エンジンをかけようとキーを回すも、「カチンッ!」という音。
これはバッテリー上がりの症状です。
いつも便利に乗ってる車が、このような状況に陥ったらとても不便ですよね?
その状態から車を動かすまでには時間がかかります。
JAFを呼んでもお金払う上、その間待たなくてはいけないし、バッテリーを交換するか、ブースターケーブルで救助してもらうかです。
「バッテリー上がりさえしなければなぁ~」というのが一番の本音ですよね?
そこで、今回はバッテリー上がりを防止する対策方法について解説します。
対策として上げられるのは以下の3つです。
- 車を走らせるかアイドリングをする
- 定期的にバッテリー電圧を測定する
- バッテリーのマイナス端子を外しておく
これらを、1つずつ見ていきましょう!
車を走らせるかアイドリングをする
とにかく、車を動かしてバッテリーを充電することが大事です!
こまめに車を走らせてあげるか、エンジンをかけてアイドリングさせましょう!
できれば、実際に道路を走る場合は10分間、アイドリングは30分間行ってください。
アイドリングは5分以内でエンジンを止めると逆効果になるので注意です!
回転数が1000くらいまでしか上がらないので、充電量も少ないです。
なので、アイドリング5分間での充電量より、エンジン始動に消費する電気量が多くなってしまいます。
これだと、せっかく充電するためにエンジンをかけたのに、バッテリーの充電が減った状態になってしまいますよね?
ですから、アイドリングのみで充電する時は、30分くらいエンジンをかけっ放しにしておきましょう!
バッテリーが上がるのは、蓄えられてる電気が少なくなるからです。
エンジンをかけるのに必要な電気量が、バッテリーに溜まってないと、ダメということですね。
エンジンをかける時が最も電気を消費するほか、ライトやオーディオなどでも消費します。
車を動かしてない時でも、待機電力と言って、コンピュータの情報を保持したり、時計を動かしたりなどしています。
「電気を使ってばっかりで、いつ蓄えるの?」
それは、エンジンがかかっている時に、その回転を利用して、電気は作られます。
最近はあまりみませんが、自転車のライトで、タイヤの回転力を使って光らせるタイプがありました。
簡単に言えば、それと似たような原理ですね。
なので、バッテリー充電にはエンジンを回す必要があるんです。
専用のバッテリーチャージャーなどでも充電できますが、それだとお金もかかるし、めんどくさいですよね?
だったらエンジンをかけてた方が楽じゃん?ってことです。
毎日、または2、3日に1回は車を運転する人は、バッテリー寿命以外による上がりの心配はほぼ無いと思います。
心配されるのは、1週間に1度、月に1度など車を運転する機会が少ない場合です。
車を2台持ってて、平日は通勤車、休日だけ動かすファミリー用車があるご家庭なんかは注意ですね。
そんな時は、あまり使わない方の車を最低1週間に1回は上記手順で、バッテリーに充電してあげてください。
僕が勤めてる会社の業務用車で、バッテリー上がり寸前の車に乗ったことがあります。
その時同乗してた上司が
「ローギア全開で走れーー!」と言ってました。
ローギアにすると、エンジンの回転数がものすごく上がるんですよね。
スピードは出ないんですが、バッテリー充電が急速に進むそうですよ~。
公道で、ローギア入れて走ってたら恥ずかしいかもですが、山道や人通りの少ない道路ではやる価値有りかもですね。
一応参考までに(^^)
アイドリング時も、アクセルペダルを踏んで回転数を上げる方法があります。
でも、これだと燃費も悪くなる上、ご近所さんにも騒音などで迷惑になるので控えた方がいいですね。
定期的にバッテリー電圧を測定する
バッテリーを日頃から、充電しておくことを話しました。
でも、バッテリーの寿命が来ていては、いくら充電してもあまり意味がありません。
寿命を判断する為に、バッテリーの電圧を定期的に測りましょう!
