車高を下げた車はカッコいいですよね~
ローダウンした車は引き締まって見えて
走行安定性も高まるんです!
そんなローダウン車にする方法ですが
純正のままでは出来ません。
社外のパーツを買って交換する
必要があります。
でも、車の部品って結構高いですよね~
車高を下げる方法は以下3つがあります
- ダウンサス
- 車高調
- エアサス
このどれを選ぶかで金額も出来る事も
大きく変わってきます。
「車高下げるのは何が良いんだ~~?」
と悩んでるあなた!
僕の経験を元にそれぞれの方法を
解説していきます!
あなたの車をローダウンする際の
参考になればと思います。
ダウンサス
ダウンスプリングとも言って、純正の
サスペンションについてるバネ部分を
交換する方法です。
サスペンションは段差を乗り越えた時の
衝撃を受け止めてくれるものです。
ダウンサスは比較的安く、手軽に車高を
下げる事が可能になります。
スプリング本体は車種により違いますが
大体1万〜3万円もあれば買えます。
取り付けてもらう工賃は
2万〜3万円くらいですかね!
なのでダウンサスを取り付けるには
3万〜6万円の費用でできます。
ダウンサスはとにかく
安く済ませたい人におすすめですが、
こだわりが強い人はやめたが良いです。
なぜなら、ダウンサスは
ダウン量が少ない!
車高の調整が出来ない!
この2点が最大のデメリットです。
ダウンサスのダウン量は
20mm〜35mmの物がほとんどです。
車検に通るダウン量が
最低地上高9cmと決められてます。
一般的の乗用車の最低地上高が
約135mm〜155mmくらいのはずです。
なので、35mmダウン量のダウンサスを
取り付けても、最低地上高9cmまでは
あと10〜30mmの余裕があります。
僕もそうだったのですが、車好きな人で
ローダウンを考えてる人って車検に通る
ギリギリまで下げたいもんですよね?
でもダウンサスだと取り付けたが最後。
泣くも笑うも、もう調整出来ません!
その車高でお乗り下さい!
って事なんですよ。
このダウン量の少なさを理解した上でも
納得するなら、ダウンサスはとても良い
ドレスアップ手法ですね!
とは言ったものの、注意点があります!
実はダウンサスは安い様に見えて、結果的に車高調と同じくらい費用が掛かってしまう場合があるんですよ・・・
ダウンサス自体はバネなので寿命は基本的に無いんですが、他の部品などへの影響が心配なんですよねぇ〜。
純正ショックのスプリングを社外品に交換するんですから、明らかに規格外になるわけで、車への影響もそれなりってことですね。笑
僕も初ローダウンはダウンサスでした。
19歳でスポーツカーを買って、
「車高下げたい下げたい〜!」
と職場でも言ってたんですね?
すると、とある上司が
「おう!だったらダウンサスだぞ」
と安くて気軽に車高が下げれるからって
話で飛びつきましたね〜。
そして、週末に早速ダウンサス購入!
取り付けてもらいました。
完成のアナウンスが鳴って呼び出し・・
ワクワクしながらピットへ行くと
「・・・ん?」
「(車高下がったか?)」
本当に正直な感想がこうでした。笑
車高が変わったかよくわからないレベル
だったんですよ。
僕の場合はもっと下げたかったので
正直がっかりでした。
その時の部品代と工賃合わせて
5万円くらいだったと思います。
そして、1ヶ月後にこのダウンサス代が
無駄になってしまいます。
最低地上高9cmを求めて・・
【追記】ガッツリ下げれるダウンサスもある!
最近ではダウンサスの下げ幅が大きいものも出てきています。
40〜50mmダウンはゴロゴロ出ており、中には65mmダウンのものもあるんですよ!
タナベ製の『DF210』というダウンサスでは、車検ギリギリ受かるレベルまでのローダウンを可能になります。
「どーせダウンサスでは下がらないよ〜」と言っていた時代も終わったかもしれませんね〜。笑
他にも、以前はダウンサスや純正スプリングのバネをカットして車高を下げる手段もあったそうです。
しかし、この方法は車を痛めつける結果になる上、そもそも車検に通らなくなっちゃうんですよ・・・
それが『バネカットOK』のダウンサスが、ZOOMというメーカーから発売されたのでビックリしました。
通常状態でもダウン量が40mmくらいなのに、最大2巻までカットすれば、さらに20mmくらい下げることができる様になるそうです!
もちろん最低地上高を確保してれば、車検も通るとの事で後から「もちっと下げたい〜」という歯がゆい気持ちに答えてくれるダウンサスですね〜。
→ダウンサスをカットしても車検に通ってしまう?バネ切り方法や工賃について
ダウンサスの乗り心地やダウン量から見た、おすすめメーカーは以下の記事を参考にしてみて下さい!
→ダウンサスのおすすめメーカーはどれ?乗り心地やダウン量から比較
車高調
というわけで、次は車高調です。
ダウンサスのダウン量で満足しない人は
この車高調(シャコチョー)に走ります!
車高調は純正のサスペンション一式と
ごっそり交換します。
ダウンサスではバネだけ交換でしたが、
車高調は専用サスにバネも組まれた物
『車高調』は
その名前の通り車高の調整が出来ます。
これが最大の利点ですね!
