ミラリードから発売されている『ペルシード』
ピンクのスプレー缶が印象的なこの商品ですが、近くのオートバックスでは専用の売り場があるなど、前から気になってました。
半永久的に続く、浸透型のガラスコーティング!と言われてますが・・・
施工方法はスプレーして、塗り込むだけなんですよ?
「ホントかよ〜〜!それだったらスゴいんかけども」
そんな簡単な方法で、半永久のガラスコーティング効果があれば誰も苦労しないよ!というのが本音です。はい。
値段も3000円くらいで、シュアラスターのゼロウォーターと変わりませんね。
今回はそんな『ペルシード』を試してみようと思います!
【追記】
最近はスプレーするだけで、本格ガラスコーティング同等の効果が得られるコーティング剤にハマっています!!
値段はペルシードの倍くらいしますが、作業も簡単で滑水効果も良いです(^^)
気になる方はコチラからどうぞ↓
→車の滑水コーティング剤『GENESIS α』レビュー!簡単施工でムラも少なく良い感じ
内容物はスプレーとクロスだけ
商品の箱の表面には、ペルシードの使い方や効果が書いてありました。
中を開けると、注意書きが書いてあるやつと、ペルシード本体、専用クロスが入ってます。
ありがちな組み合わせのコーティング剤ですね!
他のコーティング剤となんら変わりません。
2液性のコーティング剤や、変にスポンジなどがないだけわかりやすいんですが、これだけで半永久のガラス効果が本当に出るのか疑問に感じます。
この専用クロスは、予想以上に薄手になってますね。
近くで見てもわかるように、繊維が細かいんですよ。
コーティングの仕上げなどで使う、ネルクロスみたいな感じでしょうか。高級な感じです。
普通はマイクロファイバーが入ってそうなんですが、ここはちょっと違いますね〜。
僕は今まで水洗いをするにしろ、ゼロウォーターやプレクサスを施工するにしろ、マイクロファイバーだったので、戸惑いが隠せません!笑
ほら!横から見てもこんなに薄い!
この縫い目みたいなとこが、ボディにキズをつけないかちょっと心配ですね〜。
ペルシード施工のポイント
これはペルシードの箱にも書いてあったんですが、本来の効果を発揮するためには、最低3回施工が必要みたいです!
しかもその3回の施工は、3週間以内にやれば更に効果が期待できるそうな。笑
「週1回も洗車とコーティングしなくちゃいけないのか!!」
これはどうやら連続3回の施工でもいけそうな感じですね〜。
ちなみに今回は1週間で2回ペルシードを施工しました!
ボディに施工する時のポイントはですが、製品に書かれてる使用方法は以下のようになってます。
・洗車して、軽く水滴を拭き取る
・スプレーボトルを軽く振る
・80cm四方に約1秒スプレーする
・付属のクロスで塗り広げる
今回僕が試してみた感じだと、使い方で注意するべき点は3つ!
- 水滴はよく拭き取ったが良い
- クロスで擦りすぎないよう注意する
- 使用量が思いのほか多かった
使い方でも書きますが、ペルシードの液剤は薄い泡のように出ます。
専用クロスもマイクロファイバーに比べ、吸水性重視という感じではありません!
なので水滴が多く残ってると、ボディがべちゃべちゃした感じになります。笑
完全にとは言いませんが、ひと通り全体の水滴をマイクロファイバーなどで拭き取った方が良い感じでした。
サッと拭き上げた時に、スジみたいに残る水分や、拭き取った後にミラーやドアから垂れてるく水くらいならスルーしても大丈夫ですよ!
洗車が終わったら、5分くらいでササ〜っと水滴を軽く拭き上げるといいですね。
また、ペルシードを塗布して塗り込む時ですが、ほぼ一瞬で液剤が消えるように無くなります。
「本当に塗り広げられてる?」
僕の初めて施工した時の感想です。
それでどうしたかというと、磨くようにこすってしまったんですね。笑
「本当にコーティングされてるんかぁ〜!」と必死にゴシゴシやってしまいました・・・
そのせいでちょっと小キズが出来てしまったんです・・・(>_<)
ペルシードの成分は揮発性が良いので、ムラになる以前に、どこを施工したかわからなくなる!というのがありました。
施工面がよくわからなくなる分、必然と使用量も増えていきましたね〜。笑
80cm四方に1秒スプレーとありますが、個人的にこれだと少ないと感じます。
他のコーティングと違い、塗布し過ぎでは効果がないという感じではなく、吹き付けた分だけ効果があったように今では感じてます。
なので、80cm四方に1秒と縛られず、施工面全体に薄く吹き付けていくのがポイントですね!