バッテリーの正常の電圧は、
エンジン停止時:12.5V前後
エンジン始動後:13.5V前後
エンジン停止時に、12.0Vぐらいか、それを下回るようなら交換時期なので、バッテリー交換が必要になりますね。
バッテリーの電圧を測るには、テスターと呼ばれる機器が必要になります。
数千円で売ってるので、購入するのも良いですが、ガソリンスタンドや量販店でも無料で測定してくれる所が多いですよ。
「バッテリー電圧のチェックお願いしたいんですけど。」と言えば引き受けてくれると思います。
あと、バッテリーは寒い時期に電圧が下がりやすく、暑い時期には消費が激しかったりします。
なので、毎月1回測定してもらい、電圧の変化を見ていくと季節変動などでの傾向もわかるので、なお良いですね。
バッテリーのマイナス端子を外しておく
仕事の関係で遠くに長期出張など行く場合や、病気やケガで一カ月以上も乗らなくなる場合はどうするのか?
「エンジンを遠くからわざわざかけにくるのは大変だよ~!」
そんな時は、バッテリーのマイナスの端子を外すと良いです!
マイナス端子を外すと、バッテリーの電気消費がなくなります。
自然放電の分はどうしようもありませんが、これだけでも一カ月くらいは余裕で持つはずです。
ただし、バッテリー電圧が正常範囲にあればの話ですのでご注意を!
バッテリーの消費を極力しないようにしても、永遠に充電が保たれるわけではありません。
あくまで、非常時の延命処置とでも思ってやって下さいね~。
では、どうやってマイナス端子を外すのか?
お店で外してもらうと、そこから車が動かせなくなるので、自力で外すしかありません。
まず、バッテリーの『−』に接続されているケーブルを外すのですが、必要な工具があります。
10mmスパナ1本で作業は可能です。
スパナのハサミのように開いた方で、端子を固定してるナットを緩めます。
少し緩めるだけで大丈夫なので、ケーブルを上に引っ張るとバッテリーから端子を外せます。
ただし、ここで終わってはいけませんよ!
何かの拍子にバッテリー端子と外したケーブルが接触すると、最悪ショートしてヒューズが切れてしまいます。
そうならない為に、絶縁性のあるビニールテープを、マイナス端子部と外したケーブル先端の金属部分に巻いて下さい。
金属部分が触れなければショートの危険はありませんので、必ずテープを巻くようにして下さいね!
僕も、ナビの交換や電装系の作業をする時はマイナス端子をよく外します。
今でこそ慣れましたが、初めてだと車が壊れないか?とか感電しないか?とか不安なんですよね~。
はじめに驚いたのが、マイナス端子をバッテリーから外す時に、少しだけパチパチと火花みたいなのが発生します。
バッテリーは常時放電中なので、端子をつけたり離したりすると、少なからずパチパチなっちゃうもんなんです。
「うわっ!ヤベ!どうしよう」
と慌ててしまい、逆に端子を外すのに戸惑ってしまってたんですよね。
そんな僕から一言だけ言わせてもらうと、とにかく素早く端子を外す!です。
少しの火花は散るもんだ!と思って、サッと端子を外しちゃって下さい。
はじめは怖いかもしれませんが、慣れると自然と出来るようになります。
もし、自分には無理〜と思うなら、車に詳しい友達などに手伝ってもらうと良いですよ!
あまり、端子を外すような機会はないかもしれませんが、参考になれば幸いです。
「パチパチするの怖い!!」
そう思うならば、バッテリー交換専用の樹脂スパナを使うと良いです!
樹脂は電気を通さないので、ショートや感電のリスクがグッと下がりますので〜(^^)
最後に
バッテリー上がりになると、仕事に遅れたり、買い物に行けなかったり、生活に影響が出ますよね?
それを事前に対策する事で、リスクを減らすことが出来ます。
- 車を走らせるかアイドリングをする
- 定期的にバッテリー電圧を測定する
- バッテリーのマイナス端子を外しておく
これら3つの対策は、どれもお金をかけずにできる事です。
日頃から意識しておくことで、バッテリー上がりの対策になりますよ。
バッテリー上がりにはなりたくない!!と思うならぜひ、実践してみてくださいね!
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