僕がプッシュスタートの車を買ってから、初めて嫁に運転させた時の話です。
「えっ?コレどうやってエンジンかけるの?」
「メーターがついたり消えたりするだけで、エンジンかからないんですけど〜!」
と嫁が慌てふためいていました。
「それは、ブレーキを踏みながらボタン押すんだよ!」
そう言って、ようやくエンジンをかけることができました。
最近の車はどんどんプッシュスタートが増えてますよね?
プッシュスタートとは、エンジンをかける際にキーを回すのではなく、ボタンを押してエンジンの発停をするものです。
従来のキータイプは物理的に回せばエンジンがかかるものでした。
しかし、プッシュスタートはボタンを押すことしかできませんよね?
それだと、エンジンがかからないってなると焦ります。 僕も、いざそんな状況になったらテンパると思います。笑
そこで、今回はプッシュスタートでエンジンがかからない時の原因と対処法を解説していこうと思います。
あと、説明書に挟んであった注意書きに書いてあった、プッシュスタート車でやってはならない事もご紹介しますね!
プッシュスタートできない原因と対処法
エンジンがかけれない原因としては以下のものがあります。
自分が当てはまってないかチェックしてみて下さい!
- ブレーキはしっかり踏んでるか
- ギアはパーキングにあるか
- ハンドルロックしてないか
- 電子キーの電池が切れてないか
これらが主な原因となります。
大まかな対処としては、ギアは『P』でブレーキを踏みながらプッシュスタートを押すことですね。
電子キーの電池切れの場合は、鍵をボタンに押し当てると、ボタンでエンジンをかけれるようになります!
エンジンがかからないと、つい慌ててしまいがちですが、落ち着いて対処すれば大丈夫です!
次から詳しくみていきましょう!
「電子キーの電池切れとか、もう終わりじゃん!!」
と思うかもしれませんが、きちんとやり方があるので、それも解説していきますね〜。
ブレーキを踏みながら押す!
これは、基本動作になりますね〜。
プッシュスタート車は、電子キーを携帯した状態でブレーキペダルを踏むと、ボタンについてる小さな緑ランプがつきます。
その状態でボタンを押すとエンジンがかかります。
ブレーキを踏まずにボタンだけ押すとどうなるか?
エンジンはかからずに、電気系統だけ電源が入ります。
ボタンを押すごとに電源が、OFF→ACC→イグニッションON→OFFという風に切り替わるだけなんです。
ブレーキを踏まないと、僕の嫁みたいに電源が入り切りするだけで、エンジンがかからない状態になりますよ。笑
ちなみに、電源の違いは以下の通りになります。
- 『ACC電源』:ナビやメーターなどの軽電装系がON
- 『イグニッション電源』:エアコンやウィンドウなどの電装系がON
これは、初めてプッシュスタートの車に乗る人によく見られますね。
一回覚えれば、おそらく大丈夫でしょう!
逆に僕の場合は、ブレーキを踏まないでボタン操作すると、電源が切り替えれることが知りませんでした。笑
窓を開けっ放し状態でエンジンを切ってしまった時や、オーディオ内のCDだけを取り出したい時などに良いですよね。
僕は嫁に気づかされるまで、エンジンをかけ直してたんですから・・・
ただ、ほんの数十秒のためにエンジンをかけるのは、バッテリーの消耗が激しいのでやめた方がいいですね!
これを機に活用してみて下さい。
あと、当然ですが、この時に電子キーを持っていないと、緑ランプもつきませんし、電源も入れることはできません。
その状態で、ボタンを押すと、警告音がなり、メーター内の鍵マークが点滅します。
ギアは『P』に、ハンドルロックも確認のこと!
ギアがパーキング(P)にないと、エンジンをかけることができません。
もともと、エンジンを停止する時もパーキングでないと切れないようになってるので、普通だと考えづらいです。
しかし、シフトロック解除のボタンを押したままギヤを動かしてたり、子供のイタズラで『P』になかったりするとありえますね〜。
その場合は、警告音などがなるはずなので、シフトを確認してみて下さい。
あと、ハンドルロックですね〜。
これは、キーを回す車でもよくあることです。
ボタンを押す時に、ハンドルをどちらか片方に回しながらトライしてみましょう。
金属のキーとは違って、ハンドル回して解除できた時の感覚ってのがないので、慣れてないとよくわからないかもですね〜。
電池切れ時は、ボタンにキーを押し当てる
「やばい!電子キーの電池切れだ。」
上の3つが全て問題無しならあと考えられる原因これぐらいですね!
プッシュスタートは車とキーを無線で照合してるので、電池が切れると、エンジンがかけれなくなります。
しかし、そんな緊急事態でも方法はあるんですよ。
電子キーでプッシュスタートボタンに触れるだけで、エンジンをかけることができるんです。
具体的には、以下の手順で復旧可能です。
- ギアをPに入れてブレーキを踏み続ける
- ブザーがなるので電子キーでボタンに触れる
- ボタンの緑ランプが点灯する
- 4秒以内にプッシュスタートボタンを押す
4秒経過すると、ランプが消えてまた最初からになるので、すぐにボタンを押したが良いです。
無線が飛ばせなくなっても、至近距離に持っていくことで、反応してくれるようになってるんですね〜。
でも、これでエンジンがかかるからって、放ってたらダメですよ!
電子キー電池は、数百円で購入できて、ホームセンターにも売ってます。
ディーラーで交換してもらうか、自分で説明書を見ても十分できると思いますので、早めの交換をして下さいね!
→車のキーの電池交換方法を手順ごとに解説!ドアロックが不調なら寿命かも?
→タント(LA600S)の鍵の電池交換は簡単だった!電圧の良否確認もできる?
走行中のボタン連打、長押しは厳禁!!
これは、エンジンがかからない事とは関係ありませんが、大事な事なので書いておきます!
普通は走行中にボタンを押しても、エンジンは停止しませんが例外があるようです。
それは、ボタンを3回以上連打するか、3秒以上長押しする事です!
走行中にエンジンが止まったら・・・。と考えただけでも、怖いですよね〜。
なので、絶対にやらないようにしましょう!
これを知らない人は、走行中にボタンを一回押して「止まらないじゃーん」と連打や長押しをやりかねません!
もし、公道でいきなり停車したら、周りに迷惑かかるばかりか、事故の危険性も増しますよね?
なので、そのような友達や知り合いがいたら、言ってあげましょう!
僕もこのことを知る前は、走行中は絶対にエンジンは切れないようになってると思ってましたからね。
この機能を使う時は、本当の緊急時しか使用してはいけませんねぇ!
どうしても調子が悪い場合は修理を依頼するべき
「どうにもこうにも、プッシュスタートの調子が悪い!」
そんな時は、修理依頼をしたほうが良いですね(T_T)
さすがにエンジンがかからないのは、結構心配なので、早めにプロの整備士に見てもらいたいです!
『グーピット』なら、近くの修理工場をすぐに調べる事ができます!
また、無料で見積もりや修理依頼も出せるし、中古部品の持ち込み交換も可能なのでおすすめです(^^)
最後に
プッシュスタート車のエンジンがかからない時の対処法と、走行中にやってはいけない事を解説してきました。
最後にまとめてみます。
エンジンがかからない時の対処法は
- ブレーキを踏んでボタンの緑ランプを確認
- ギアをPに、ハンドルロックしてないか
- キーの電池切れた時はボタンに直接あてる
今からの時代、さらにプッシュスタート車が増えてくると思います。
いつか、周りがプッシュスタートだらけになるのも近いですよ。笑
今回の知識があれば、急なトラブルでも慌てずに対応することができると思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント