タイヤチェーンは冬の凍結路を安全に走るためにとても重要なものですよね?
「でもたくさんあって、何が良いのかわからない・・・」
そんな風に思っていませんか?
今回は走行性能や静粛性にも優れる、非金属チェーンのおすすめをご紹介したいと思います!
文章では伝わりにくいと思ったので、各タイヤチェーンの取り付け動画もあります。
「こんな感じで取り付けるんだな!」とイメージを持ってもらえればと思います(^^)
厳しい基準をクリアしたJASAA認定品のタイヤチェーンで、どれでも安全に雪道を走ることができますよ。
また取り付け方法がそれぞれ違って、簡単な物からちょっと難しいのもあるので、そこらへんも見てもらえたらと思います。
あなたに合った、非金属タイヤチェーンが見つかると良いですね!
カーメイト バイアスロン・クイックイージー
・非金属チェーン売り上げNo.1
・国産製で純正採用されている
・購入者の満足度約90%
バイアスロンシリーズはカーメイトから出ている商品で、オートバックスなどの量販店でも取り扱いが多くされています。
また素早い取付が可能で、非金属チェーンの中では、アイスバーンへのグリップ性能が高い点で高評価を得ていますね!
アイスバーンや積雪路でのグリップの要であるスパイクピン。
これに超硬材質&マカロニ型を両輪合計108本採用することで、強力なグリップ性能が発揮されます。
ちなみにスパイクピンの数では、他社の非金属チェーンと比較しても圧倒的な数を採用してるんですよ。
スパイクピンが固定されるトレッド面には、通常のゴムとは違い、低温でも柔らかい素材が使用されてます。
マイナス20℃でも固くならず切れにくいので、性能も長期間維持出来て、金属チェーンの約5倍の耐久性を持ってます!
これだけ聞いたら言うことなしと思うでしょうが、イマイチな点もあります。
タイヤチェーンの固定は、プッシュロックを1箇所した後、フックをチェーンに引っ掛け、あとはクイックロック3箇所を専用工具で固定する方法です。
このクイックロック方式ですが、ちょっとコツがいるようで、残り一箇所が届かなかったり、硬くて締めれなかったり・・・
動画を見てもわかるように、とても簡単に装着していますね。
でも慣れるまでは難しいらしく、20分くらいかかる事もあります。
慣れてしまえば5分以内で装着出来るので、シーズン前に練習すると良いですね〜。
『バイアスロン・クイックイージー取付け動画』
あと、非金属チェーンは騒音が少ないのが特徴ですが、想像以上に振動があります。笑
スパイクピンを多く採用してるのも関係してるんでしょうか。
そもそもタイヤチェーンは乾燥路での使用はせず、緊急時のみ走破出来れば良いものです。
そう考えると少し値段は高いですが、性能的にもとても安心できる商品ですね!
カーメイト バイアスロン・セルフィット
・バイアスロンの新商品!
・乗り心地と取付け性を両立!
・国産製で純正採用されている
非金属タイヤチェーンの売上No.1であるバイアスロンから2018ー2019年モデルの新商品が発売されました!
走行での振動が従来品の30%軽減されており、かなり乗り心地が良くなっています。
取付け方法としても、力はいらずシンプルな構造となっています。
『バイアスロン・セルフィット取付け動画』
自動巻き取りのワイヤーを操作して取付け、外すときもワンタッチでタイヤチェーンを外す事が可能です。
そういう面では、今までのレバーを使ってひねったり、フックを掛けて〜・・
といった動作が不要なので、初心者でも簡単に脱着できそうですね(^o^)
しかし、取付けの際にタイヤ半周分の移動が必要なのが残念ポイントです!
車も動かす必要がなかったらベストだったんですが、そう都合の良いものはありません。笑
あと、価格も少し高めでしょうか。
静粛性や性能面はピカイチなので、安心を求めるなら間違いない商品ですね(^^)
FEC エコメッシュ2
雪をしっかり掴むように、全方位対応のネットパターンが採用されています。
そのため、あらゆる路面状況にも対応できるので安心ですね!
スパイクピンには、大径4.5mmの超硬タイプが使われてるので、雪道&凍結路でがっちりグリップが効くようになってるのも特徴です。
しかし大径ピンを使ってるがゆえ、乾燥路で走ってしまうと、ピンの磨耗が心配ですね〜。
バイアスロンよりもピン数が少ないため、静粛性は少し上がりますが、そこまでの差はありません。
このエコメッシュ2もジャッキアップ不要で、そのままの状態で取り付け可能な簡単タイプ!
内側と外側の両方が、ワンプッシュ式の取り付けになっています。
通常内側から固定すると、外側がどうしても硬くなり、引っ張りづらいです。
フック式の場合、余計に引っ張り出さないといけませんが、エコメッシュなら外側もワンプッシュのとこまで届けばOKなので少し労力が減りますね〜。
あとはホイール外側のフック8カ所にゴムバンドを取り付ければ完了!
