車のヘッドライト透明レンズ部分を、薄暗い感じにするにはスモーク加工をする必要があります。
ライト内部のメッキ部分が目立ってしまうので、そこを薄暗い感じにする事でカッコ良く見えるんですね〜^ ^
目ヂカラが強くなるっていうか、いかにもイカつい感じになります。笑
人によっては「ダサい!」とか「車検に通らない」とか言われますが、個人的にはありだと思ってますよ。
「でも、車検は大丈夫なの?」というのが気になる点ですよね!
普通の人から見れば、車検に通らないと思われがちですが、絶対に通らない!という事はありません(^^)
そこで、今回はヘッドライトにスモークフィルムを貼った場合の車検について書いていこうと思います。
車のライトをスモーク化して、カッコ良くしたい方の参考になればと思います(^^)
ヘッドライトの車検基準で注意すること
ヘッドライトにスモークフィルムを貼った状態で車検に通すには、明るさ(照度)が最も重要です。
- 照度が1万5000カンデラ以上である事
- 照度22万2000カンデラ以下である事
- ロービームで40m先を確認できる
- ハイビームで100m先を確認できる
- 白色または淡黄色であること
- 色が左右同じであること
- 色温度が3000~6000ケルビン程度
- 光軸の良否
見てもらうとわかる通り、明るさには細かい規定があります。
検査官にもよるでしょうが、これよりも余裕を見て考えた方が良さそうです。
もっと細かい規定もあるんですが、ライトの明るさなどに関係するのはこのぐらいでしょうか。
あとは、地面からの取り付け位置や破損が無いかなど、言い出したらキリがありません。
明るさが充分あれば問題なし!
ヘッドライトにスモークフィルムを貼ると、当然のごとく明るさが低下します。
この時に規定された光量が出ていない場合、車検に通らないので注意が必要ですね!
だからといって、絶対通らないわけではないので安心してください(^。^)
「真っ黒だろコレ!」と思うくらい、度を過ぎた濃ゆさのフィルムの場合は、ほぼ光量ではねられます・・・
昼間にヘッドライトのインナーがしっかり確認できるレベルであれば、通る確率もグッと上がりますよ。
ただし、これは純正ヘッドライトがLEDかHIDである場合です。
ハロゲンランプの車では、間違いなく光量が出ないので、車検に通せません!
車検に通るかどうか以前に、濃ゆめのスモークフィルムだとホントに前が見えなくなるので、ほんのり薄暗いくらいがベストですね!
僕は以前、薄めのスモークフィルムをつけており、車検には通ったんですが、夜間の運転で前が見づらいと感じたので剥がしました。笑
それからスモークフィルムを貼るにしても、テールランプにしかやらないようになりましたねぇd(^_^o)
ただ、スモークフィルムで光量が少し下がっても、カッコ良い!と思うならば運転に支障がないレベルに施工するのは良いと思いますよ!
色付きフィルムは車検NG
車検の規格にもあるように、色味もチェックされます。
市販のファッションフィルムには、カラフルなものもあるので、色付きのものを選ぶ場合は注意が必要です!
ヘッドライトの明かりはフィルムを透過して照らされるので、どうしても色味も変わりますからね〜
なので、フィルムを貼るならば透明か半透明のブラック(スモーク)に限られると思います。
ブルー、ピンク、パープルなどの色付きフィルムは、車検NGって事になりますね。
でも実際にカラフルなフィルムを貼る人は少ないかなーと思います。
正直ピンクとかブルー色とかのフィルムは貼っても、車全体を見ると浮いてしまうのでおすすめ出来ません。
ヘッドライトだけ「ピンク!」とか嫌じゃないですか。笑
その点黒系のスモークフィルムは引き締まって見えるんで良いですよね(o^^o)
安価フィルムにはご注意を
フィルムにも色んなのがありますが、明らかに安すぎる外国産のものはやめた方が無難です。
フィルムと聞けば透明度が高いように感じますが、品質の悪いフィルムをよーく見るとボヤけてたりします。笑
するとさらに光が暗くなりやすく、車検に通らない場合もあるんですね。
『安かれ悪かろう』ですよ。笑
おまけにフィルムの施工面や耐久性にも影響ありなので注意して下さい!
スモークフィルムは温める事で少し伸びます。
そしてこの状態で、ヘッドライトに貼り付けていくのが基本です。
安いフィルムだと、温めても伸びない!最悪ピリッと破ける!なんて事も考えられますね。笑
なのでスモークフィルムを貼るなら、多少高くても国産で品質の良いものを選ぶ事をおすすめします^ ^
左右で明るさ・色味が違うのはダメ
これはおそらく問題無いかと思いますが、左右でフィルムの濃さや色が違うと車検に通りません!
大型のフィルムをカットして売ってあるはずなので、基本的に同じ色になります。
でも、ホイールを左右で違うタイプを履かせる人がいるように、スモークフィルムも左右で違う色を・・・
なんて人もいるかもしれませんよね。笑
その場合は車検に通りませんよ〜。って事だけ覚えておいて下さい( ´ ▽ ` )
ヘッドライトをスモーク加工するのに、塗装する方法もありますが、この場合は要注意ですね!
塗れば塗るだけ濃ゆくなるので、左右均等に塗装する必要がありますので!
もしスモーク塗装を考えてる場合は、自分ではなく、腕の良いプロにやってもらった方が無難。って事になります^ ^
最後に
ヘッドライトにスモークフィルムを貼った際に車検に通るのか?について書いてきました。
スモークを貼ったとしても、十分な光量が出ていれば、ある程度のレベルまでなら車検には通ります!
ですが、基本的に車検を受ける時の検査官によりますので、確実に大丈夫!とは言い切れない状態です・・・
ヘッドライトを黒っぽくカスタムする方法として、インナーのブラック塗装があります。
これならば真っ黒にしても車検OKですし、インナー黒の上からうす~いスモークフィルムを貼ると、かなり雰囲気もでます(^o^)
「どうしても車検に通る状態にしたいんだけど・・・」
そんな人は、インナーブラック塗装も考えてみてはどうでしょうか?
コメント