ヘッドライトのカスタムとして、イカリングは人気がありますよね?
純正のポジションランプに比べても存在感がハンパないです!
でもそこで気になるのが車検!!
「イカリングは車検通らないから純正に戻してね〜」
と行きつけのショップに言われていましたが、よくよく調べてみると絶対通らないわけではないみたいですよ(^^)
結論から言うと、車検を行う検査官の見る目にもよるので微妙な扱いになります。
でもイカリングで、そのまま車検に通せるんだったら通したいですよね?
最近は純正でイカリングが採用されてるのも多いですが、どうしても改造車のイメージの方が強い・・・
でも、車検に通る基準を満たしていれば、検査官も通してしまうしかありません!
今回はヘッドライトにイカリングを取り付けた状態で、車検に通すポイントを書いていこうと思います^ ^
イカリング(車幅灯)の車検基準
イカリングといえば、ポジションランプとして取り付ける場合がほとんどです。
これであれば正解ですね!
なぜならイカリングで車検に通すためのポイントは、『車幅灯の代わりにさせる』のが重要だからです。
車検にはイカリングの基準は当然ありませんので、車幅灯として通るか通らないかになってきます。
車幅灯の車検基準は主に以下の7つです。
- 左右で2個または4個
- 色は白、淡黄色
- すべてが同一色
- 光度は300カンデラ以下
- 5W以上30W以下
- 照明部の最外縁は自動車の最外側から400ミリ以内
- 照明部の上縁の高さが地上2.1メートル以下、下縁の高さは0.35メートル以上
イカリングは最大4つまで
車検の基準でも『左右で2個または4個』とあります。
これは純正のポジション球も含んだ個数で見ます。
最初にも言いましたが、イカリングは車幅灯として見られるので、最大でも4つまでしか取り付けてはいけない事になりますね!
僕が昔乗ってたスープラという車は、片側3連イカリングにしてたので、その時点でNGだったことになります・・・
当時は無知だったので、全く気にしませんでした。笑
純正ポジションを無効化
「車幅灯と合わせて4個までなら、イカリングは片側1個まで?」
単純に考えるとそうなりますが、最大片側2連イカリングまではいけますよ(^^)
片側2連の合計4個イカリングを取り付けたい場合、純正のポジションランプを点灯しないようにしておきます。
これでイカリングしか光らないようにしてれば、どう見ても4個になりますよね?
純正ポジションがバルブ交換可能な車種であれば、バルブ(電球)を抜くだけで大丈夫です!
もっともイカリングをつけるなら、純正ポジションの電球を抜いて点灯しないようにした方が見栄えも良いです!
イカリングの輪郭がくっきり見えるようになり、ナイトシーンでも存在感が出ますので〜(o^^o)
色味の違いに注意!
他にも車幅灯の基準として『色が白または淡黄色で、全てが同一色であること』があります。
この時に最も注意したいのが色味の違いです。
ヘッドライト片側1個のイカリングと純正ポジションランプで車検に通そうとしても、色が違えばNGになります(-.-;)
ポジションランプが普通の電球である場合、色味は淡黄色、イカリングは白色。
これだと車検には通りませんよってことですね。笑
ドレスアップの一貫として、LEDポジションに交換してる人も多いですが、全く同じ色味である事はあまりないんですよ・・・
同じメーカーの同じ商品シリーズであればいけるかもですが、イカリングとポジション球自体違った見え方をするので微妙ですね〜(^_^;)
なので心配であれば、純正ポジションは無効化して、イカリングのみで車検を通した方が通る確率が高くなります!
イカリングはLEDタイプが無難
イカリングを自作や加工してもらう時の選び方については、取り付け予定のイカリングを同時期に同じメーカーから買うことです。
真っ白や青白い感じとか、商品ごとに違いますし、生産ロットによっても変わってくるので、無難なのは同時購入することなんです。
生産ロットとは、『どの時期に生産されたか?』という事で、時期によって微妙に違うものが作られることがあります。
今作ってるものと、1年後に作ったものでは微妙に品質の差が生まれる可能性があるってことです。
また、イカリングの種類は主に3種類ありますが、CCFLリングはおすすめできません。
僕の世代からすると、まだCCFLイカリングしか発売されてなかったので悲しい気もしますが。笑
蛍光灯のような感じで綺麗なんですが、点灯ムラが出やすく、特に寒い時期なんかは見てわかります。
これだと車検も通らないので、発光が一定のLEDタイプを選ぶのが一番良いですよ^ ^
→ヘッドライトのイカリング加工に使うリングの違いは?CCFL、LEDなど3種類を紹介
イカリングの入り切りで荒技?
