
水垢はよくドアミラーやドアノブの下に縦線のように黒くシミになっていますね。
これがとても頑固で落ちにくい!
「せっかく洗車したのに水アカが!」
なんて事で困っていませんか?
水垢落としの方法はたくさん紹介されていて、正直どの方法が良いのかわからなくなります。
僕が今まで経験してきた中では、基本的に次の3ステップで十分だと思ってます!
- 水洗いで洗車する
- 水アカクリーナーを使う
- コンパウンドで磨く
なので、今回はその水垢の落とし方3つを紹介していきますね!
「水アカで困ってるけど何が正しいのかわからない〜」と思ってるなら、ぜひ参考にしてみて下さい。
あと水垢を見つけても、絶対に強く擦ったり、爪でガリガリしてはダメですよ!
気になってつい強めにこすったりする気持ちはわかりますが、それだと水垢が落ちてもボディーに傷がついてしまうことがあるのでー。
僕が以前、ドアノブの付け根からたら〜っと水垢のスジが出来てるのを見つけた時なんですが
「ちょっとくらい大丈夫だろう!」
という安易な気持ちで爪でカリカリやってしまい、小さな傷をつけた経験があります。
車に乗り込む時に目につく場所だったんで、つい手が出てしまったんですよね〜。
なので焦らず、ステップ毎に対処していきましょう!
水洗いで洗車する

まず水垢を見つけたら、優しく指の平でなぞってみて下さい!
- 軽くなぞるだけで水垢が消えた
- 消えないけどだいぶん汚れが落ちた
そんな場合はかなり軽傷レベルなので安心して下さいね。
車全体を水洗いしてあげるだけで綺麗に落とすことができると思います。
もし指でなぞっても全く水垢が落ちなかったらどうするか?
水垢が消えなくても、一通り水洗いしてみて下さい!
全部は落とせなくても、綺麗になる箇所もあるはずだし、次のステップで水垢落としが楽になるので〜。
水垢を一箇所見つけたら、他の箇所にもあることがほとんどです。
車に水をかける前に、ボディーの周りを1周して、水垢になってる部分を確認して下さい。
水をかけると水滴で水垢が目立たなくなるので、洗車する前にあらかじめ重点をおいて洗う箇所を決めとくって感じですね〜!
汚れてる箇所がわかったら、水の入ったバケツにスポンジを入れて、びちゃびちゃに濡れた状態でボディーを優しく洗っていきましょう。
この時、前もって確認しておいた箇所は1回サッと洗うのではなく、少し強めに洗って下さい。
強めと言ってもスポンジを押し付けて「キュキュキュッ」と無闇にはせず、手の平全体でスポンジを押し付けたまま2、3回一方向になぞるようにします。
すると、ある程度の水垢は綺麗に落とせますので丁寧にやって下さいね!
スポンジで水垢が落ちなかったら?
「スポンジで洗っても全然落ちませんけど〜」
そんな時は『マイクロファイバークロス』を使ってみて下さい!

マイクロファイバークロスは、スポンジやタオル生地よりもはるかにきめ細かく、ボディーにも傷がつきにくいメリットがあります。
おまけに繊維が細かいので、汚れを掻き取ることでも優れてるのでオススメですよ。
これを使うと劇的に水垢を落としやすくなるので、僕も水垢落としや洗車後の拭き上げで使っています。
スポンジ同様に水をたっぷり含ませ、水垢部分を洗って下さい。
マイクロファイバークロスだと、少し強い力で洗っても大丈夫なので、指の平で押さえてゴシゴシしましょう!
ただし、あらかじめホコリや泥などは洗い流しておいて下さいね。
でないと汚れを巻き込んでしまって、細かい線傷がついてしまう場合がありますので〜。
水アカクリーナーを使う
水洗いで水垢が落ちず納得いかない場合、次は『水アカクリーナー』を使ってみて下さい。
これは水垢を落とすのに適したクリーナーで、研磨剤が入っておらず塗膜を傷つけないので初心者でも安心ですよ!
水垢の原因となる成分を薬品の力で浮かせて除去する!といった感じでしょうか。

