あなたは、どうやって車にガソリンを給油してますか?
僕はセルフのガソリンスタンドで自分で給油しています!
以前は、スタッフが対応してくれるガソリンスタンドが多かったですが、最近はセルフ式のところが増えてきましたよね。
地域によっては、ほとんどセルフのスタンドしか無いって所もあるぐらいです。
「車を買ったけど、ガソリンの入れ方がわからない!」
「家の周りにセルフ式のスタンドしかないけど、自分で給油できるの?」
今回はそんな悩みが解消するように、セルフでのガソリン給油方法について解説していきます(^^)
しかも
- 自分でガソリンを入れて爆発とかしないの・・・?
- 給油量はどうやって決まるの?
- 溢れたら大変じゃない?
など不安がいっぱいあります。
僕も始めは、ドキドキしながら給油しましたね~。
周りの人は何気なく、サクッと給油していくのに、自分だけオドオドのろのろ。笑
でも、セルフ式の給油も、落ち着いてゆっくりやれば簡単にできます。
注意点はありますが、ポイントを抑えれば大丈夫!
しっかりポイントを抑えてガソリン給油方法を解説していきますので、参考にしてみて下さいね!
車の運転と一緒で、慣れてしまえば無意識レベルでも出来るようになりますし、他のセルフスタンドでも給油できるようになりますよ。
セルフでガソリンを入れる手順を解説!
ガソリンを給油する手順は以下の順番になります。
- 給油レーンに車を停める
- タッチパネルを操作して料金を払う
- 静電気除去シートを触り給油口を開く
- ノズルを差して給油する
- ノズルを戻し給油キャップを閉める
- 清算しておつりを受け取る
1ずつ詳しく見ていきましょう!
1、給油レーンに車を停める
まずは、ガソリンスタンドに入ったら車を駐車します。
でも、たくさん機械やパネルが並んでいるので、どこに停めて良いかわかりませんよね?
空いてるスペースならどこでも構いませんが、大事なことがあります。
給油口のある方を機械に向けて駐車して下さい!
給油口が逆だと、ホースが届かない事があるので~。
「給油口が左右どちらについてるかわからないよ!」
そんな時も慌てなくて大丈夫ですよ。
ガソリンメーターの所に写真のような、給油機に矢印がついてるマークがあるはずです。
この矢印が指してる方に給油口があるんです。
一般的に給油口は車の左側にあることが多いです。
でも、僕が最初に買った車が右側について他ので、それに慣れてしまって、今でもたまにわからなくなります。
そんな時に、ふとメーターを見ればわかるので便利です。
ちなみに、スポーツカータイプが右側給油タイプが多いですね〜。
給油機の赤、黄、緑のノズルが並んでる付近に、給油口が来るようにゆっくり車を前進していきます。
間隔が1メートルくらい開いても、余裕でホースの長さは足りるので、無理に幅寄せする必要はありません!
車を停めて、サイドブレーキを引いたらエンジンを停止しましょう。
そして、車から降りる前に、給油口のフタを開いておきます。
運転席の右の足元付近に、給油機のマークが書いてあるレバーかボタンがあるので、それを引いて下さい。
「カチャ」とフタが開きます。
僕の車もそうですが、中にはこのレバーがない車種があります。
特に軽自動車に多いですが、フタを自分の手で開くタイプで、車のカギが開いた状態だといつでも開閉できます!
このタイプだと、開けやすいよう写真みたいに、取手らしき部分があるので確認してみて下さいね。
2、タッチパネルを操作して料金を払う
車から降りたら、タッチパネルを操作して支払い方法を選択し、ガソリンの種類や給油量を決めて入金します。
完全な前払いシステムですね~。
今回は「出光」さんのセルフスタンドのタッチパネルを例に説明していきます。
会社によって、順番が違うかもしれませんが、どれも似た感じなので大丈夫です。
まずは、『支払い方法』を選択していきます。
基本的には「現金」「クレジット」「プリペイドカード」があります。
クレジットやプリペイドの方が、ガソリンの単価が値引きされるケースが多いので、オススメです。
カード払いの場合は、ここで先に挿入して、センターとの認証が取れたら先へ進みます。
現金は給油量を決めてから入金するシステムです。
『ガソリンの種類』は以下の3つがあります。
・ハイオク(プレミアム)
・軽油(ディーゼル)
これらの燃料は、車種ごとに決められているので、必ず決められた種類を選択しましょう!
