水溶性溶剤を使用することで、素人でも本格ガラスコーティングができる『ギガクリスタル MK-10H』を施工しました。
1回目の施工でも十分満足いくコーティング効果は得られていましたが、冷静になって考えてみました。
もっと撥水性とかツヤが出ても良いのではないか?
そう思ったのも、1回目の施工時は手探り状態といいますか、僕もわかっていなかったのでベストな状態でコーティング出来てないと感じていたわけです。
例えば以下のような点ですね・・
- 脱脂が中途半端ではないか?
- きちんと塗り込めたか?
- 乾燥時間が少なかったのではないか?
どんなコーティングでも脱脂はかなり重要な事です。
それなのに、脱脂剤をケチって少量しか使用してませんでした。だから実は油分が残ってたかもしれません。
また、塗り込む際にもなるべく液剤を節約するやり方をしていたため、塗り漏れになってしまった可能性もあります!
他にもギガクリスタルは乾燥時間(定着時間)が必要で、冬場は約1〜1時間半の乾燥時間とありましたが、僕の場合は1時間だけしかやってません。
「1時間の乾燥じゃ短かったのかな・・?」
そう思っていた自分がいました。笑
そのため、色々考えた結果「もう一度重ね塗りしようではないか!」という考えになったわけです。
今回は施工2回目だからわかる施工する際のコツなども紹介しながら、2度塗りの工程を書いていきたいと思います!
まだ1回目のレビューを見てない!そもそもギガクリスタルって何?という方は、まず以下の記事をご覧ください(^^)
→ヌルテカをDIYで実現するガラスコーティング剤『ギガクリスタル MK-10H』
→初めてでも失敗しない硬化型ガラスコーティング剤『ギガクリスタル』レビュー!
ギガクリスタル施工後の状態を再確認
いきなり2度塗りを始めてもいいのですが、まずはギガクリスタル施工1回目の状態をご確認ください!
一回目のコーティング完全硬化後、約2週間くらい経過した状態です。
静止画ではわかりづらいかもしれませんが、きちんと撥水して水引きの良いところはあります。
一方で、少し水滴が残ったりする部分がありました。
やはり、しっかりとコーティングが乗っていない事が原因だと思われます・・・
僕は慎重に施工したつもりでしたが、脱脂は不十分だと自覚しております。他記事には「脱脂が超大事だよ!」と書いたんですけどね〜笑
続いてサイドパネル部にシャワーノズルで水をかけてみましょう!
うん。サイド部分はシャワーをサァーと流すだけで、すぐに水が流れ落ちていき良い感じですね〜(^^)
水引き具合がわかりづらいですが、写真左側のドアパネルについてる水は流れ落ちる最中です。
なので、しっかりと撥水効果で水は流れ落ちますよ!
シャンプー洗車で汚れを落とす
続いて、シャンプー洗車で表面の汚れを落とします。
コーティングの効果を見る目的もありますが、今回は2度塗りする点で必須項目になりますね。
早朝で日差しも弱かったため、シャンプー液を途中で流さず一気に洗い切りました!
タントカスタムは軽自動車としては大きいサイズですが、やはり車が小さい分洗車も楽ちんです(*´∀`*)
拭き上げで実感。1回のみ施工でも光沢はハンパない!
シャンプー洗車後の拭き上げをしたら、光沢が凄いことに気付きました!
撥水効果は微妙な箇所がありましたが、ツヤに関しては一回目のギガクリスタル施工だけで大満足ですね〜。
正直、軽自動車は塗装自体があまり良くないので、高望みはしてませんでした。
レクサスなど高級車ならコーティングとか無しでもスゴイ光沢があったりするんですけどね。
タントの屋根部分です。これだけ見ると我ながら6年落ちの軽自動車には見えません・・笑
一回目のレビュー記事でも書いてますが、本当に表面にクリアな層ができたようなツヤ感で良い感じ(^^)
そして、サイド部分の写真です。
サイド部分は元々の塗装面が悪いのか、鏡面みたいな反射感はありませんね〜。
洗車後の水分は可能な限り完璧に拭き上げる!
それでは、シャンプー洗車も終わったことなので、ギガクリスタル2度塗り行ってみよう!
といきたいところですが、洗車後の水滴をなるべく完璧に拭き上げるのもポイントの一つです。
一通り水を拭き上げても、水滴って垂れてきますよね?
ドアやトランクを開閉する時や時間が経つとタラーンと垂れてきたりとホント厄介です。
具体的には以下のような部分に水が溜まりやすいです↓
- パーツ類のすき間
- ナンバープレート周辺
- サイドミラー
- ウィンドウのモール
- ドアノブ
など結構あります・・
ギガクリスタルの販売元の会社にも問い合わせたところ、やはり水分は可能な限り拭き取ったほうが良いとの事なので、完璧だ!と思えるくらい水は拭き取っておきたいですね〜。
フロントバンパー下部のパネルしたに溜まった水・・・
ナンバープレートからしたたり落ちる水・・・
フォグランプのパネル下から垂れそうになってる水・・・
サイドミラー下から拭いても拭いても湧き出る水・・・
などなど至るところから水は垂れてくるので、これら水分をできる限り(できれば完璧に)拭き上げたいところですね。
ちなみに、わずかな水であれば施工時スポンジで塗り込む際、吸収しながら塗り込めるので影響は無いとの事です!
