梅雨が明けて、油断してると突然の雨!
そんな時にガラスを撥水コーティングしておけば、ものすごく快適に運転できます。
ワイパーレス走行も可能なくらいですよ。笑
しかし、ガラス撥水施工は意外と大変・・・
- 撥水剤を塗り込む
- 5〜10分乾燥させる
- クロスで拭き上げる
- ムラがなくなるまで拭きまくる!
みたいな感じで面倒ですよね〜( ̄▽ ̄;)
最低でも15分くらいはかかるので、あまりお手軽ではありません。
「また今度時間がある時にやろうかな〜」
みたいな感じで、僕も腰が重くなったりしますから。笑
特に僕の場合は、拭き上げ後のムラが気になるので、手が痛くなるくらいまでフキフキする事もありますよ(*´-`)
「ササッと撥水施工できればなぁ〜」
そんな悩みに答えるかのように、最近ではスプレー式の撥水剤も多く発売されるようになってきましたね!
そこで、今回は初めてスプレー式の撥水剤を使ってみました^ ^
撥水加工の工程だけで比べると、塗り込みタイプが最低15分に対して、スプレー式なら1〜2分もあれば十分です!
なんと言っても拭き上げるだけですからね〜。笑
でも簡単に施工できる反面
「効果は持続するのか?」 「撥水性がイマイチじゃないの?」
など疑問もあると思います。
結論から言えば、下地処理と施工環境が重要になると感じました!
今回はそんなポイントや注意点もふまえて、『スプレー式撥水剤』について書いていこうと思います(^^)
XCLEAR 『撥水フロントコーティング ロング』
いろんな商品の中で選んだのがコチラ!
カーメイトから出ている『エクスクリア 撥水フロントコーティング ロング』ですね。
- 約1年の耐久性
- 雪や霜が付きにくくなる
- 油膜やウォータースポット防止
- 簡単に施工できる
上記のような特徴があり、聞くだけでは非の打ち所がない感じがします。笑
スプレーするだけで1年間も撥水性が続き、なおかつ汚れやウロコ防止にもなる?
正直なとこですが、さすがに1年間は言い過ぎじゃないですか?というのが本音なんですけどね〜。
半年持てば嬉しいな!って感覚でも良いかと。
今回は自分で使ってみて、使い心地や撥水性を確かめてやろうと思います(^^)
耐久性の秘密は『フッ素』
お手軽にガラス撥水して、施工も簡単なものには『シリコン系』の液剤が使われます。
ですが、今回のコーティング剤は『フッ素系』が使用されています。
スプレーのような簡単施工タイプで、フッ素はあまり聞いた事ありませんでした。
『反応型フッ素系コーティング』を使用して、簡単な施工でもガラスに強力な撥水膜を定着させる事が出来るようですね!
いやぁ〜、技術の進歩はすばらしい(≧∀≦)
撥水性・耐久性を得るために気をつける事

『簡単施工、簡単メンテ』 『効果は約1年持続』
とありますが、これはしっかりと下地処理や施工環境が整っている場合です。
どんな商品でもそうですが、やはり注意書きはよく読んで施工した方が良いですね〜。
まぁ僕も読まないことが多いんですけど・・・
今回使うエクスクリアの撥水コーティング剤。
これを施工する時のポイントを簡単にまとめてみました^ ^
ガラスの汚れや油分(コート剤)を除去
これは基本中の基本になります。
以前の記事でもガラスの下地処理については書いてきました。
ガラスが汚れた状態ではコーティング剤も定着せず、撥水性も微妙な感じになります。
1〜2週間くらいは撥水性があるかもですが、効果がなくなってくるのが早いです。
「とにかく1週間持てば良いや!」
みたいな考えで使うのであれば、全然問題ないと思います。
実際に僕もたまーにそんな使い方をするので〜^ ^
→車ガラスの水垢・ウロコの落とし方!同時に油膜も除去できてコーティング効果UP
→車のガラスの油膜取りを簡単にするにはクロス式がおすすめ!軽度の汚れならこれで十分
ガラスに水分が付着してないこと
スプレーを吹きかける時に、ガラスに水分が残ってたらムラになりやすい上、撥水性が下がってしまいます。
自分ではキレイに水を拭き上げたつもりでも、天井などの上から伝わってくる場合があるので注意が必要ですね!
知らない間に拭き上げ用クロスに水分が付いてた・・・
なんて事もあるあるなので気をつけましょう!
ちなみに僕は何回もそれで失敗しています。笑
炎天下やガラスが熱い時に使用しない
「よし、暑いからガラスの水分はカラっからだな!」
そんな日もガラス撥水施工には向きません!
今回の場合は特にですが、アルコール成分が入っており、とても乾きやすいです。
スプレーした瞬間に即乾く!みたいな事態が起こります。
これではムラになりやすい上、液剤を大量に使いムダ使いになっちゃいますよ( ̄▽ ̄;)
気温の低い時には使用しない方がいい
「暑い日がダメなら寒い日は?」
と考える人もいるかもですが、これもNG!
気温が低いとコーティング剤が十分に反応せず、被膜の定着不良の可能性があるようです!
説明書には『最低2時間水が付着しないこと』とあります。
ですが気温が低い場合は、約24時間は水につけてはいけません。みたいに書いてましたね。
やはり寒い日はガラスとの密着に時間がかかるようです・・
そんな日は施工しないのが一番なので、暖かい時期や、冬場は昼間に施工する方が良いです!
箱の中身は超シンプル

