テールランプにスモークフィルムを貼ってドレスアップを考える人も多いですよね!
そこで気になるのが、車検に通るかどうか・・・
スモークフィルムを貼ることにより、どうしても光量がさがってしまいます。
ですが、車検には基準というものがあり、これらを守れば問題なく通すことも出来ます。
トヨタの『G’z』シリーズなんかは、純正でスモークテールを採用してるくらいですからね〜!
今回は、テールランプのスモークフィルムや塗装・市販品のスモークテールについて書いていこうと思います(^o^)
車検に通る範囲でスモーク加工をすれば、追突される心配も減りますし、整備不良で警察のお世話になる事もありませんので〜
テールランプの車検基準
「ブレーキランプが見えれば、問題ないんでしょ?」
という考えはちょっと甘いです・・・
テールランプの車検を通すには、細かな基準があるんです!
- 反射板(リフレクター)がある
- テール・ブレーキが赤色
- ウィンカーが橙色
- ブレーキが300m先から確認できる
- ウィンカーが150m先から確認できる
大まかこのくらいでしょうか。
要するにスモークを貼ることで、ランプの色が変わったり、明るさが極端に落ちるとNGって事になりますね。
あと忘れがちなのが、反射板であるリフレクターです。
夜間に路駐してる車がいると、テールランプ(もしくはリアバンパー)が反射してるのを見た経験がありませんか?
これがリフレクターです!
これもしっかり目視で確認出来て、反射もしないと意味がありません・・・
テールランプを加工してる車を見ると、リフレクターが抜かれてたり、LEDが点灯するように加工されてたりします。
これでは反射板としての意味がないので、この時点で車検に通らなくなるんです。
スモークフィルムが真っ黒はNG!
あとランプの色味に関してですが、僕の経験上あまり変わらない感じがします。
色の問題よりも、やっぱり明るさが肝心ですね(^^)/
『ブレーキが300m先から確認できる』っていうのは結構な明るさです。
昼間なら150m離れて、確認できるレベルでないといけません!
なのでスモークフィルムを貼るとしても、明らかに真っ黒になるようなものは怪しいですね・・笑
テールランプの中が確認出来るくらいの薄さにしないといけません!
僕も若い時には、スモークフィルムの暗いのを貼ってましたが、会社の上司から注意された事があります。
「おまえのランプ見えねーぞ!危ないからやめろ!!」
その時は関係ないじゃん!と思ってましたが、しぶしぶ剥がしました。
でもしばらくして考えたら、周りの車に対して迷惑な事であることを認識したんですね。
例えば前の車がブレーキランプも踏まずに急に減速したら怖いですよね?
というか、追突しますよね・・・
そういう事です。
真っ黒なテールランプ車を運転してる本人は、見えないので当然わかってないんですよ!
はい。僕もその一人だったわけですが・・・笑
あと、車線変更する時のウィンカーも同じことが言えますよね。
いきなり後続車から見ると、いきなり割り込んでくるように見えるわけですから、危険でたまらないでしょう。
どの程度のスモークなら車検に通るのか?
テールランプにスモークフィルムを貼るにしても、暗すぎるのは車検にも通らないし、周りにも危険を及ぼす事はわかってもらえたと思います。
「だったら、どのくらいのスモークならOKなのさ!?」
上の写真はヴァレンティというメーカーから出ている、社外品のスモークテールランプです。
このランプは『保安基準適合品』で問題なく車検に通すことができます!
結構暗いと思いませんか?
僕も「ホントに大丈夫なんかな?」と思ってましたが、後輩がトヨタのスポーツカー「ハチロク」にこのテールランプを装着したまま車検に通してたので、間違いないんだと思います(^^)
なので、この程度のスモークフィルムであれば、車検に通る可能性は高くなります。
確実に通る!と言い切らない理由としては、やはりメーカーが専用で設計した商品と比較するのは難しいからです。
レンズの透明度の問題
市販品はレンズからスモーク加工で作られるので、とってもクリアな状態です。
見た目はスモークが濃ゆくても、ブレーキやウィンカーを光らせると、意外と明るく見えるもんです。
あと車種によっては、『バックランプとウィンカーの部分だけ透明』なんて工夫もされています。
ちなみに上の写真の30セルシオ用も、このようになってます。
一方、市販品のスモークフィルムは、どうしても後付けになるので、光量が下がってしまうんですよね〜。
ただ、上のスモークテールの暗さより、もっと薄いスモーク具合であれば問題ない!と思いますよ(*´∀`*)
こちらのヴァレンティさんのスモークテールを違う車種でも見てみましょう!
