「バッテリーの電圧が12.38Vとだいぶ下がってますね!そろそろバッテリーの交換時期ですよ。」
「えっ?新車で買ったのに、もう交換しなきゃいけないの?」
3年前に新車で買ったタントカスタムがもうすぐ車検を迎えます。
そんなタントを量販店のジェームスにエンジンオイル交換しに行った時の話なんですが、
受付の時に 「今なら無料でバッテリー診断できるのでどうですか?」 と言われ、お願いしました。
そこのお店では、ディーラーや検査場で使われてる高性能テスターが使われる為、バッテリー診断価格が500円だそうです。
ちなみにテスターと言うのは、電圧を測るための計器ですね。
理科の実験とかで、電池の+と−に電線をつなげて電球を点ける実験をしたと思いますが、そんな感じで、バッテリー電圧を計ります。
「電圧をピッと測るので500円とか高くないかえ??」 と思いましたが、無料だからいいか〜!って感じでした。
バッテリーの正常電圧はDC12.60Vくらい
オイル交換が終わり作業員がテスター測定の結果を出してきます。
結果シートには『注意(放電)』と書いてあり、バッテリーが放電され電圧低下状態という事でした。
そろそろやばいので、交換か充電しましょう!
と書いてありますね。 でも、電圧は12.38Vあります。
車の電気系統はDC12Vで動いてるので、0.38Vも余裕あれば大丈夫なんじゃないか?
新車で買ってから走行距離もまだ20000kmも走ってないので、交換するのは勿体無いし、納得いかない!
ひょっとして、まだ大丈夫だけどバッテリーを交換させる為に言ってるのか?
俺ぼったくられてしまうのか?? と思ったので、作業員の人に聞いてみました。
「車はエンジンをかける時に大きな電気を使います。その瞬間に電圧降下するので、その分余裕が必要なんですよ!」
バッテリー電圧がDC12.2Vより低いと危険!!
エンジンを始動する時には、バッテリーの電気を多く使います。
だいたい11Vを下回るくらいまで電圧が下がるくらいです。。
エンジンを始動するためには、相当な電気を一気に使うので、それだけ電圧降下が起こるというわけですね〜
そして、エンジン始動にはこのくらい電圧欲しいなー。という電圧がDC12.2Vくらいと言われています。
実際はDC12.1Vくらいでもエンジンはかかってくれるんですが、保証できない・・というレベルというわけです。
ばっちり充電されたバッテリーなら、1ヶ月放置しても大丈夫だったりします。
しかし、今回の僕のように注意レベルまで電圧が下がってると、放電出来る量が少ないので、1ヶ月乗らないと、バッテリー上がりになってしまうことも・・・
年数の割に走行が少ないバッテリーは短命になる
「電圧が低いのはわかったんですけど、この車まだ15000kmくらいしか走ってないですよ?」
「お車の方はどのくらいの頻度で乗られますか?」と聞かれたので、
「週末に家族で買い物などお出かけするくらいです。乗る時は100kmくらいで乗らない日はほとんど乗りません!」と答えると
「バッテリーの充電は走行中にするので、あまりに乗らないでいると、消費電力が大きくなり、電圧低下になってしまうんですよ。」
バッテリーの充電は、エンジンの回転を利用するので、エンジンを掛けてる時か運転してる時だけって事ですね〜。
逆にバッテリーの電気が減る原因は何か?
- 夜間のライトをつけての走行
- 消費電力の大きいオーディオなどを使ってる
- 渋滞での運転が多い
- ちょい乗りが多く頻繁にエンジンをかける
など多くの放電の原因があるんですね。
僕の場合、特に当てはまってたのが、ちょい乗りが多くてエンジンをかけたり切ったりが多かった事です。
それが原因で、充電不足状態になったんだと思います。
新車から3年目にして、走行距離が約16000km。
1週間あたりの走行距離を単純に計算してみます。
まず、実家への帰省で往復2000kmが年1回 その他往復300kmくらいの旅行もちらほらしてたので、その分は引いて大体8000kmで計算しますね。
月4回週があるとして、それが12ヶ月分で48週。
それが3年分なんで144週になります。
そして、8000kmを144週で割ると、55kmと出ました。
1週間で走行距離55km、1日に当たり約10km走らないくらいということになります。
これは十分な距離でしょうか?
毎日仕事や買い物に使ってる人に比べるとかなり少ない方だと思います。
そういう人たちは、年間の平均距離が10000km以上であることが多いので、その時点でかなり少ないことがわかりますね。 僕の家庭の場合は年間約5000kmですから・・・笑
それに、普段のこの車の使い道としては、ちょっとそこまでのちょい乗りが多かったことが大きな原因だったかと。
家の周りにお店が多く揃ってるので、毎週5km圏内のお店を3件くらいまわれるんですよね〜。
そうすると、10kmくらい走るのに、エンジンを4回もかけることになります。
エンジン始動時のバッテリー消耗が一番大きいと言われてるので、圧倒的に放電より充電が間に合ってなかったって事です!
これだと、電圧が下がるのも納得がいきますね〜。笑
毎日30km走行してる再生バッテリーは快調!
ちなみに、我が家のもう一台の車は、僕が毎日仕事で往復30km走行していて、片道15kmの間は乗りっぱなしです。
毎日十分な距離を継続して走り、その間エンジンもかけっぱなしなので、充電される方が上回ってるであろう事がわかりますね。
実際その通りで、2年前に不良バッテリーを整備して売ってある再生品を3000円くらいで購入し取り付けてました。
そのバッテリーの電圧を測ってみると、12.55Vと新品と同じくらいで全然問題ない状態だったんですよね!
