ボタン1つでエンジンをかけたり止めたり出来るのって便利ですよね?
最近はエンジンのプッシュスタートシステムが多く採用されるようになってきました。
これを聞くだけでは、非の打ち所がないように感じますね。
しかし、エンジンはキーをひねってかける。
というのが当たり前の人からしたら、違和感ハンパないかもしれません。
僕の場合、プッシュスタート車に乗り出したのは3年前なんですが、始めは違和感ばかりでした。
「めんどくさい〜」
「不便だなー!」
と感じることもしばしば・・・
今でこそだいぶ慣れてきましたがね〜。
そこで今回は、僕が感じた車のプッシュスタートに関するデメリットや不満な点を紹介したいと思います。
今後は、時代の流れでプッシュスタート車に切り替わっていくと思われます!
なので、もし今普通のキーレスや、ひねって始動するお車に乗られてる場合も、いつかはプッシュスタートに乗り換えることでしょう。
その前に、「プッシュスタート車ってこんなんなんだぁ〜」と思ってもらえたらと思います。
ブレーキを踏まないとエンジンがかからない!
始めに衝撃を受けたのはコレでしたね〜。
ブレーキを踏んだ状態でないと、エンジンがかかってくれないんですよ!
これは、車に乗り込む前に、エアコンを先に効かせるためエンジンをかける時に不便でした。
それまでは、ドアを開けて〜キーを刺して〜回して〜でよかったんですが、それに加えてブレーキを踏むという動作が加わります。
わざわざ足を入れてブレーキを踏む。
シートに一旦座ってブレーキを踏む。
この二択になります。笑
周りから見たらこっけいですし、何せめんどくさいです!(もう慣れてかなりスマートに出来るようになりましたが)
プッシュスタートが出始める前は、鍵穴に刺す必要がないキーレスシステムが主流で、ブレーキは踏む必要ありません!
電子キーを車内エリアに置いとかないとダメですが、そこまで障害はなかったですね〜。
あと、これはかなり個人的な意見なんですが、車のエンジンをかける時に、ブレーキランプがつくのが嫌なんですよね。
赤ランプがつくことで、「あいつエンジンかけるなー。」と思われるのが嫌なんです!
嫁には「別に全然気にならなくない?」と言われました。
僕は、周りに気付かれずにエンジンをかけたいタイプなんです!笑
キーの電池切れに戸惑う
電子キーの電池切れにより、ボタンを押してもエンジンがかからなくなります。
解決法としては、電子キーをプッシュボタンに当てた状態で押す!ってのがあるんです。
詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい!
「そんなの知らないしっ!!」
今までキーを回してエンジンをかけてきた人からすれば、この緊急事態に焦ってしまうんですよね〜。
それと違い、同じキーレスでも回すタイプは、鍵を刺す場所があります。
写真のように、電子キーから金属のキーを出して、普通に回せばOKです。
僕も初めて電池切れになった時は、焦ってしまい、とにかくブレーキとプッシュボタンを押しまくりました。
ブレーキは構造上、停止状態で踏むと固くなり、踏みしろがなくなってきます。
すると、もし運良く電波が繋がったとしても、ブレーキが感知せずにかからない・・・
という悪循環になってしまったんです。
車の説明書には、丁寧に電池切れになった時の対処法が載ってますが、見てる余裕もないってのが現実です。
そんな問い合わせが多いからか、最近は車納車する時に、ディーラーの人が説明してくれるみたいですよ。
無線機器を持ってると反応しない時もある
電子キーの電池が切れてないのに、車がキーを認識しない時があります。
それは、電子キー以外の無線機器を持っている場合です。
ポケットWiFiなどのモバイルルーターと、電子キーを同じポケットゾーンに入れておくと、認識しなくなるんですね。
これは、プッシュスタート車に限ったことではありませんが、一応めんどいと感じたので書いておきます。
ちょっとお出かけする時に、左ポケットにiPhone。右ポケットに電子キーとポケットWiFiを一緒に入れてたんですね。
すると、普通に車に近づいてもピッピッと鍵が開かない!
