寒い日の早朝、フロントガラスが真っ白に凍結していたらテンションがた落ちですよね?
「大丈夫だろう!」とワイパーを動かすと、ジャリジャリと余計に悲惨になります。笑
僕もよくやってしまうので、焦る気持ちはわかるんです。
「ならガラスが凍結したらどうすれば良いの?」
はい。ガラスの凍結に効果的な方法は以下の3つがあります。
- ぬるま湯をかける
- 解氷スプレーを使う
- ヘラなどで削ぎ落とす
今回はこれらのオススメの解氷方法について解説していきますねー!
ワイパーを動かしてしまって余計に解けるのに時間が掛かったり、暖房をかけてひたすら待つ!
なんてことが多かったなら、ぜひ参考にしてみて下さいね(^ ^)
ぬるま湯をかける
まずパッと思い浮かぶ方法が、お湯をかけることですね。
僕も始めこの方法を試してみました。
ガラスの凍結には、確かにお湯は効果的です。
お湯で少し解けた状態で、ワイパーを動かすと一発ですからね!
しかし、いつワイパーをして良いか?の判断や、どのくらいの温度・量のお湯をかければ良いのか?わからない部分が多いです。
僕が経験のもと、良いと思ったお湯での解氷方法を紹介します。
まず、絶対にやってはいけないのは『熱湯をかける事』です!
凍るくらいに冷えたフロントガラスに熱湯をいきなりかけてしまうと、ガラスに亀裂が入ってしまう恐れがあるんですよ!
凍結した霜は一瞬で解けるでしょうが、同時に大切な車のガラスがピシッと割れる可能性があるのでやめましょう。
ちなみに、ガラスに亀裂が入ると車検に通らなくなり、約10万円払って交換してもらう必要がある事を理解していれば、きっと今後熱湯をかける事はないはずです。笑
実際、僕もポットのお湯をちょろっとかけた事があるのですが、その時は大丈夫でした。
今思えば、本当に少量の熱湯だったから助かったのかもしれません。笑
お湯の適正温度は?
「なら、どのくらいの温度のお湯をかければ良いの?」
おおよそ人が触って「熱っちぃ!」とならない程度の温度が適温ですね。
温度で言うと、30〜40℃くらいです!
なので、お風呂のお湯なんか最高です!
間違っても、僕みたいにポットのお湯は使わないで下さいね。笑
ポットや沸騰したてのお湯は90〜100℃くらいあり熱過ぎますのでー。
ポットや沸かしたお湯に水を入れて、適温に調整するのも面倒くさいのでやはりお風呂のお湯が一番良いです。
前の日のお風呂にためたお湯を流さずに、フタをして翌朝まで残しておけばOKです。
多少温度は下がり、20〜30℃くらいになるかもしれませんが問題ありません。
凍結したガラスにとって、20℃でも充分過ぎるくらいお湯の部類に入りますからね。笑
ぬるま湯の量は?
ガラスにかけるぬるま湯の量は、多すぎる分には問題ありませんが少ないと再凍結に可能性があるのでダメです!
お湯の量は、1〜2リットルくらい欲しいですね〜。
2リットルのペットボトルにお風呂の残り湯を、汲んでいくと最高です。
満べんなくフロントガラスにかける事ができるので、解氷もスムーズにいきますよ!
(最近は2リットルペットはあまり見ないので、1.5リットルでも大丈夫です。笑)
せめてと言いますか、最低でも500mlのペットボトル分は用意して欲しいです。
僕みたいに、普通のコップ一杯分かけるだけでは、無意味になるか逆効果ですので〜(^_^;)
ぬるま湯での解氷手順
お湯が準備できたら、エンジンをかけましょう!
そして、フロントガラスの曇りを取るときに使う『デフロスター』をON!
『エアコン(A/C)』もONして下さい。
そしたら、準備したお湯をガラスの上の方から、ゆっくりかけていきます。
ガラスを1往復分できるくらいにゆっくり、かけていきましょう!
ぬるま湯をかけ終わったらエアコンからも温風が出始めてると思うので、ワイパーを動かして下さい。
一発でさっぱり綺麗に解氷できてる場合もありますが、数回しないとダメな時もありますね。
あと、ぬるま湯をかけても長い事放置してると、水が再凍結することもあるので、速やかに行って下さい!