なので、しずく状にポツンと水滴がついてるくらいでは大丈夫ということですね(^^)
シリコンオフで脱脂を入念に行う
納得いくまで水滴を拭き上げたら、次に肝心な脱脂作業を行います!
1回目の施工では、ピカピカレインの脱脂剤をケチって使いました。
ですが、今回はシリコンオフ(シリコンリムーバー)を購入したので、ガッツリ使っていきますよ。
しかし、このシリコンリムーバーが臭い・・・
人によっては気分が悪くなるかもしれませんね。ガソリンスタンドのような匂いがします。
このシリコンオフ(シリコンリムーバー)をマイクロファイバークロスに吹きかけ、ボディー全面を拭き上げれば脱脂作業は終了です。
また、エタノールと水を2:1の割合で割ったエタノール水もおすすめ!との事でアドバイスいただきましたので共有いたします(^^)
細かい部分用にスポンジをカットしておくと便利
ギガクリスタルに付属しているスポンジは大きいです。
そのため、ドアノブやサイドミラー部などの細かい部分の施工がやりづらいと感じました。
販売元に問い合わせたところ、スポンジを小さくカットして使ってください。との事。
僕は消しゴム大くらいのサイズにカットしました!
この通り、ドアノブのすき間にも問題なく塗り込めるようになるのでおすすめです!
注意点としては、クロス等で塗り拡げるのはNGです。
クロスの方にガラス成分が吸い取られ、ボディには溶剤分しか残らない自体になるそうなので・・・
ギガクリスタル2回目の施工
いよいよ、ギガクリスタル2回目の施工に入ります。
一回目と比べ、知識もましたのでより効率よくスピーディーに施工できるはずです!笑
ちなみにギガクリスタルは水溶性のため、時間にとらわれず、ゆっくり作業しても問題ありませんのでご安心を(^^)
スポンジに水を含ませると滑りが良くなる
ギガクリスタルを塗り込む際、スポンジの滑りが良くないことがあります。
そんな時は、スポンジに水を含ませ、固く絞った状態で使うと良いみたいです。
もしくは、霧吹きに水を入れておいて、滑りが悪くなったらスポンジ表面に霧吹きをするのも有効みたいですね〜。
液剤はスポンジとボディ側両方につけると効率UP
車の屋根やボンネットなどの大きな平面部を施工する時は、面積が大きい分液剤の消費が増えて滑りが悪くなります。
そんな時はスポンジだけでなく、車側にも数滴垂らしておくとかなり滑りが良くなり効率が上がります。
軽自動車の場合、1本でギリ3台施工可能
一通りギガクリスタルを塗り終わり、残量を確認すると、以外にも使ってないことに驚きがありましたね〜。
1回目施工と同じで、全体の3分の1くらいしか使いませんでした。
以前はまだコツも知らずにやってたし、しかも日差しも照っておりボディはほんのり温かくなってたので液剤の蒸発が早まったんだと思います。
乾燥時間をかなり超過してしまった・・・
やってしまいました!!!
ギガクリスタルを塗り込んだら、規定の時間乾燥させないといけません。
冬場なら、約1〜1時間半の乾燥時間が必要です。
そして、今回僕は約2時間半くらい乾燥(放置)していました。
果たして、乾燥時間超過が良いのか悪いのかわかりませんが、急いで余剰成分を流して拭き上げて完了!
1時間半の乾燥で時間があるから、別の車で家族と買い物にでかけてしまったのが、間違いでした・・・
ギガクリスタル等のコーティングを施工する時は、途中で外出・昼寝などはしないようにしましょう!笑
ギガクリスタル施工後
ギガクリスタル2回目の施工が無事?に終了しました。
そして、完全硬化の5日経過後の状態です!
全体のツヤと撥水性を見ていきましょう(^^)
光沢はさらに増した感じ
まずは、施工後のツヤの確認です。
やっぱ写真ではわかりづらいですか?
でも実物は明らかな変化があります。
「さらにツヤが増したような!?」という感想ですね〜。
ボンネット施工後↓
サイドパネル部の施工後↓
この施工後のツヤツヤ感は言葉では言い表せません!
なので、ぜひあなたもギガクリスタルを施工して体感してみて下さい(^^)
撥水性には大きな変化なし
2回目施工後の撥水効果ですが、撥水自体には大きな違いはありませんでした。
しかし、撥水のムラのようなものはなくなり、ボディ全面がキレイに撥水するようになったと思います!
①↓
②↓
③↓
結構良い感じの撥水性ですね〜。
しかし、撥水性能のはずですが、僕の家のシャワーをかけると滑水性みたいな感じになります。
雨が降れば、しっかりと雨粒コロコロができるのを期待しています(*^^*)
最後に
ギガクリスタルの2度塗り施工とコツについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
今回説明した施工時のコツに関しては、以下の記事で詳しく解説してるので参考にしてみて下さい!
→ギガクリスタルのコーティング効果を最大限に引き出すためのコツを解説!
ギガクリスタルを2回施工してみて感じたことは、やっぱり施工が楽!!って事ですね〜。
僕もコーティングで失敗はしたくないですし、あなたも同じ考えだと思います。
ギガクリスタルは塗り拡げて感想させた後、水で洗い流して拭き上げるだけの簡単施工です。
正直撥水性に関しては、他のコーティング剤と同じくらいですが、ツヤはかなりレベル高いと思いました。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい(*^^*)
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