商品の箱を開けるとこれだけしかありません。
スプレーノズルと容器が別になってるのは、液剤が空気に触れないようにするためでしょうね!
長期間使わないのであれば、元のキャップに付け替えてた方が良さそうです^ ^

容器についてるキャップを外して、スプレーノズルに付け替えれば準備完了です。
内容量は50mlなので、かなり少なめで軽いですね〜

実際にスプレーする時には、ロックを解除する必要があります。
最近のスプレーボトルには大体ついてますよね?
今回の場合は、ツマミを90度ノズル側へズラしてあげるだけでOKですよ^ ^
スプレー撥水剤の使い方
この商品の使い方は、『スプレーして拭くだけ』ですが、箱の裏を見るとちょっと詳しく書いてあります。
- ガラスから10〜20cm離してスプレー
- 20cm×20cm間隔で1プッシュ
- 液が乾かないうちにクロスで塗り広げる
- 最低に2時間乾燥(水分厳禁)
ガラスには近ずぎるくらいでちょうど良い
『10〜20cm離してスプレー』とありますが、僕はもっと近くても良いくらいだと感じました。
成分がアルコールを含んでるため、とにかくすぐ乾くんですよ。笑
僕はガラスから5cmくらい離してスプレーしてました。
特に日中なんかは、スプレーした瞬間に蒸発する。なんて事もあると思います。
そんな場合の対策として、『クロスに吹きかけてからガラスを拭く』というのも有効ですね!
そっちの方が少し節約出来るような気もします^ ^
フロントガラスの施工で30〜50プッシュ
『20cm×20cm間隔で1プッシュ』と書いてあるんですが、これだとあまりしっくりきません・・
単純にフロントガラス1枚に対して30〜50回とも書いてあったので、こちらの方が良い目安になるかと(^。^)
基本的にフロントガラス半分ずつの施工になると思います。
なので、自分の中で合計で30回スプレーするぞ。
と決めておけば、ガラス半分に15回スプレーすれば良いわけですよね?
これを最初に均等にスプレーしておけば、撥水性にムラが出る心配もありません!
ただ、アルコールは乾きやすいと言った通り、日中や夏場などはこの方法は使えないかもしれません。笑
ちなみに、1ボトルでフロントガラス3〜5枚分くらいの施工が可能なようですね!
施工後の水分付着は厳禁!
スプレーしたら、スジが残らないように拭き広げればOK!
施工完了してもこの後が肝心で、完全にコーティング剤が定着するまで水分に触れさせてはいけません!
水分と言わず、手で触るのも良ろしくないと思います。笑
『最低でも2時間は乾燥させる』と説明欄にも書いてあります。
ですが、気温が低い時期は定着に時間がかかるらしく、2時間では定着しきらない・・・
なので、『24時間乾燥させるのが理想』と書いてありました!
次の日の天気もチェックして、スプレー撥水剤を施工する日を決めた方が良いですね〜(^-^)
撥水性の違いはよくわからない!

撥水施工をして2〜3日後くらいに雨が降りました。
待ちわびていた雨!撥水性はどうなのか!
正直よくわかりませんでした。笑
ほかのガラス撥水剤と比べて、良くも悪くもないかなぁ〜って感じです。
でも簡単な施工で、これだけ水を弾いてくれれば十分だと思いますよ(≧∀≦)
あとは肝心な耐久性の問題ですが・・・
この後1ヶ月間は撥水性も落ちずに快調でした。
でもこの施工した車(ムーブ)を売ってしまったため、耐久性の検証が出来なくなっちゃいました。笑
また別の車でテストしてみたいと思います!
最後に
車のスプレー式ガラス撥水剤について書いてきました。
率直な感想としては、普通に使えると思います!
まだ1ヶ月しかたってませんが、撥水性は十分で被膜も落ちていません。
さすがに1年持続するとは思ってませんが、3〜6ヶ月くらいは持つのかなぁ〜と思ってます(^-^)
これだけ簡単な施工でOKなので、撥水性が落ちてきたらまたシュッシュッして拭き上げれば良いわけですからだいぶん楽チンですよね!
「塗り込みタイプの撥水剤が面倒い・・」
と感じてる人にはオススメ出来る商品でした。
気になるならば、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
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