レギュラーとハイオクを間違えた場合は燃費が悪くなる程度で済むかもしれません。
しかし、軽油を間違って入れた場合、エンジンが壊れる恐れがあるので注意して下さい!
「どのガソリンを給油するかわからない。」
そんな時は、車の説明書の後ろの方に書いてあるので、確認してみて下さい!
説明書がない場合は、スマホで調べることもできます。『(車種名)+諸元表』と検索して下さい。
ズラーっと一覧みたいのが表示されます。この中の『使用燃料』の項目に書いてあります。
ガソリンの種類を選んだら次は『給油量』です。
いくら分給油するか?何リットル給油するか?を決めます。
燃料タンクは車種によって、30~80リットルくらいまで様々です。
好きな量、金額を選択して構いません。
レギュラーガソリンが100円/Lだとすると、1000円で10リットル給油できるということですね。
「車検の代車で、あともう少しだけ走れたらいいんだけどな~」って場合には、『1000円分』『10リットル』など指定すると良いです。
逆に、タンク容量よりも多い量を選んでも、タンクがいっぱいになった時点で、給油は勝手に止まるので心配いりませんよ!
給油量の指定がない場合は『満タン』を選んでもらえれば大丈夫です。
ちなみに僕の場合は、燃費が気になるので、カード払いの満タンしかやりません。
『前回給油からの走行距離(キロ)÷今回の満タンにした給油量(リットル)』で燃費が出るので、気が向いたら計算してみるのも良いですね。
支払いで現金払いを選んでいたら、ここで現金を投入します。
千円、五千円、一万円のお札しか入らないので注意して下さい。
また、お釣りは最後に清算できるので、多めの入金でもOKですよ。
風の強い日は、お札が飛ばされる恐れがあるので、十分に注意して下さい!
一万円が飛ばされて、取り返しのつかない事になります(>_<)
3、静電気除去シートを触り給油口を開く
タッチパネルが『給油中』の画面に切り替わります。
画面では、『給油目安100L』となってますが、全部注入されるわけではないので安心して下さい。
そしたら、給油キャップを外して、ノズルを入れて給油するだけなのですが、ちょっと待って下さい!
セルフでのガソリンスタンドで一番危険なのが、静電気での引火爆発です。
なので、必ず『静電気除去シート』に素手で触れてからキャップを開くようにして下さい!
キャップを開いたすぐから、ガソリンは気化してますので、この瞬間に静電気が起こると引火の危険があるんです。
また、ガソリンスタンド内での火気使用は厳禁ですので、絶対守りましょう!
キャップを反時計回りに回して外したら、パネル前の置き場か、給油口フタに引っ掛けておきます。
この段階で給油口から『ガソリン添加剤』を注入する事ができます。
ガソリンの通り道をきれいにして、エンジン性能を良くするためのもので、添加剤をタンクに入れてから、続けてガソリンを給油します。
中古車に乗っており、走行距離が5万Kmを超えてるようなら入れる価値があるかもです!
→ガソリン添加剤の効果はホントにあるの?車のコンディション次第では逆効果あり得る!
4、ノズルを差して給油する
いよいよ。ノズルを差して給油します!
3つノズルが並んでますが、ガソリンの種類で色分けされてます。
・赤ーレギュラー
・黄ーハイオク
・緑ー軽油
自分の選んだ燃料のノズルを取って下さい。
給油口にノズルを奥まで入れます。
この時、最後まで入らない場合がありますが、あなたの車専用に作ってるわけじゃないので当然です。
しっかり入る分だけ、ノズルが入って入れば問題ありません。
この時すでに、給油機の方から「ブヴゥーン」と唸るような音が聞こえるはずです。
これは、燃料を汲み上げてる音なので、異常ではありません。安心して下さいね~。
給油ノズルのレバーを引いて、ガソリンを注入していきます。
「この、レバーはいつ戻せばいいの?」
「タンクから燃料溢れない?」
大丈夫です。そのまま引き続けて下さい。
タンクが満タンになるか、指定した分だけ給油完了したら、自動で注入が停止するようになっています。
このレバーが、戻って給油が止まっても「もう少し入るんじゃない?」と更に注入しようとする人がいます。
ガソリンの注ぎ足しは絶対にNGです!
