ガソリン給油ランプがついてからも、そのまま走り続けたりしてませんか?
毎日の仕事が忙しくて、会社への道のりも10~20キロぐらい長い道のりだとついつい給油の事を忘れてしまいがちです。
「まだまだ走れるでしょ~!」
と気を抜いていると、燃料がなくなって路上でいきなりクルマが停止!って事になります。
「ガス欠」ってやつですね!
ガス欠になってしまうと、エンジンにも良くないし、何より追突などの事故を引き起こす原因となります。
ガス欠になったらとにかく、ガソリンを補給しないとどうしようもなく、車が動かせません。
そんな場合は以下の方法でガソリンを調達します。
・知人などにガソリンを持ってきてもらう
・近くのスタンドへ連絡し持ってきてもらう
・自ら近くのスタンドへ行って調達する
・車をガソリンスタンドまで押していく
車の免許を取り立てで運転経験が少なかったり、実家から離れて1人暮らししてると頼れる家族もいないので不安になりますよね?
今回はガス欠になった際のガソリンを補給するまでの手順をそれぞれ見ていきたいと思います。
「ガス欠になったら何をどうしたらいーの⁉︎」
という人のために解説していくので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
ガソリン調達の方法
ガス欠した車はガソリンを入れないと動きません。
ここでは、ガソリン調達するための5つの方法を紹介します。
スマホの電波が入る、入らないなどの状況に応じて選んでもらえればいいです。
路上に車を放置し続けると、周りに迷惑ですし、自分も恥ずかしい気持ちになってきます。
なので、なるべく早く復旧できる方法を選んだ方が良いですね!
JAF、ロードサービスへ連絡する
まず、1番安心できて早い方法ですね。
出勤途中で時間がない場合や、車に詳しくなくて、周りを見渡してもガソリンスタンドが目につかない時はサービスを呼ぶのが確実です。
JAFの電話番号は『0570-00-8139』です。
料金は日中と夜間で2000円ほど差がありますが、大体1万円+ガソリン代で対応してもらえます。
また、JAFは非会員も呼ぶことはできますが、通常より割高になるので注意して下さい!
ロードサービスは、加入してる保険会社やオプションによって変わってきます。
保険証券に書いてある、ロードサービスに電話して確認してみて下さい。
とにかく早く動かしたい!
そんな場合はJAFがおすすめです。
ちょっと料金が高いのがネックですが、迅速で安心な対応です。
会社に遅刻して怒られたり、査定が下がったりするのが嫌なら、惜しまずにすぐ電話しましょう!
知人などにガソリンを持ってきてもらう
会社の同僚や友人に連絡して、ガソリンを持ってきてもらう方法です。
助けを求めて駆けつけてくれそうな頼れる人に連絡して、ガソリン携行缶に燃料を入れてきてもらいます。
助ける側は携行缶をホームセンターなどで買った上で、ガソリンを入れて持って来なくてはなりません。
正直、そこまで手間ヒマかけて駆けつけてくれる知人が都合よくいるか?は微妙ですが…
携行缶本体はガソリン10リットル缶で2000~3000円ほどで買うことができます。
携行缶はガソリンの入れ物で、消防法の関係もあり、基本的に金属で出来た赤色の容器しか使用できません。
あと、携行缶にガソリンを入れる時もセルフでは入れることが出来ないので、スタンドの人にお願いする必要があります。
スタンドの人であっても危険物取扱者の資格を持っていないと携行缶への給油はNGなので、しっかり確認して入れてもらいましょう!
僕の場合は、会社の先輩にサーキット走行が趣味の人がいます。
その人はサーキットに行くと、夢中になってガソリンがなくなるそうなので、携行缶を常備してるようです。笑
もし、ガス欠したらその先輩に真っ先に連絡しようと決めています!( ̄▽ ̄)
近くのガソリンスタンドへ連絡し持ってきてもらう
お金もかけたくない!連絡のつく知人もいない!
