今乗ってるムーブの鍵は、近づくと開いて、離れると締まります。
いわゆるスマートキーで、電子キーをバックとかに入れておくだけで勝手に開閉やってくれる優れもの。
しかし最近どうも調子がおかしく「アレ?鍵が開いてる・・・」というのが増えました。笑
エンジンをかける時にも、ピーっと鳴って『キーが無いですよ〜』の警告灯が点滅することもしばしば。
「電子キーの電池が弱ってるな!」と確信しました。
調べてみると、電子キー電池の寿命は1〜2年くらいだそうです。
「わたくし中古車で買って、3年以上使ってますけど・・・?」笑
しかも、中古で買った車なので、以前の持ち主がキーの電池を交換したかもわからない始末です。
そこで今回は急遽電子キーの電池交換をすることにしましたー!
キーのカバーの開け方とか戸惑ったところもあったので、合わせて書いていこうと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい(^ ^)
キーの電池は何種類かある
まず、キーの電池にはボタン電池と言って、丸くて薄い電池が使われます。
車のキーの電池と言っても、メーカーや車種が違えば変わってくるみたいで何種類かあるんですね。
・CR2032
・CR2016
・CR1632
・CR2025
軽く調べた感じだけでも、上記のような電池が使われているそうです。
今回、平成20年式のL175Sムーブカスタムでは、『CR2032』が使われていました。
ダイハツ系の車はほとんどこの電池っぽい感じでしたね〜。
10年くらい前のダイハツ車だと『CR1632』とか使われてるっぽいです!
何はともあれ、電池は間違えないようにしないといけませんよね?
僕は今回、行き当たりばったりで、分解し交換したので、現物の電池の型式を確認して買いに行きました!
なので、間違えようがありません。
でも、後で車の説明書を見てみると、全然違う型式の電池が書いてあったんです。笑
しかも、図解されてるキーの形も明らかに違うし・・・
車の説明書に書いてある電池の型式を、信じ過ぎるのも良くないかもしれません。
確実なのはディーラーに問い合わせるか、僕みたいにキーをバラして確認するかですね!
それを踏まえたうえで電池交換行ってみましょう!
電子キーの電池交換方法
まず、必要なものを紹介します。
- 精密プラスドライバー
- ボタン電池
この2つだけです。
あとはやる気があれば完璧ですねー。
精密プラスドライバーとは、先端が小さな『+』の形をしたやつです。
写真は100均の精密ドライバーセットですが、これで十分交換できますよ〜。笑
持ってないならば、100円ショップへGOですね〜!
電池交換の手順も
1. キーのカバーを外す
2. 電池カバーを開ける
3. 電池を交換する
4. カバーを戻す
の4ステップです。
1つずつ説明していきますね!
キーのカバーを外す
これが、ムーブの電子キーになります。
約10年前の車ともなれば、キーも傷だらけですねぇー。
電池はボタン電池が使われているってのは知ってたので、電池が入りそうな所を探してみます。
・・・無い!!
無いじゃないですか!
周りを舐めるように見回しても、それっぽい所はありません。
「どうしよう・・・」
この時、車の中ですぐ分解に入り、説明書も家にあったので見るに見れません。
ボタンがついてる面に、ボコボコした部分があったので、「ここから開くのかな?」と思い、親指でスライドしてみました。
全く動かず、虚しいですね。笑
あっ!キーはプラスチックで出来てるので、無理に力を入れちゃダメですよ〜!
パキッと割れてしまうかもですからね。
「とりあえず、金属キーを外してみるか」
写真でいう、キーホルダーがたくさんついてる部分ですね。
電子キー上部にあるスライド出来る部分を、矢印方向にズラします。
そしてそのまま、金属キーを抜けばスッと抜けてくれますよ〜!
はい!外れましたね。
これは、車種によってやり方が違いますが、大体こんな感じについてると思いますよ。
金属キーは外しましたが、当然こんなとこにボタン電池はありません。
しかし、キーを外した部分をよくよく見てみると〜・・・
「なんか切り欠きが入ってるな。ここから外せるんじゃね??」
やっぱ最初のように、リモコンの電池を変える時みたいにスライドさせるのかと思いました。
さっき無理やり開こうとした側面の反対側をスライドさせてみることに。
ダイハツマークがある方ですね!
ウリャッ!
すると、なんか少し動いた感じがして、少し隙間が出来ました!
「ここから開くのか!!」
と思いましたが、どんだけ強くやってもそれ以上開かず、何かで引っかかってる感じでしたね〜。
金属のキーを抜いた時にスライドさせた部分をもう一度ズラしながら、ダイハツ面をスッと動かしてみると外れました!