スプレータイプがほとんどでボディーに吹き付け、タオルで拭き上げるだけなので簡単ですね。
水アカクリーナーをマイクロファイバークロスに吹き付けて、水垢部分を拭き上げていくと良いです。
ここでの注意点は、あまり力強くしないこと!
あくまで薬品の力で水垢を落とすので、力まかせに擦ってもダメですよ。
ですが、上でも説明したマイクロファイバークロスを使って水洗いした時ぐらいの力加減なら大丈夫です。
この方法で、前のステップで洗車した際、落とせなかった水垢部分を拭き上げてやりましょう。
よっぽどひどくこびりついた水垢でない限り、この段階で除去できるはずなので、頑張って下さいね!
また、台所用の中性洗剤を薄めてから、カーシャンプーのようにして洗っても水垢を落とす事が出来ます。
でも、これは基本的にオススメ出来ません!
泡立ちが良すぎて、水で洗い流すに時間が掛かり大変なんですよねぇ〜( ´Д`)
おまけに、しっかり洗い落とさないとそれがさらにシミになり、台無しになる事もありますので・・・
僕個人の考えですが、そもそも食器用洗剤を車に使うことに抵抗があるんですよ。笑
それに比べて水アカクリーナーは、吹き付けて拭き取るだけだし、専用品なので安心して使えるのがGOODです!
コンパウンドで磨く

はい。やってきました最終ステップ!
水洗いでもクリーナーでも落とせなかった水垢は相当ガンコで、塗装表面にこびりついています。
「何やっても取れないからもう無理か〜?」と落ち込まないで下さいね〜。
こびりついた水垢を剥がし取ってやりましょう!
ということで『コンパウンド』を使って磨いていくことになります。

本来コンパウンドは、ボディーのキズなど補修の時に使う研磨剤で
『キズ消し用』→『仕上げ用』→『超鏡面用』と、目の粗い順に使っていくのが普通なんですよね。
でも水垢落としの場合はこの逆の順番で行って下さい!
いきなりキズ消し用から使うと、細かい線傷が入ってしまって、そこから仕上げ→超鏡面と磨かないとツヤを取り戻せなくなりますから。
なので必ず『超鏡面用』などの一番細かい粒子のコンパウンドから使うようにして下さい。
もし超鏡面用がダメで、仕上げ用コンパウンドで水垢が除去できたなら、もう一度超鏡面で磨いてやるだけでOKなので。
おそらく一番細かいコンパウンドで水垢は落とせると思うので大丈夫と思いますがね(^ ^)
コンパウンドを磨き用のスポンジに少量つけて、水垢の落ち具合を確認しながらタテヨコ方向に磨いていきます。
この時円を描くように磨かないで下さい!キズの原因になってしまいますからね。
最後にコンパウンドが乾燥して白い粉っぽくなったら、マイクロファイバークロスなど柔らかいもので拭き上げて下さい!
それか磨き用スポンジが無かったら、始めからマイクロファイバークロスで磨いても大丈夫ですよ〜!
これでも十分に水垢を落とすことが可能です。
「コンパウンドは塗膜を削るから使わない方がいい!」という意見もあります。
確かに目の荒いコンパウンドを使うと、ツヤが無くなったり、細かい傷がつきますね。
でも正しい使い方をすればツルツルを維持したまま水垢を綺麗に落とせるんです!
ただし、コンパウンドで塗膜表面を磨くという事は、コーティングやワックスが剥がれてしまう事になります。
もしコーティングをしていたのならば、そこだけが保護されてない状態なので注意してくださいね!
水をかけた時に、そこだけ水が弾かず伸びるような状態であれば完全に剥がれています。笑
そうなってしまったら、再度ボディのコーティングをしてあげると良いですね〜!
最後に
いかがだったでしょうか?
水垢の落とし方を3ステップに分けて解説してきました。
水垢を放っておくと本当にガンコにこびりついてしまうので、早めに落としてしまいましょう!
今回ご紹介した方法でやれば、リスクも少なくできると思うので参考になればと思います。
また、市販のスプレーして拭くだけのコーティングでも良いので施工しておけば全然違いますよ。
たとえ水垢がついても、指でスッとなぞるだけで水垢が落ちるようになるので〜。
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