「どうしたどうした!?」と思ってると1テンポも2テンポも遅れて鍵が開くんです。
そして車に乗って、エンジンをかけようとしてもキーが回らない・・・
メーターに「鍵が無いですよ〜」のマークがつきます。
それに気づいてWiFiだけをポケットから出してやると、普通にエンジンがかかりました。
電子キーも無線のようなもので車と照合してるので、電波が干渉してしまうんですね。
これをわかっていても、知らない間にバックの中で、キーとWiFiが近すぎる場合などもあるので、結構頻繁にこんな感じになっちゃいます。笑
無線はとても便利ですが、目に見えない電波干渉がネックになりますね。
スイッチが左側にある場合も・・・
車のエンジン始動スイッチ(イグニッションキー)はどれも右側にある!
というのが僕の常識でした。
あなたもそうなのではないでしょうか?
しかし、プッシュスタート車の場合、左側にスイッチがついてる車種もあるんです!
ウィンカーレバーの下ではなく、ワイパー作動レバーの下についてるって事なんですよ。
これだと前で言った、『エアコン入れる為にエンジンをかける』という動作が超絶難しくなります!
ブレーキを踏みながら、左側にあるプッシュスタートボタンを押さないといけないからです。
これを無理にやろうとすると、変な体勢になるし腰も痛めるかも〜。
もうむしろ、一旦座った方が早いです!笑
これは、あくまで車に乗り込む前にエンジンをかけたいという僕のワガママなのかもしれませんが、やはり左側にスイッチがあるのは違和感ありますよね?
初めて乗る人は100%右側を探して、無い無いと探すでしょうね。
今乗ってる車は2台とも右側にありますが、代車でホンダ車に乗った時、左側プッシュスタートがあり探してしまいました。笑
プッシュスタートが左側にある車種は、ホンダ車とレクサス車が大半を占めます。
なぜ、プッシュスタートが左側にあるのか?
レクサスのホームページに載ってたのが、エンジンを始動した流れでシフトやナビ操作が出来るようにする為らしいですよ!
まぁ、確かにね〜。と思いました。
ですが、僕の場合は右手でエンジンをかけつつ、左手でスタンバってるので全く問題無いのですがね。笑
慣れれば左側でも大丈夫なのでしょうが、やっぱり始動スイッチは右でしょ〜。というのが正直な思いですね。
ちなみに、レクサスとトヨタは会社が同じですが、トヨタ車の場合は全て右側にあるみたいです。
なぜ、トヨタ車はあえて右側のままにしたのか気になるところですね!
エンジンの切り忘れが多い!
プッシュスタートの場合、エンジンをかける時には電子キーを携帯しておく必要があります。
でも一度エンジンがかかると、キーが無くても運転が出来ちゃうんです。
これは逆に、車を停車したつもりで車から離れてしまう事があるという事です。
「そんな事絶対しないし〜!」
と思うかもですが、実際にそのような事がちらほらあるみたいですよ。
しかも、海外ではガレージに停めて車から降りる際、エンジンを切り忘れて、その家の住人が一酸化炭素中毒で死亡する。
といった事例もあるみたいで、同じような事で十数名がお亡くなりになってます。
そのようなエンジンの停め忘れを防止する為に、日本車では、エンジンがかかったままキーを持って車外に出ると、「ピッピッピッ」と警告音がなります。
これはプッシュスタートに限らず、電子キーの車は全てこのように出来てるので、あなたも覚えがあるのではないですか?
当たり前のようですが、外車ではこのような警告音も出さないメーカーがあります。
ベンツやボルボなど高級車で有名なメーカーも採用してないみたいですね。
今後は、このような警告機能が義務化されそうな予感がします。
最後に
プッシュスタート車のデメリットについて述べてきましたがどうでしたか?
手軽でキーを手で持つ必要が無いから便利便利〜!と、思いがちですが、意外と悪い点もあるんですよねぇ!
でも、実際は慣れで何とかなります!
今からの時代の車は、プッシュスタートばかりになりそうなので、いつかはあなたも乗ることになるでしょう。
これらのデメリットを把握した上で車選びもしていくのが良いですね。
僕の場合は、左側にボタンがある車は買いません!って感じです。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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