「あぁ~。車も汚れてきたし、洗車したいなー!」と思うことありますよね?
でも、ちょっと待って下さい。
洗車をする時にはやる気はもちろん大事ですが、車の事を考えると、天候もかなり重要です。
夏の暑い日中に洗車をすると、水を拭き上げる前に、蒸発してそれがシミになったり、ウォータースポットができます。
ワックスやコーティングをする時にも、ムラになりやすく、拭き上げも困難になるので良いことはありません。
僕は体を日焼けしたかった時期があり、炎天下の中、洗車してた事があります。
しかし、労力も使うし、仕上がりも良くないので今思えば何やってんだ~。と後悔してます。笑
せっかく洗車をしたのに、車にダメージを与えるのは良くありませんよね?
今回は、適切な洗車をするべき時間帯について書いていきたいと思います。
【追記】
洗車は手早く済ませたい!それでコーティングもしたい!ですよね?
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洗車に最適な時間帯はいつ?
晴れた日は洗車日和に思いがちですが、サンサンと照らす日差しがボディを熱くするので、良くありません。
洗車に1番適した時間帯は早朝の7時~11時の午前中がベストです。
時間が早すぎると、薄暗くて汚れを見落としてしまったり、梅雨や気温差が大きい季節はボディが結露してしまいます。
逆に時間がお昼を回ってしまうと、日差しが強くなり、シャンプーで洗ってる最中に乾いてしまい、シミになったりするんですよね。
冬場で気温が低い時期ならば、日差しを浴びても水滴が乾きづらくなりますが、とにかく真夏の昼過ぎ炎天下の時の洗車は最悪です。
水をかけた瞬間から蒸発が始まってしまうので、乾く前に洗車を終わらせるのは至難の技です。
なので、晴れの日ではなく、曇りの日ならそこまで時間帯を気にする必要はありません。
曇りの日はおすすめなんですが、心配なのは雨ですよね?
洗車しようと思ってる1日の天気を確認しましょう。
その日に雨予報でなければ洗車してOKです。
ワックスやコーティングでは、『1日水分につけないで下さい』と注意書きがあったりします。
せっかく洗車して、コーティングもしたのに、夕方土砂降り。なんて事になったら嫌ですからね~。
年間を通して、オススメな洗車の時間帯は、
- 午前7時~11時
- 雨予報の出てない曇りの日
この2つが揃った条件で洗車するのがベストになります。
汗だくになりながら洗車すると、汗がボディにつくかもしれないですし、洗車も雑になりがちです。
洗車に適した時間帯を選ぶようにすると、自分も心地よく作業できて、車もキレイに仕上がるようになりますよ!
夏場の洗車では水乾きに注意しよう!ボディの温度上昇に気をつけて
日差しが強い、暑い日には洗車しないほうがいいです。
前でも言いましたが、特に夏場の炎天下ですね。
具体的に洗車途中で水分が乾くとどんな不具合があるのか?
まずは、洗車する時に水をかけますよね?
その時にはまだ、汚れは取れていません。表面のホコリは落ちるかもしれませんが、塗装面にこびりついた汚れが残ってます。
それを、スポンジで洗ったり、マイクロファイバーなどのタオルで拭いて汚れを落としていきます。
早い時は天井パネルを拭いてる最中に、水分がどんどん蒸発します。
知らずのうちに水分がないか、あるいは少ない状態でボディにタオルなどをこすりつけている状態になってるんですね。
通常、水分と一緒に洗ったり、拭く事で汚れが落ちます。
表面の水分が十分でないと、ただ汚れを広げてるだけになったり、タオルをこする事で傷がついてしまいます。
自宅にホースがある場合は、水を出しっ放しにして洗う部分にかけながらやれば大丈夫です。
でも、そんなの水道代が勿体無いし、そもそも、そんなの環境が整ってる人は少ないと思います。
なので、夏場の日中の洗車は極力避けたほうが良いです!
また、手洗いの例で説明しましたが、洗車機に入れる場合も同じですよー。
むしろ、洗車機の方が気をつけた方がいいです。笑
洗車機で洗う時には水をかけながら、全面を一気に洗っていくので、ここまでは大丈夫です。
洗い終わると、最後にエアーを出して、大まかな水分を飛ばして終わります。
想像できますか?