なんだか全然軽く外れましたねー。
思いっきりやってた自分が恥ずかしいです。笑
キーのカバーをそのままスルスル抜いて外しました。
電池の絵が書いてあり、ビスでカバーされていますね。
「やっと見つけたぞ電池め!」
僕は、この時初めて電池の型式を知りました。笑
家への帰り道のコンビニに無いかな〜?と思いミニストップへ!
ありました!
最近のコンビニは何でもありますねぇー。
ボタン電池のCR2032を1つ購入!
お値段税込258円なり〜。「高っ!?」
100円ショップでは、2個入りで100円とかですが、やはり品質が信用できないので、高くても買いますよ!
電池カバーを開ける
次に電池を覆ってるカバーを外します。
ここで精密プラスドライバーの出番です。
電池カバーのビスは本当に小さかったので、一番小さいサイズのドライバーを使いましょう!
大きいサイズを使って、無理に回そうとすると、ズルッと滑ってビスの頭を舐めちゃうので、あったサイズのドライバーを使って下さいねー。
ビスが舐めるというのは、ビスの『+』部分が潰れてしまうことです。
こうなると、ビスが外せなくなります。
修理するには、お店で専用の工具を使い取ってもらうしかありません。
精密プラスドライバーを使い、4本のビスを外していきます。
緩めた感じ、全然力は必要ありませんでした。
ちょっと、クイッと力を加えるくらいでしょうか。
外したビスは小さいのでどこか容器の中などに入れておくようにして下さいね〜!
無くしたら、探すのがものすごく面倒なので。笑
ビスを全て外しました!
キーをひっくり返して、カバーが外れたらいいんですけど、僕の場合はビクともしませんでした。
そんな時は、電池カバー周辺に切り欠きみたいなのがあるので、マイナスドライバーを突っ込んで、クイッと持ち上げます。
すると、あとは手で外すことができますね!
写真のようにカバーが浮いてきたはずです。
ジャーン!あとは手で外せば電池と対面です!
『26、11』?
「平成26年、11月ってことだよなぁ〜?」
ちょうど3年くらい前に前オーナーか中古車屋さんが、交換してくれてたんですね。
電池の周りには丸いパッキンがついてます。
それは再利用するので、取っておいて下さいね。
一応パッキンがなくても大丈夫ですが、雨が降った時の水侵入防止ですかねぇ〜。
電池を交換する
ここまで来たら終わったようなもんです!
キーを逆さにして、膝か何かにトントンしてみて下さい。
ボタン電池がポロッと落ちてくるはずです。
僕が買った電池がホントに合ってるかの最終確認です!
大丈夫そうですね〜。
良ければ、新品のボタン電池を写真のように切り欠きに潜り込ます感じではめ込みます!
はめたら、全体を軽く押して、奥まで入れて下さい。
カバーを戻す
ここからは、外した手順の逆になりますね。
電池周辺のパッキンを溝に入れます。
そして、電池カバーを取り付けて下さい。
この時はパッキンがズレないように、ゆっくり上から被せるようにしましょう!
4本のビスで電池カバーを固定します。
ビスを緩めたくらいの力で締めれば全然大丈夫ですよー。
ダイハツマーク付きのカバーを、戻します。
溝にはめてスライドさせる感じでやればスムーズにいきますよ!
最後にカチッと音がするまで押し込みます。
ここで注意点が、そのまま無理やり閉めないことです!
金属キーを外した時に触った部分をスライドさせながらでないとカバーが取り付けられないので注意しましょう!
カバーを取り付けたら電子キーの電池交換は完了です!!
キーの電池を抜いたことで、車の制御として不具合は起こらないので、特に何も考えないで大丈夫ですよ〜。
最後に
電子キーの電池が切れたら、エンジンがかからなかったり、自動でドアの開け閉めもできないので、ものすごく不便ですよね?
今回の僕の件では、調子が悪い前兆がありましたが、ある日突然切れる場合もあります。
なので、定期的にキーの電池は交換した方が良いですね!
1年ごとでなくても、せめて車検の2年ごとに交換しておけば、ほぼ間違いなく電池切れを起こすことは無いので。
お店で交換してもらうと、500円くらい工賃取られるので、可能ならあなた自身で交換してみてはどうですか?
普段キーをバラしてボタン電池を見る機会もないので、勉強にもなるし、いざ自分でやってみると楽しいもんですよー。
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