このゴムバンドの取り付けは、最初の4カ所は手でいけますが、残りは専用工具を使わないと固くて手が痛くなります。
しかも、タイヤチェーン片側に対して、ゴムバンドを2本つけなければならないのも少し面倒ですね〜。
僕の場合、ゴムバンドをどこかに失くしてしまいそうです・・笑
詳しくは下の取付け動画を参照下さい↓
『エコメッシュⅡ取付け動画』
ゴムバンドの取り付けがホイールに被ってるので、社外ホイールやメッキホイールに取り付ける際は、キズ付きに注意が必要になりそうです。
ただ性能も良く、取り付けも比較的簡単でありながら、値段が安いので良いですね!
「良いもの欲しいけど、お金が・・」
という人におすすめな非金属タイヤチェーンです!
サイバーネット ツインロック2
トレッド面に影響の少ないネット側面部にストレッチ素材を使用して、取り付けやすさを向上させています。
コチラも超硬のスパイクピンを使用しており、グリップ性能も十分に備えていますね!
スパイクピン周辺の突出部をなるべく減らし、ピンでしっかりと雪道を捉えるように工夫されてるのが特徴。
取り付けには内側がワンプッシュ式、外側が専用工具で回して固定するクイックタイプです。
『ツインロック2取付け動画』
バイアスロン・クイックイージーでは、このクイックロックが3箇所でしたが、この商品は2箇所で良いので、取り付け負荷が減りそうですね〜。
2箇所での固定だと外れないか心配になりそうですが、このクイックタイプは走行すると遠心力で締まる方向になるので、外れる心配はありません!
イエティ スノーネット WD
スイス生まれの信頼の高い商品です。
唯一ゴム製のタイヤチェーンで、ダントツの静粛性があります。
非金属のタイヤチェーンは、金属チェーンに比べると静かですが、意外と振動や騒音があるんですよね〜。
素材がゴムな上、他の非金属のように部分的ではなく、全周を覆うタイプなので、段差による振動もほぼありません!
他の非金属チェーンでうるさいと思った人は、コチラの商品がおすすめです!
外観を見ると全面真っ黒で、パッと見た感じピンもゴムなのでは?
と思うかもですが、しっかりと超硬性のスパイクピンが埋め込まれてるので、グリップ性能もバッチリですよ!
ピンも見た目黒にしてるところに拘りを感じますね。
「ゴムだからすぐに切れたりするんじゃないの?」
これはネット内部に補強芯が通ってるので、耐久性も向上してるので安心です。
と言ってもゴムなので、年数による劣化等は多少あるかもしれませんね〜。
チェーンの取り付け方法は、ジャッキアップは不要ですが、車の移動が必要なのがネックですね〜。
しかし、「伸ばす」「かぶせる」「ロックする」の3ステップで簡単に装着できるので、慣れれば問題なさそうですね。
『スノーネットWD取付け動画』
チェーンを伸ばして、上半分にかぶせてロック。
次にタイヤ半周分動かして、残りをかぶせてロックする。
その後に確認を含め、徐行で走ることでしっかりフィットする作りになっています!
慣れれば1分くらいで装着できるみたいですよ!
このスノーネットは救急車にも使用されており、高評価を得ているのは間違いありません!
しかし、値段が高いんですよねぇ〜!
僕もチェーンは静かな方がいいので、欲しいんですが、金銭的に手が届きません・・・
お金に余裕がある人か、よほど振動が嫌な人向けの商品と言えますね。
ソフト99 救急隊ネット
車用品で有名なソフト99から出ているタイヤチェーンです。
取り付け、性能面含めて上で紹介した『エコメッシュ2』と似ています。
違いがあるのは、取り付け方法が内側・外側両方のロックがフック式ということくらいでしょうか。
余分にチェーンを引っ張らないといけないので、慣れていないと苦戦しそうですね〜。
ただその分値段も安く、振動や騒音も抑えるウレタンを使用してるので、取り付けが気にならなければ、コスト的におすすめです!
『救急隊ネット取付け動画』
スノーゴリラ コマンダー2
『エコメッシュ2』や『救急隊ネット』と似ており、取付時の内側ロックがワンプッシュ式、外側がフック式になります。
トレッド面にもポリウレタンエラストマーを採用し、低振動・軽量・耐寒性があるのが特徴です!
スパイクピンには、幅広カップタイプが使われており、圧雪路面で強力なグリップを発揮することができます。
実際に乗ったことはないですが、チェーン同士の隙間が少ないので、段差によるガタガタ振動が少なそうで良いですね〜。
『コマンダー2取付け動画』
最後に
タイヤチェーンは商品ごとに形状も違い、装着できない車やタイヤが存在します。
「買ったけど付かなかった!走り出したら干渉する・・・」
となったらショックですよね?
最悪走行中にタイヤからチェーンが外れる!なんて事も考えられるので、性能や価格だけで決めるのではなく、タイヤが適合するかもチェックしましょう!
「非金属チェーンが欲しいけど、どれも高いなぁ〜」
そう思ってるのであれば、『金属タイヤチェーン』を検討してみてはどうでしょうか?
非金属よりも振動や音は気になりますが、安く購入できるうえ、グリップ力は金属の方が高いですよ!
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