そうです。この段階で水分が少ししかないので、拭き上げ場所へ車を移動させる間にほぼ乾いてしまうんですね。
そこから、タオルで拭き上げたら同様に汚れを引きずって、傷をつけるだけになります。
炎天下の時に、ワックスやコーティングの洗車メニューを選ぶのは、特に厳禁です。
洗車機のコーティングなどは、最後に液剤を散布して、自分の手で塗り広げながら拭きあげる事で効果が十分で発揮されます。
それを夏場の日差しが強い日にしてしまうと、コーティング剤が斑点状に乾き、白く残ってしまうんです。
その場合は、タオルで拭いても余計ムラになったり、放置するとそこがウォータースポットになって、除去するのが困難になってしまいます。
でも、どうしても夏場の日中でも洗車機に入れることが出てくるかもしれません。
そんな時は、水洗いかシャンプー洗車のみにして、最後の拭き上げはしない方がマシです。
僕も夏場に洗車したことはあります。
濃ゆいパープル色の車だったんですが、はじめに天井部にバケツで水をかけました。
「さぁ、スポンジで洗ってくぞ~」
「んっ?白いモヤモヤが?」
水分が蒸発して、湯気が立ってました。笑
湯気が立ちながら水分がみるみる蒸発するには、相当な温度ですよね?
試しに触ってみると、「アチっ!」
1秒も触ってられませんー。火傷するくらい熱かったです。
こんな状態ではコーティング剤も一瞬で蒸発するんじゃないでしょうか?
この経験以降、夏の炎天下では洗車しなくなりましたよ。(^^😉
以前は、白い車に乗ってたんですが、その時は湯気が立ったことは一度もなかったです。
やっぱり黒系の車は特に温度が上昇しやすいので注意してくださいね!
夏の季節は、日差しが弱くても、ボディの温度が高くなりがちです。
洗車する前に、ボディに軽く触れてみて、触り続ける事が出来れば大丈夫でしょうが、触ってられないぐらい熱いならば洗車は控えるべきですね。
冬や春、夜間の洗車にも注意点がある?
夏場の日差しが強い時は洗車しないがいいですよー。って、話をしてきましたが、夏以外も注意する点はあります。
まずは、春の時期や夜間の洗車ではとにかく虫が多いです。
春になると、よくわからない小さーい虫が飛んでますよね?キラキラしたものが好きなのか、その虫はボディによく止まってきます。
せっかく綺麗にして、最後や拭き上げやワックスの仕上げの時に、ボディについた虫を巻き込んでしまうんですねぇ~。
僕も水滴を拭き上げてて、ふとタオル面をみると黒く線のように汚れることがあります。
これが、虫を拭き上げて潰れた証拠です。
そんなタオルでボディを拭くなんて嫌ですよね?
せっかくピカピカにした車に虫の体液がこびりつくんですから・・・
白いボディの場合は気をつけて見てればわかるので、虫を見つけたら「フー」と息を吹いて飛ばせば良いです。
夜間や、黒系の車は虫がついていてもよくわかりません。
ライトで照らしたり、目を凝らしながら少しずつ拭いていかないと、間違いなく虫を巻き込んでしまいます。
虫が多いのは、春や夏の夕方から夜間にかけてです。
この時間もなるべくさけて、夜間は洗車しない。というのが良いかもしれませんね。
あと、冬場のさむーい時期の洗車では、早朝洗車に要注意です!
車が凍ります。笑
撥水コーティングされてる場合はよっぽど大丈夫ですが、そうでない場合は気をつけてください。
水をかけても、水滴にならずボディ表面にのペ~っと広がる場合は凍結の恐れがあります。
僕が冬場洗車した時の話なんですが、自分で高圧洗浄機を使えるところがあったんですね。
そこで、3分間手持ち洗浄機でバァーっと車を洗って、「ホコリも落としたし、スポンジで洗っていこう」と天井部分をひと撫で。
「ジャリジャリジャリ。…?」
うっすら氷が張ってました。笑
氷は硬いので、こんな状態ではボディに傷がついてしまいます。
「せっかく早くきたのになぁ」と朝6時にきたことを後悔しました。
上記のことから、春や夏の夕方から夜間にかけての洗車、冬場の早朝からの洗車は控えた方が良いかもしれません。
最後に
洗車に最適な時間帯や、注意点などを書いてきました。
極論を言えば、洗車に最適な時間というのは、室内で無風、温度24~26度です。
でもこんな環境なんて滅多にないですよね?てか無理です!
なので、効率よく洗車をするためにも、時間帯を選ぶのは大事になります。
気温が上がる前の午前7時~11時
雨予報の出てない曇りの日
一般的な洗車にベストな時間帯は上記の通りです。
この条件で洗車をしてみて、自分のライフスタイルにあったベストな時間帯を見つけると、習慣化出来て良いですよ。
ぜひ、試してみてください!
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