そんな時は近くのガソリンスタンドにSOS信号を出します。
「ガス欠してしまったんですけど、ガソリンを届けてもらう事できますか?」
と、必死にお願いすれば駆けつけてくれる親切な人も多いです。
ものすごく親切な人はガソリン代のみでOKという場合もありますが、追加料金は当たり前のつもりで電話しましょう!
追い金といってもJAFに比べればかなり安いので、ここは割り切って下さいね~。
自ら近くのガソリンスタンドへ行って調達する
ガス欠した場所から、1~2キロの距離にガソリンスタンドがあれば、自分の足でガソリンを取りに行く事ができます。
「電話では頼みづらいし、何とかならないかなぁ?」
という人は、ガソリンスタンドに出向いて事情を話せば、携行缶を貸してくれるはずです。
そのまま、店員にガソリンを入れてもらいましょう!
携行缶を満タンにすると、10キロくらいの重さになるので、女性や運動が苦手な人はかなりしんどいです。
2歳くらいの子供を抱っこしながら帰り道を歩く事になるので、重さは10キロになります。
この荷物を持って、往復を歩ける距離であればこの方法は使えますね。
僕の会社の同期はガソリンスタンドまで残り500mでガス欠しました。
走って助けを求めに行ったら、一緒についてきてくれたそうです。
その人には今でも感謝しており、オイル交換や車検もそこでお願いするようになったとか。
車をガソリンスタンドまで押していく
車を押していきますが、1人では無理だし、市街地などカーブが多いところでは危ないです。
そんな場合は素直に他の手段を選んで下さいね~
車を押す方法を説明しておきます。
まずは最低1人の助けが必要です。
ギヤを「N」のニュートラルにして下さい。
するとタイヤがフリーになって、車を動かせるようになります。
運転席と助手席のドアを開いて、ドアの付け根ぐらいの押しやすい箇所を押します。
この時、初動がかなり重いので勢いをつけて、前後に揺らしながら一気に押します。
動き出したらなるべく止まらないように、周囲の安全を確認しながら、押していきましょう。
3人以上で押す場合は、1人が運転席に座り、ハンドル操作と周囲の確認をすれば安全です。
あとの2人は車の後方からゴリ押しする感じですね!
エンジンを始動させる。
JAFやロードサービスで対応してもらう以外では自分でガソリンを補給する必要があります。
ガソリンを補給する時怖いのは静電気での引火事故です。
それを防止する為に、まず素手で地面に触れて下さい。
これで、体にたまった静電気を逃すことが出来ます。
冬場など空気が乾燥してる時は確実に行いましょう!
給油口からガソリンを入れる
車の給油口のフタを開いて、キャップを外します。
ガソリンの入った携行缶のキャップも外して、タンクへ燃料を入れていきます。
この時、ノズルをしっかりタンクへ差し込んでないと、車外へのガソリン飛散もありえるので注意します。
しばらくキーを回してエンジンをかける
ガソリンを10リットルも入れれば、とりあえずは十分走れるので、次はエンジンを始動させます。
一度ガス欠したらタンクからエンジンまでの燃料経路が空になっており、すぐに始動出来ません。
エンジンへ燃料が行き渡るまでは、しばらくはキーを回して粘ります。
しばらくキーを回すと、エンジンがぎこちなく回ろうとしながら動き出します。
エンジンのかかりが悪い時はアクセルペダルをチョンチョンと踏みながらキーを回してみて下さい。
キーを回し続けると良くないので、3秒間隔ぐらいでオンオフを繰り返しましょう!
最後に
ガス欠の対処方法について説明してきました。
これだけの方法があるというのを理解しておけば、いざという時にも慌てず対応できると思います。
ガス欠は燃料の残量をしっかり確認、管理しておけば未然に防ぐ事が出来ます。
平日は仕事で忙しくても、休日にガソリンが半分くらいになってれば給油する!
というのを習慣にすれば、ガス欠にヒヤヒヤせずに済むので、自分の管理法を決めておくと良いですね!
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