「イカリングを車検の時に光らないようにするのは?」
これは個人的におすすめな手法になります。
イカリングのオンオフ用スイッチを車内に取り付けて、いつでも消せるようにしておけば、車検の時は純正ポジションランプを取り付けるだけで純正仕様に戻ります。
なので、車検の試験官も一風は純正にとらえて通してしまう事もあります。
が、しかし・・・
イカリングの『球切れ』と判断されてしまうと車検NGになります!
こればかりは試験官の見る目で変わってくるので、通る・通らないが微妙なとこですね〜。
厳密に言えば「ライト類が点灯してないから整備不良でしょ?」と思われるのが普通かもしれません。笑
ちなみに僕の知り合いは、オンオフスイッチ作戦で車検に通りました(^^)
車検にとらわれず、後付けイカリングの場合、配線の接触不良などで1箇所だけ点灯しない。なんて車もよく見かけます・・・
それだと、せっかくカッコ良いイカリングがダサく感じるので、どちらにせよ入り切りできるようにしてれば何かと便利だと思います^ ^
取り付け位置の心配はないが、前照灯への影響に注意!
イカリングを取り付けるなら、ヘッドライトの内部がほとんどですよね?
ロービーム、ハイビームの外周に取り付けるのがシンプルでカッコ良いです^ ^
地上から何センチ〜、車の最外側から何センチ以内〜とか決まりはありますが、基本的にヘッドライト内に取り付ければ問題ないはずです(^.^)
ただ、イカリングがヘッドライトの明かりを邪魔するようであれば、前照灯の光量が足りず車検NGになる場合もあります。
ガラスで出来てきているプロジェクターライトならよっぽど心配ないですが、純正でリフレクター(反射板)仕様だとイカリングが邪魔になる可能性があります。笑
リフレクター仕様のヘッドライトは、外周の形状が円でない事が多いため、イカリングの取り付けが不利になる点は否めませんね〜(-.-;)
点滅や流れるパターンのイカリングは車検NG
だいたい予想できるとは思いますが、イカリングが点滅や流れるタイプは車検に通りません!
たとえ色が白色でも絶対通らないので、注意しましょう。笑
そもそも車の外装ランプで点滅して良いのはウィンカーだけですので( ̄∇ ̄)
もしくは急ブレーキした時、後ろの車に知らせるためのストップランプ高速点滅くらいでしょうか。
なので点灯パターンが選べるタイプで、常時点灯にしておけば大丈夫かもしれません。
ディーラーでは車検に通してもらえない?
車検を通すならディーラー!と決めてる人もいると思いますが、基本的にイカリングは通りません!
ディーラーは特に世間の評判を気にするので、純正と違ったり、少しでも怪しい場合はNGとされます。
イカリング装着で通してもらったディーラーがあれば、逆に教えてほしいくらいですよ。笑
マークXの友達が、社外品のイカリングヘッドライトを取り付けて、ディーラーに持って行ったそうなんですが、車検はダメだったみたいですね。
当然車検対応品なんですよ?笑
これを考えてもディーラー車検でイカリング装着車は、ほぼ100%通してもらえないでしょうね(^_^;)
ディーラーでは厳密に光量を計ったりする機器もありませんし、少しでもグレー的な部分があったら、会社を守るためにリスクを避けるんですね。
イカリングで車検に通すなら、民間車検や個人店で行うのがおすすめですよ〜(о´∀`о)
最後に
イカリングの車検について書いてきました。
イカリングは改造車になるから車検NG!
そう思ってる人が多いです。
しかし、しっかり基準内に収まるようにすれば、意外と車検に通る場合も多いんですね^_^
ディーラーではほぼ無理ですが・・・
車検のたびに純正のヘッドライトに戻したり、小細工をするのが面倒ならば、自身を持って車検に通るイカリングヘッドライトにしてみてはどうでしょうか?
市販品のイカリングヘッドライトは、車検対応品であるものも多く、『Eマーク』がついていれば問題ありません。
せっかく自作や加工したヘッドライトが、車検でダメだったら悲しいですからね
基準を守ってドレスアップを楽しむのが一番良いので、参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^
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