調整幅も幅広く、ノーマル車高から
+20〜−60mmは出来る物がほとんど。
気になるお値段の方はピンキリですね。
安くて6万、高いと20万円超まで
色々あります。
工賃はダウンサスより少し高く
3万〜5万円ほどかかります。
車高調にするのに掛かる料金は
10〜25万円とお高くなりますね。
車高調にするにはお金がそれなりに
かかりますが、一度交換すると長く
使えます。
ショックダンパーの衝撃吸収する部分が
ヘタっても、2万円程払えば、
オーバーホール(分解・整備)
してもらえます。
そして最初にも言いましたが、
車高の調整が1mm単位で出来る
ことが大きいです。
全長調整式となってる車高調は
ネジを回す事で、車高を変えれます。
しかも、タイヤを外すことが出来れば、
素人でも簡単に調整出来ます!
これなら、
自分好みの車高にセッティングする事が
出来るので楽しいです。
僕もダウンサスを1ヶ月で浮気して
車高調に変更しましたが、
「初めから車高調にしとけば良かった!」
と思いました。
ダウンサスを勧めて来た上司は、
何も車に詳しくない人だったので
信じるんじゃありませんでした。笑
あと、車高調の減衰力調整については
あってもなくてもいいと思いましたね。
減衰力とは何か?
わかりやすく言うと、
乗り心地を柔らかくするか、
ゴツゴツ硬くするかって事です。
車高調には減衰力調整がついてるのが
ほとんどで、僕のにもついてました。
減衰力調整はサスペンション上部の
ダイヤルを回して調整します。
ネジを緩めると乗り心地が柔らかくなり
締めると硬くなります。
確かに乗り心地の変化はあるのですが
「正直必要ないかな?」と思いました。
車高調やダウンサスにしてる時点で
乗り心地は捨ててたんで〜笑
おまけに、しばらく乗ってると、
減衰力調整するネジ部分がサビで
回らなくなりました!!
「もう調整出来ないじゃん!
まぁ別にいいけどっ!」
ちなみに減衰力機能がついてないと
1万円くらい安くなりますよ〜
僕が今乗ってる軽も減衰力無しタイプを
購入し1年!特に問題なく使ってます!
ちなみに値段は
全部で55000円くらいでした。
エアサス
最後にエアサスです。
これもサスペンションですが、
普通のバネではなく、エアーで衝撃を
吸収するものです。
エアサスのメリットは車内から、
ボタン操作で即座に車高を
変更出来る事です。
スペックによりますが、
車高を全下げから全上げ状態までは
早いと1秒未満、遅くて10秒くらい。
高速とか道がキレイなとこを走るときは
低くして、悪路や段差を超える時には
車高を高く出来ます。
車高の調整幅も15cmくらいあります。
全下げ時に地面に車体が着地するくらいに
調整しても全上げ時にはノーマル車高に
することも可能です。
駐車場に止める時に、車を全下げにしておけば、
大事なホイールの盗難防止にもなりますよ!
ジャッキも入らないから盗みようないです。笑
エアサスと言えば高額で手が出ない!
そんなイメージが強いですよね〜
僕も初めはそうでした。
少し前はエアサスが60万70万円して、
工賃も10万以上でしたからね!
「安い中古車買えるじゃん!」てね。
ですが、最近は40万円くらいまで
値段が下がって来てます。
と言っても全然高額なんで、お金に余裕が
ある場合に検討する方がいいですね。
初めてローダウンするには敷居が高いので
将来の参考までに・・・^ ^
あと、純正でエアサス装着車の場合は
問題ないのですが、普通のサスペンションの
場合は、構造変更しないと車検に通りません。
僕がエアサスを取り付けたのがトヨタのセルシオです。
値段は40万円+工賃10万円で
税込60万いかないくらいでした!
純正エアサス者のため構造変更は不要でした。
走行中でも車高を調整できるってのは
とても便利で気に入ってましたね。
ですが、一つ問題が。
乗り心地が悪い!
当時の僕のイメージだとエアサスは
フワフワした乗り心地だから気持ち悪く
なるよー。
って聞いてたのですがとんでもない!
車が跳ねるんです!
エアサスの衝撃吸収はエアーで行います。
当然エアーをパンパンに入れたら、
エアーバックも潰れませんよね?
その衝撃がもろに車内に来ます。笑
最初はエアーをパンパンに入れた状態で
納車だったので、車が壊れたかと思うぐらい
跳ねました。
車内の荷物もジュースも悲惨な事になります。
エアーの量(圧力)が中間になる時に、
普段走行する車高状態で調整してもらうと
そんなに気にならなくなりました。
まとめ
車高を下げる方法を3つ紹介して来ました。
お金がなくて気軽にローダウンしたい場合は
ダウンサス。
自分で車高を調整したい。しっかり落としたい。
そんな人は車高調がおすすめです。
エアサスは金額が高いですが、普段段差が
多いところを運転してたりで、
あまり車高が下げれない人には便利です。
金銭面に余裕が出て来たら購入を検討しても
良いかもしれません。
車高を下げて走るのは走行安定性も向上し、
カッコいいです。
しかし、最低地上高を9cm確保していないと
違法改造車扱いになるので気をつけましょう!
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