それこそ本当にタンクから溢れてしまい、危険です。
自分の車もガソリンまみれになり、周りにも迷惑が掛かりますので~。
5、ノズルを戻し給油キャップを閉める
給油が終わったら、ノズルを掛けてあった場所に戻して下さい。
ノズル先端に残ったガソリンが垂れてボディに付着する可能性があるので、給油口から抜く手前でガソリンが垂れてこないのを確認してから戻して下さい!
ノズルを戻したら、またすぐに振り返って給油キャップを閉めましょう!
もし、給油キャップやフタを閉め忘れて走行すると、道路にガソリンを撒き散らす恐れもあります。
ノズルを戻す→キャップ閉めるを意識しておけば良いですね!
6、清算しておつりを受け取る
キャップと給油口のフタをきちんと閉めたのを確認したら、清算しておつりやレシートを受け取ります。
レシートは自動でパネル近くから出てきます。
現金でのおつりを受け取るには、このレシートが必要になるので、破り捨てたりしないで下さいね。
スタンドを見渡すと、『精算機』や『おつり精算機』など書かれた、ATMみたいなのがあります。
レシートの下に表示されているバーコードを、精算機の赤ランプが光ってる部分にかざすと「ピッ」と読み取られておつりが出てきます。
僕はこの精算機を見つけられずにオドオドした記憶があります。
スタンドによって、配置が違うので、ガソリン給油中に精算機を探しておくと落ち着いて行動できますよ!
ここまでが、セルフでのガソリンの入れ方になります。お疲れ様でした!
あとは、車に乗って前進でスタンドから車を出すだけです。
タンクが満タンじゃないのに、給油が止まってしまったら?
ノズルを給油口に入れて、レバーを引くも2~3秒くらいで注入が止まってしまう!
こんな経験はありませんか?
僕は、頻繁とまではいかないですが、5回に1回くらいの確率で、このような状態になります。
手順の解説では、レバーが自動で戻ったら、それ以上レバーを引いたらダメと書きました。
しかしこの場合は、タンクの容量が明らかに少ない!給油開始から数秒しか経過してないんですね。
給油はノズル先端にある穴に空気が通らなくなったら止まるらしく、要するに液面が上がって、ノズル先端まで達したら給油が止まる仕組み。
ノズルから勢いよく出されたガソリンで、タンク内のガソリンがノズル付近まで、舞い上がってくる事が原因だったんです!
この場合、僕はノズルの角度を変えてるみたり、再度差し直したりを2~3回繰り返せば通常通り給油が始まりました。
あなたも、給油開始後すぐに止まるようであれば試してみて下さい。
タンク内の残量がわからなかったり、不安な場合は、インターホンのボタンがあるはずなので、店員さんを呼びましょう!
セルフのガソリンスタンドとは言え、最低1人はいますので、すぐに出てきてくれるはずですよ。
ハイオク車にレギュラーを給油するとどうなる?
燃費がものスゴく悪くなります!
以前乗ってた車が、総走行距離が20万キロを超えていて、そろそろ廃車予定だったんですね。
街乗りの燃費がリッター7キロぐらいしか走りませんでした。
「そろそろ手放すし、車には良くないかもだけどレギュラー入れようかなぁ」
もともとハイオク車だった車に、レギュラーガソリンを入れた結果、燃費がリッター3キロになりました!
「げっ!これだと逆に出費増えるじゃん!」とすぐにハイオクに戻しました。
逆に、レギュラー車にハイオクを入れとどうなるの?と気になりましたが、そこまでリッチじゃないので試してません。笑
純正で定められたガソリンを入れて走るのが1番良いんだと実感しました~!
最後に
セルフガソリンスタンドでの給油方法を解説してきました。
始めは、慣れない事だらけでワタワタしてしまうでしょう。
でも、1回やってしまえばあとはどんなセルフスタンドでも落ち着いて給油できます。
どうしても
「どうしていいかわからない。」
「燃料タンクにノズルを入れるのが怖い」
そんな時は、店員をインターホンで呼んで一緒に給油してもらいましょう。
恥ずかしがって、大きな事故や、車の故障になるよりか、何万倍もマシです!
店員が嫌なら、友達や会社の先輩など方法を知ってる人を引き連れて行くのも良いですね!
セルフでガソリンを給油したなら、ついでにタイヤの空気圧もチェックしたほうが良いです! タイヤの空気圧管理はとても重要で、月1回の点検をおすすめします(^^)
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