤの性能面には、直接影響は無いかもしれませんが、タイヤが汚れてるのは嫌なもんですよね?
ましてや、タイヤの裏側なんて洗車でキレイにするのって大変です。
なので、この際取り付ける前に洗浄しておく方が良いです!
今回スタッドレスタイヤを、ベランダの地面に平積みにしていたせいか、一番下のタイヤがすごいことになってました。笑
白っぽいカビみたいなのが、一面についてますね〜。
良く見ると、ウニョウニョした虫とか卵っぽいものまでついていましたよ・・・
特に夏なんかは虫にとって絶好の生息場所なんで、住み着くってことですかねぇ。
タイヤを保管する時は、直接地面に触れないように専用のラックを使ったり、スノコなどを敷いておくだけで全然違うと思います!
僕も今度からそうしたいです!笑
とりあえず水とスポンジでゴシゴシ洗いました!
これだけで十分キレイになりましたね〜。
乾燥させてみると・・・
意外とシミっぽいのが残ってるじゃないですか!
やっぱり1年間の汚れって、簡単には落ちないんですねぇ〜。笑
このタイヤは、今年で終わりの予定なので、洗剤は使わずこのまま行きます!
スタッドレスタイヤ交換
このタイヤ交換の工程に関しましては、別記事で詳しく書いているので、割愛させていただきます!
純正ジャッキで一本ずつ交換しても慣れれば、30分くらいあれば出来ちゃいます。
中古のタイヤホイールセットを、持ち込み工賃払って交換してもらうよりも全然得なので、やってみようかな〜と思う方は参考にしてみて下さい!
タイヤ交換中の写真です。
僕は賃貸アパートに住んでいて、駐車場も共同なので、周りの目が気になるんですよね〜。
なので、なるべく音を立てずにエッサホイサと作業してます!
最後のトルクレンチの「カチンッ」という音以外はほぼ無音でやってるつもり・・笑
今回は写真を撮りながらの作業でしたが、大体タイヤ運搬含めて40分くらいで完了です!
「ふー疲れた!テレビでも見るか〜」というのはまだ早いですよ?笑
タイヤの空気圧を調整する
1年間放置したタイヤは、規定値よりも空気圧が下がってる可能性が高いです!
なので、なるべく早い段階で空気圧を調整する必要があります。
空気圧が低いまま運転すると、燃費悪化やグリップ性能の低下、バーストの危険も出てくるので!
僕の場合は、全てのタイヤが1.7キロくらいまで下がってました(規定値は2.2キロ)
と言っても僕の場合は、タイヤの寿命を伸ばすために、わざと空気を抜いて保管しています。
通常は2.5キロくらいで使っており、およそ2キロくらいまで空気圧を下げて保管してました!
なので、0.3キロ下がったことになりますね〜。
→車のタイヤの保管方法はどうする?長持ちさせるオススメな6つの方法
ここまで下がってしまうと、見てもわかるくらいにタイヤが潰れてました。笑
それで、すぐにセルフのスタンドへ、空気を入れに運転をして行きました。
すると案の定、アクセルを踏んだ瞬間に「ザザザッ!」とタイヤが一瞬空転してしまったんですね。
「空気圧が低いだけでこんなにグリップ力無くなるんだ!」と思いましたねぇ〜。笑
これが雨だったら、確実にスリップしてたでしょうね!
せっかくスタッドレスタイヤに交換したのに、空気圧が低いというのはかなり危険なので、なるべく早く!いや、すぐに空気圧を調整することをおすすめしますよ!
→タイヤ空気圧の入れ方は簡単!セルフスタンドでも無料で気軽にできますよ
最後に
スタッドレスタイヤ交換時の、注意点などについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
新品のタイヤなら問題無いですが、これが2年、3年と経過することで、リスクが高まってきます。
タイヤの寿命は平均4年間と言われてますが、スタッドレスタイヤはそうではない!という事を頭に入れておくと良いと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)
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