ヴェルファイア用スモークテール
こちらがトヨタのアルファード・ヴェルファイア用のLEDスモークテールです。
今は30系にモデルチェンジしてますが、その1つ前の20系用になります。
見た感じは結構スモークが濃ゆいですが、きちんと以下のようにメーカー説明がされてますよ。
ヴァレンティLEDテールランプは保安基準適合です。また、安心の「1年保証」をお付けしています。
ちなみに、新型ヴェルファイア用のスモークテールも、今予約受け付け中みたいです。
プリウス用スモークテール
プリウス用のスモークテールです。
こちらも型式が1つ前のモデル用になります。
やはりそんなすぐに作れるもんじゃないんですよね〜。
これらのスモークされたテールランプを見てると、意外とフィルム貼っても大丈夫な気がしてきませんか?
確実性を求めるなら、車検適合品のテールランプを買うのが良いです!
ただ、人気車種のスモークテールは発売されてますが、ちょっとマイナーな車種では設定がないのが残念です・・
ちなみに僕が今乗ってるタント(LA600)とムーブ(L175)は設定無しです!残念!
スモークフィルムは伸びるタイプを!
「テールランプを買う金がない!」
「まずは安くやってみて、イメージを掴みたい!」
こんな場合は、スモークフィルムを貼ると良いですね。
最悪失敗しても、剥がしたら戻りますので〜(*´∀`*)
ただ、ネットではいろんなスモークフィルムが売ってあります。
多くは品質も問題ないと思いますが、中には詐欺まがいの欠陥品も売ってあります・・・
安さだけに惹かれて購入すると、結果的に無駄になってしまうので、注意してくださいね。
例えば以下のような事が考えられます。
- 透明度がなく濁ってる
- すぐに破ける
- 伸びないからシワになる
これだと意味がないですよね?
特に曲面のテールランプにフィルムを貼る時は、伸びるかどうかが肝心です!
伸びずにシワシワ状態になっては、みっともなくてすぐに剥がす事になると思うので(^_^;)
スモーク塗装はどうなの?
簡単に施工する方法として、スモークフィルム以外にもスプレーで塗装する方法があります。
これも安く出来ることの一つになりますが、下手に手を出すとイメージと違う感じになると思いますので、注意点をあげますね。
僕も最初の車はこの塗装タイプでスモークテールにしたんですが、後悔しました・・・笑
その時の気付きが以下の3つです。
- ツヤが出にくい
- ムラになる
- 光の透過性が悪い!
素人が無闇に手を出すと、このようになります。
要は塗装するにあたって、下地処理が肝心なわけです。
『レンズ表面をペーパー(紙やすり)で整えて、均等にムラなく塗っていく』
当時はこれを知らなかったのでですね、ひどい事になりましたよ。笑
「全然均等に塗れない!もうちょい塗ろう・・」
結果、テールランプが真っ黒になりました(-.-)
それに加えてツヤも無いし、当然光も通さない。というわけですね〜。笑
しっかり下地処理をしないと、薄く塗った状態であれツヤも無いし、光もボヤけるはずです。
スモークの濃さを自由に出来るスプレー式ですが、難易度が高いんですね。
自分好みの濃さにしたい場合は、業者にお願いして、スモーク塗装してもらった方が100倍良いです!
とあるショップでの、スモーク塗装後の状態を見たんですが、結構すごかったです。
表面はツヤツヤだし、スモークが濃ゆく見えても、光はしっかりボヤけずに通してたんですよ!
でもまぁランプの脱着作業もあるので、工賃を考えると2〜3万円です。
気軽にできるわけではありませんが、仕上がりはピカイチでした。
こだわりが強い方はぜひ!笑
結局ですが、塗装の腕がない限り、スモーク塗装を自分でやる方法はおすすめ出来ません。って事です。
あっ。ちなみに失敗しても、『シリコンリムーバー』などで落とせるので、安心して下さいね〜。笑
最後に
テールランプのスモークフィルムについて書いてきました。
車検適合の市販品よりも薄い程度のフィルムであれば、問題なく車検に通る可能性が高いので、一度施工してみてはどうでしょうか?
何度も言いますが、塗装する方法は中途半端な覚悟でしないほうが良いですよ!笑
それよりもスモークフィルムを数種類買って、自分に合った濃さを見つけた方が時間もお金もかかりませんので!
自分好みのスモークフィルムが見つかると良いですね(^^)
ヘッドライトのスモークについては以下のコチラを参考にしてみて下さい!
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