たとえ再生バッテリーでも、きちんと充電されていれば、2年使ってもまだ使えるって事ですねー!
3年以内でバッテリー交換した方が安心
お店の作業員からは、バッテリー交換を勧められました。
「うちで交換した場合の料金は、バッテリー代13824円+工賃550円でやってます!」
工賃が意外と安いな⁈と思いましたが、バッテリーがやはり高いですね〜。
「でも、アイドリングストップ車のバッテリーは特殊って言うし安いの探すのも不安だなぁ」
てのもあり、悩んだ末にその時は断りました! 今普通に乗れてるんだから大丈夫だろうってな感じです。
でも結局、自分で高性能のバッテリーをネットで購入し交換しました!
「そーいやもうすぐ車検じゃん!そこで絶対交換して下さい!って言われるんじゃ・・」と思いましたし、
それに、お店の人から「3年使い続けてるなら、充電などで延命するより交換の方が良いですよ!」と言われたので〜。笑
ちなみにアイドリングストップ車用のバッテリーは、一般的に1年半での交換が推奨されています!
バッテリーを交換して大きな違いが2点ありました。
- エンジンのかかりが良くなった
- アイドリングストップ中にエンジンがかかる事がなくなった
エンジンのかかりに関しては、たまに不安になるくらいかかりが悪い時があったんですが、それがなくなりましたね。
「キュキュキュキュキュキュ、ブォーン!」みたいな感じでセルが回り過ぎてたのが、
「キュキュ、ブォーーッン!」と即かかるようになりました。
また、信号待ちでアイドリングストップになり何秒かたつと、エンジンが動いてしまう事がありました。
バッテリー交換前は、自分のブレーキを踏む力が悪いのかな?と思ってましたが、そうじゃなかったみたいです。
このように、電圧低下による症状にも気付かないうちに、バッテリーは弱くなるって事ですね〜。
バッテリーが上がってしまったらどうする?
バッテリー劣化に関係なく、ライトの付けっ放しなどでもバッテリーは上がってしまいます。
そんな時は焦りますよね?
バッテリー上がりの対処法としては、主に3つです
- ロードサービスを読んで救出してもらう
- ブースターケーブルで他の車から電気をもらい始動
- ジャンプスターターを使う
ロードサービスが最も安心できますが、面倒だし待ち時間も嫌です!
あなたはどうかわかりませんが、僕の内心は恥ずかしいからロードサービスは呼びたくないかな・・・というのが大きいですね。笑
僕は昔、車にブースターケーブルを常備していました。
一度バッテリーが上がってしまい、友達の車にケーブルをつないで助けてもらった経験があるからです!
ブースターケーブルさえ常備しておけば、最悪周りに車とその持ち主がいれば助かるので、購入しておいても良いかもですね(^^)
→ブースターケーブルの使い方がすぐわかる!手順と注意点を解説します
ジャンプスターターは単体でエンジンを始動させる事ができる代物で最近人気ですね〜!
ブースターケーブルのように、他の車と接続する必要もないので、車に常備しておけば重宝すると思います。
また、ジャンプスターターはサイズ的にもスマホと同じ位ですし、普段はモバイルバッテリーのような使い方も出来るんです
欠点としては、いざ使おうというときに充電が無い・・というオチにならないかどうかでしょうか。笑
最後に
あなたはバッテリーを交換して、どのくらいの経過してますか?
もし、僕のように走行距離が少なく、3年くらい経ってるなら要注意です!
無料でバッテリー電圧を点検してくれるお店や、ガソリンスタンドもあるので頼んでみると良いかもしれませんね。
バッテリーは車を動かすとても大事な部分なので、予防で1年おきに点検に出すのもありだと思いますよー。
また、バッテリー交換は意外と簡単なので、自分で交換しても良いですね!
ただし、バッテリーは車が大きいほど容量も増え、重くなります。
持ち上げた時に腰を痛めたり、足に落とすなどの危険もあるので、そこらへんは体と相談しましょう!
→アイドリングストップ車のバッテリー交換方法!タントにカオスM−55を取り付けた。
また、バッテリーを少しでも安くするなら中古バッテリーの再生品で充分です!
「いや、俺はゼッタイ新品が良い」って人は量販店やディーラーで買うよりも、ネットで買った方が100%お得です。
僕も新品のバッテリーを定価の半額くらいで購入しましたので〜。
→タントのアイドリングストップ用バッテリー価格で安いのは?量販店で勧められてもちょっと待って!
古くなったバッテリーの交換を考えてるなら、【激安バッテリー市場】
もチェックしてみてはどうでしょうか?
- 3980円以上の購入で送料無料!
- 14時までの注文で翌日到着!
- 廃バッテリーの無料回収
さらには『Amazonアカウント』でも購入可能で、とても便利ですね!あと代引き手数料も無料なんです(^_^)
メンテナンスフリーで高性能なバッテリーも、割引価格で売られてますし、しっかり保証も付いてきますよ。
とは言うものの、「とにかく安く!最安で買いたい!」
そんな人には、価格.comで価格をチェックしたり、Amazonや楽天などで購入した方が少し得かもしれませんね〜
ただ、このお店の良いところは、サポートが充実してるって事です!
国産車、輸入車の適合バッテリーも直感的にすぐ調べられる上、バッテリーの交換方法や動画解説などもありますよ!
フリーダイヤルでの相談窓口もあるので、電話でサクッと聞けちゃうのも良いですね〜(*^^*)
コメント