流れるウィンカーやイカリングなどを取付け、加工したヘッドライトが完成しました。
しっかりと防水処理もして準備OK!!
しかし、残された試練がもう一つありますね?
そう。車へのヘッドライト取付け作業です。笑
普通のヘッドライト交換でも大変な部類になります。
フロントバンパーを外しての交換になりますし、固定ボルトを全て外してまっすぐ引き抜かないとステーを壊したりと結構大変なんですよねぇ〜(*´ω`*)
そして、さらに大変な事が配線作業になります・・・
今回は僕が『流れるウィンカーヘッドライト』を取付けた時の流れについて書いていこうと思います。
この記事では、ヘッドライトの脱着や内装のバラし方については詳しく書いておりません!
配線作業の大変さを主に伝えていく記事になります。
同じように流れるウィンカーをしたいという人の参考になれば幸いです(^^)
フロントバンパーを外す
まずはフロントバンパーを外さないと始まりませんね。
上の写真は、作業真っ最中に友達が取ってくれてたものになります。
いやぁ〜汚い!
でも実際こうなっちゃいますよ。笑
かなり長丁場になると思うので、仕事が休みの日の午前中から作業ができれば良いと思います。
ちなみに僕の場合も約4時間くらい掛かりました・・
ここでフロントバンパーの脱着方法を解説していては、超長文になってしまうので割愛します。笑
車種は違いますが、以前の記事を参考にしてもらえれば良いと思います(^^)
→ムーブのフロントバンパーの外し方は?ヘッドライト、フォグ、ホーンの交換もDIYで可能に!
ヘッドライトを外す
車種により異なりますが、基本的にヘッドライトはボルト3本くらいで固定されてます。
このボルトを全て外してからヘッドライトを引き抜かないと、ステーが割れてしまうので注意です!
特にヘッドライト上部にある樹脂ステーは要注意で、少し斜めに力が入ると割れてしまいます。
ヤフオクなどでもステーが破損したライトが多く出品されてます。
おそらく無理やり外そうとしたのではないかと思います・・(TT)
「あれっ?なんか引っかかってない?」
というくらい敏感になって、注意しながら作業した方が良いですよ!
エンジンルームから車内へつながる穴を探す!
さて、今回の記事の本題に入っていきます。笑
僕が作った流れるウィンカーヘッドライトは、片方のブロックだけで10ブロックに分かれてますね。
両側で20ブロックです。
そして、ウィンカーの流れる制御は1つので行われるわけですよ。
しかもスマホ2つ分くらいのサイズがあるし、防水に関しても心配なので、車内にコントローラーを置いときたい!
結果的に配線20本以上を車内に引き込まなければならないわけです。笑
なので、エンジンルームから車内へつながる配線を通す穴を探します。
どんな車でもエンジンルームから車内へのアクセス口は絶対あるので安心して下さい。
助手席側の穴を利用した方が作業性が良いのでオススメですよ(^^)
ちなみに、当時作業したセルシオの場合は、穴の前にバッテリーがあったので、外さないといけませんでした・・
バッテリーを外す必要が無い車種もあると思いますが、セダン系の車はエンジンルームもビッシリなので何かしら外す部品があるかもしれませんね〜。
→アイドリングストップ車のバッテリー交換方法!タントにカオスM−55を取り付けた。
助手席のグローブBOXを外す
エンジンルームから配線を通す穴が確認できたら、次に車内側ですね。
助手席のグローブBOXを外せば穴がなんとか見えるレベルまでに来ると思います。
写真の『緑丸』がエンジンルームの穴からつながる部分です。
この穴を見つけるのが結構大変かもしれませんが、2人で作業するとスムーズですよ(^^)
一人が配線を引っ張れば、ケーブルの動きでわかりやすいので〜。
また、僕は『赤丸』の部分で手を派手に切ってしまいました・・・
普段手の届かない部分の金属は、カッターのように鋭利になってるので、本当に注意して下さい!
グローブBOXの外し方はエアコンフィルターを交換したことあれば、外した事があると思います。
やったことなくても、それほど難しくはありません。
ただ、高級車になればなるほど複雑な作りになってるように感じますね。
セルシオもそうでしたが、エアバックが通ってる場合があります。
バッテリーのマイナスを外し、最低数十秒は手を出さないようにして下さい。
誤作動でドカンといったらケガ無しでは済まないと思います(TT)
→車のエアコンフィルター交換方法は?臭いが無いから必要ないは大間違いだった!
エンジンルーム側から配線を通す
いよいよ配線を通していくわけですが、そのまま通すのは至難の技です。
配線が通ってる部分がゴムのようになってるはずなので、カッターなどで切れ込みを入れてやります!
配線を通しやすくする為ですね!
あまり大きな切れ込みを入れてしまうと、ゴミや水の侵入が心配ですので、控えめなくらいで大丈夫ですよ。
まぁ、万が一穴がスカスカになっても、最悪コーキング剤で埋めれば良いのでそこまで深く考えなくても良いと思います(*´ω`*)
配線の通し方ですが、普通に通せるならそれでOK!
うまくいかない場合は、配線ガイドを使ってやると格段にやりやすくなります。
簡単に言うと針金みたいなのに配線を巻き付けて、先端の針金をグイグイ入れていきます。
ある程度入ったら車内側に先端が届いてるので、それを引っ張るだけです(^o^)
僕も同じように配線引き込み用のガイドを使ってやりました!
配線を引き込む場所によって、下の2つを使い分けてますね〜
コントローラー配線図通りに接続
配線がエンジンルームから車内に引き込めました!
あとは配線をするだけですね。
と言っても、これまた複雑な配線図だったりするわけですよ。笑
流れるウィンカーでブロック数が多いとなおさら・・・
純正ウィンカーから信号線を分岐する必要もあります。
あとは、決められたブロック配線を間違えずに接続すれば大丈夫です。
見た目に関してはあまり考えず、まずは作業を完結させるのを優先させた方がよいですよ。
ウィンカーがつかないと運転もNGですからね〜。
僕もヘッドライトを取付けてしばらくは、車内が配線ごちゃごちゃ状態で乗ってました。笑
ヘッドライトやフロントバンパーを取付け完成
いきなり完成ですが、なんとか無事に点灯確認できました。笑
「やっぱりか!!」
と予想はしてましたが、ウィンカーがハイフラになってしまいました・・
ハイフラとは、簡単に言うと消費電力が極端に少なくなり『球切れ』と判定されてしまうことです。
純正のハロゲン球からLED化すると、必ずと言っていいほどハイフラになります。
対策としては抵抗を高くして上げる必要があります。
ハイフラ防止用の抵抗もありますが、準備してなかったので、とりあえず純正のバルブも影で点灯させる作戦をとりました。笑
結果的にハロゲン球とLED分の電流が流れヒューズが切れました。笑
そして、15Aから20Aのスペアヒューズに交換してOKとなりました(^o^)
→ウィンカーのハイフラ対策は主に2つ!抵抗追加は熱に要注意!!
最後に
流れるウィンカーのヘッドライトを取り付ける際の流れについて書いてきました。
ヘッドライトの加工ももちろん大変で時間も掛かりますが、取付けるのも結構大変なのがわかってもらえたのではないでしょうか?
しかし、この大変な作業のあとに待つ達成感はハンパないので、ぜひチャレンジしてほしいです(^^)
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