アイドリングストップとは、信号待ちなどで停車した際、一時的にエンジンを止めておく事です。
エンジンを再始動する時には大きくバッテリーの電気を消耗してしまいますし、容量も食いますよね?
なので標準車のバッテリーよりも性能が良いものが採用されているんです。
当然通常よりも良いものって事は値段も上がってしまいます。
アイドリングストップ専用バッテリーは標準品の2倍くらいの価格であることが多いようです。
軽自動車用であればホームセンターに4000円とかであるやつが、専用バッテリーになると10000円くらいしますからね〜。
僕も今乗ってるタントのバッテリーを探す時には、価格の高さにビビりました!
「軽でもこんなすんの?」って感じに。
価格が高いならどんな所が優れているのか?
標準バッテリーとの違いは主に3つあります。
- バッテリーの表記が異なる
- 蓄電量が大きく、耐久性がある
- 充電回復性能が良い
アイドリングストップ車に標準仕様のバッテリーを装着すると、機能が効かなかったり、バッテリー上がりの原因にもなります!
地球にエコだ!燃費が良くなる!
など言われてますが、その車に合ったバッテリーを使わなければ、それらも台無しになってしまうんですよねー。
今回は、これらのアイドリングストップ専用バッテリーの違いと、選び方について書いていこうと思います。
バッテリーの表記が異なる
アイドリングストップのバッテリーはまず標準品と表記が違います!
『M-42』などと表記されてるはずです。
標準車の場合は『44B20L』みたいな感じですね〜。
ちなみにこれは僕が実際に乗ってる軽自動車のバッテリー型式になります。
「この2つ共通点が皆無なんだけど、全く別物?」
と思うかもしれませんが、大きな違いはありません。
サイズも容量もほぼ同じで、おそらく寸法的にはどちらも取り付ける事ができますよ。
あとで言いますが、だからと言って安さだけで選んで、専用バッテリーじゃないものを、アイドリングストップ車に取り付けたらダメですよ!
「だったらどうやって見分けるのさ?」
それはいたって簡単です!標準バッテリーよりもわかりやすいのでサクッと説明しますね!
標準バッテリー『44B20L』の場合
- 44ー容量(蓄電量)
- B20ーサイズ(縦横幅)
- Lープラス端子の位置
アイドリングストップ専用バッテリー
『M-42 □』の場合
- Mーサイズ
- 42ー容量
- □ープラス端子の位置
端子の位置は何も書いてなければ『L』
右側にあるなら『R』と表記されます。
どうですか?アイドリングストップ用のバッテリーの方がスッキリしてませんか?
ちょっと前までは、アイドルストップ車といえば軽自動車しかイメージなかったと思います。
でも最近では、排気量が2000ccの車でもありますよね。
車が大きくなるほど、バッテリーの消耗も激しくなるため更に大きなものが必要になります。
そのような車につける際は、容量も大事ですがまずはサイズを確認しなければ取り付けできません!
アイドリングストップ車の場合は、型式の始めが『N』『Q』『T』みたいな感じで分けられるので、見やすいですねぇ〜。
あとは、型式の最後に表記されるプラス端子の位置が合ってないと、取り付け出来なくなります!
蓄電量が大きく、耐久性がある
エンジンの始動を繰り返すので、普通よりもバッテリーの容量が大きくなっています。
車で最も電気を消費する動作を知ってますか?
あなたがいつも無意識にかけているエンジンなんです!
エンジン1回の始動で、バッテリーの約10〜20%くらい消費するとされてるので、その分蓄えておく必要があるんですね〜。
特にエアコンやライトを点けていたら更に電気を使ってしまいます。
エンジンが停止しているからと言って、夜間にライトまで真っ暗にするわけにはいきませんしね。笑
ちなみに、エアコンの場合はファンしか回りません・・・
アイドリングストップ中は冷風を出す機能がないので、そこはどうしたものかと僕も悩みどころです。
僕の場合、夏場の信号待ちでは、あっという間に熱気に満ちてしまうので、アイドリングストップ機能自体をOFFにする始末です(^ ^)
あと、頻繁に大電力を使うので、バッテリーの端子部分にも負担がかかり、腐食してバッテリー不良の原因になります。
なので、この端子部も標準バッテリーより、優れたものが使用されて耐久性を高めてるんですね。
万が一アイドルストップ車に標準バッテリーをつけたら、1年も持たないと言われるくらい過酷な環境で働いてるんです。
充電回復性能が良い
アイドリングストップ用バッテリーは充電回復が非常に早いです!
バッテリーが100%充電されてたとして、エンジンが停止と始動を繰り返したらどうでしょうか?
アイドリング車の場合は、信号待ちなどで頻繁に止まると、10回以上普通に停車しますよね?
10秒走ってまた停止〜ってのもよくある事です!
そんな状態で、バッテリー充電が遅れてしまうと、エンジン始動する分の電気を蓄えられません!
なので、頻繁に消費する電気を急速充電する必要があるんですね。
バッテリーの電気量が足りないとコンピュータが判断したら、アイドルストップしない。
あるいは、エンジン停止中でも始動して充電を優先するように出来ていますので安心して下さい!
「アイドルストップして、エンジンがかからなくなった!」というのは、ありませんので〜。
アイドリングストップ用バッテリーの選び方は?
最初にも言いましたが、基本的には『Mー42』の『M』のサイズと末尾に表記される端子位置の『R』表記があるか無いかを確認して下さい。
『Mー42』と『Mー42R』は別物で取り付けができませんので注意して下さいねー!
容量に関しては『Mー55』でも『Mー60』でもOKですよ。
むしろ、バッテリーの容量が大きい方が、バッテリー上がりの心配も減りますし、音質も向上したりするようです。
僕は違いがわかりませんでしたが、大容量である安心感はありますね〜!
ただ、容量が大きくなるともちろん価格も上がるので、あとは財布と相談ですね。
基本的に純正で指定される型式のものを装着していれば、問題はありません。
最後に
アイドリングストップ用のバッテリーは高性能である事がわかりました。
高性能であるがゆえに、普通のバッテリーよりも寿命が短く1年半での交換が推奨されています。
ちなみに普通のバッテリーの寿命は3年くらいですね!
* 最近エンジンのかかりが不安定だ!
* アイドリングストップ中でも頻繁にエンジンが始動するようになった!
このような症状があるならば、そろそろバッテリーの交換時期かと思われます。
バッテリーはエンジンやその他電装部品を動かす重要部品です。
早めの交換で快適なカーライフを送りましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
僕も、3年目の車でバッテリー電圧が下がってるという事で交換しました。
交換したら上の症状も治まって良かったです。
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