車内のエアコンから温風が出はじめたのを確認してから、ぬるま湯をかけるのが最も確実な方法です。
解氷スプレーを使う
次に解氷スプレーです。
これは別に使い方にコツとかはそんなにありません。
吹き付けるだけでシュワァーっと氷が解けていきます。
この解氷スプレーが手軽で最も早く確実に解かすことができますね〜。
使い方は、フロントガラス全面にスプレーを吹き付けていき、少し待ちます。
見てわかるレベルで氷が解けてくるので、ワイパーを動かしてあげれば完了!
すっごく簡単ですよね?
ただし、これは無料ではありません。
スプレー1本で300円〜1000円くらいが相場のようです。
凍結する度にスプレーを使ってたら、お金が減ってく一方なので、どうしても時間がない!って時や緊急時のみ使うようにしたら良いかもですね〜。
冬には、車にずっと置いておけば良いでしょうが、夏になるとスプレー缶が破裂する危険があります。
なので車内に置きっぱなしにするのは厳禁です!
それか、プラスチック容器の解氷スプレーもあるので、そちらを買っておくのもアリですね!
とんでも便利な解氷スプレーですが、僕的にはあまり使いたくないんですよ。
入ってる成分が車にどう影響するか不安だからです・・・
中には、液がベタベタするものもあるようなので、実際使ったのは1回くらいでしょうか。笑
でもそれは数年前なので、最近ではそのような商品は減ってきてるかもしれませんね。
下の動画は、ユーチューバーのカズさんが解氷スプレーについて投稿してる動画です(^ ^)
3分くらいでサクッとレビューしてますよ!
何はともあれ、1度くらいは経験しておくと良いですよ。あの解氷ぶりはトリハダもんですから。笑
ヘラなどで削ぎ落とす
お湯もスプレーも使わない原始的な方法です。
『スクレーパー』と呼ばれるヘラのようなもので、ガラスの凍結した部分を削り取っていきます。
使い方も簡単で斜め45度くらいにして、ガラス表面をゴリゴリ削れば綺麗さっぱり取れてくれます。
ただ、ガラスが汚れてたり悪いコンディションだと、うまいこと削れない場合もあるようですが、それは撥水コーティングをしておけば解消できますよ!
ガラスにコーティングしておけば、表面の氷も落ちやすくなるので、スクレーパーでひと掻きすればOKです。
→車の霜対策はどうする?凍結ガラスに慌てなくてよくするためにやれる事!
僕はこのスクレーパーを一番よく使っています。
というか、最近はこれしか使ってません。笑
解氷スプレーは家に置いてるので、持ってくるのが面倒くさい!
お湯もわざわざ、浴槽から汲んでくるのが面倒くさい!
そもそも、会社に遅刻するかもで時間がない!
そんな理由でスクレーパーのみ使っちゃいますねぇ〜。
あと、雪が詰まった時にも、簡単な雪掻き道具としても使えますよ。
しかも、スクレーパーなら夏に破裂しないし、1本買えばずっと使えるので僕的におすすめなんです。
ただ、先ほども言った通り、ガラスにコーティングしてないと、気持ちよく削れなくて逆に疲れるかもしれないので注意して下さいね!
金属製のものは絶対に使わないで下さい!
角度によっては、衝撃的なくらいガラスに傷をつける可能性があるので・・・
選ぶならプラスチック製のスクレーパーが間違いありません。
ひと掻きで氷を除去できる範囲は狭くなりますが、使わなくなったクレジットカードでも代用できますので試してから決めてもいいですね!
追記:ダンボールでも代用可能?
今まではずっと、スクレーパーを使ってきたんですが、嫁の車に置きっ放しにしたことがありました。
急いでたので、車内に転がってたダンボールを使ったところ、意外と霜取りに有効で、それ以降はダンボールばかり使ってます。笑
→フロントガラス凍結の対処にお金は不要?ダンボールでも十分な事がわかった!
最後に
フロントガラスが凍結した時に役立つ解氷方法について書いてきました。
簡単にまとめてみましょう。
【ぬるま湯をかける】
- お風呂の残り湯など(水温30〜40℃)
- 使う水量は1〜2リットルは必要
- エアコンをかけながら、速やかにワイパー
【解氷スプレーを使う】
- 凍結ガラスに吹き付けてワイパーするだけ
- 300〜1000円くらい
- 缶容器は夏場に破裂の危険あり!
【ヘラなどで削ぎ落とす】
- プラスチック製を選ぶ
- 撥水コーティングで作業性UP!
- 比較的安価
- 1度買えばずっと使える。
- クレジットカードなどで代用可能
このような感じでしょうか?
実際にこの3つを試して自分のスタイルに合ったものを見つけると良いですねー!
少しでも参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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