実際にどんな感じにスプレーしたかは、この後写真付きで解説します。
ペルシードの使い方
今回ペルシードを試す車は、タントカスタムになります。
上の写真は、ペルシード1回目の施工から、3日くらいのタントです!
「すでに施工済みなんか〜い!」という声が聞こえてきそうですね。笑
1回目使った時は、僕自身必死だったので、写真を撮り忘れました!
小キズがついたのもその時になります。
なので今回は、僕なりに使い方を確立した上での、2回目の施工という形でご紹介します!
泡状になるまでスプレーする
洗車して水滴を拭き上げるとこまでは、良いですね?
今からペルシードを使っていくんですが、ポイントは、泡状になるくらいがベストです!
スプレー缶をよく振ってから、吹き付けてみればわかりますよ。
上の写真で右側が約2秒、左側が1秒スプレーした状態です。
このくらい泡状になってれば問題ないですよ〜。
スプレーを吹き付ける前に、振りが甘いとこのように泡状にならない時がありました!
どうかはわかりませんが、泡状態にならないと、コーティング効果以前に、ボディーにキズがつきそうな感じになるんですね。
なので、スプレーは毎回振ってから、1〜2秒吹き付けた方が良いです!
S字カーブスプレー!
見出しが何のこっちゃわからないと思いますが、意味はそのまま!笑
僕が勝手に名付けました。
1回目の施工での失敗要因は、スプレーを一箇所に集中したからだと思ってるんですね。
「だったら、全体に薄くスプレーすれば良いんじゃね?」
と思って試したところ、塗り広げるのもスムーズで、サッと納得がいくレベルで施工が出来たのでオススメです!
上の写真はドアパネルになりますが、どのようにスプレーしたかというと、上側から約1.5〜2秒くらいで下までスプレーする感じです!
この時に手は止めずに、「いーーちっ!」と心の中で数えながら、2秒以内にSじカーブで塗布できればOKですよ。笑
これはドアパネルの例ですが、天井やバンパーなどもこんな感じにしてもらった方がやりやすいかと思います。
あまりに狭い部位とかは、横に『一の字』をサッと描く感じでやりました!
ペルシードの使用量ですが、本来の目安より多くなりがちです。
ですが、僕的には施工面・効果面をにしても、このくらいでちょうど良いと思ってます!
クロスでの拭き上げはタテヨコ一回ずつで十分!
スプレーしたら専用のクロスで塗り広げる感じで、拭き上げます!
これが、一回目施工の最大の失敗点ですね〜。
いつまでもゴシゴシしてましたから・・・笑
塗り込み過ぎずに、本当に表面になじませるくらいでちょうど良いです!
実際の拭き上げの動きを書いてみました!下手くそですみません!
トラックパッドでのスケッチは初めてだったので・・・笑
ドアを例にすると、スプレーしたあと、タテ方向に全体を拭き上げます。(緑ライン)
次にパネルの上部から、ヨコ方向に塗り広げるようにします!(赤ライン)
この時、拭きスジがあってもあまり気にする必要はありませんよ〜。
揮発性が高いので、そのうち消えますので!
僕のように小キズをつけたくないなら、タテヨコ一回の拭き上げで完了した方が良いです。
このペースで作業していったら、施工時間もかからず、スムーズにコーティングできるので、オススメですよ!
未塗装樹脂は後回しにした方が良い
ペルシードでの説明欄には、ガラスや未塗装樹脂、何でも施工できるとあります。
間違ってはないと思うんですが、未塗装樹脂に1回目使った時に、写真のようにクロスが黒くなっちゃいました。
洗浄成分が入ってるのかわかりませんが、このままボディーを拭いていくのも何か嫌じゃないですか?
なので、ワイパー周辺やバンパーなどの未塗装樹脂に使うのは最後に回した方が良いと思います!
ちなみに今回の2回目のペルシード施工では、あまり黒くならなかったです。
コーティング効果が出てきてるんでしょうか( ̄▽ ̄)
樹脂部品も気にせず使ってましたが、気になるほど黒くなりませんでしたね!
ペルシードの効果は?
ペルシードの2回目施工が完了しましたが、効果のほどはどうなったか!
ちなみに1回目から3日ほどしか経過してないので、ペルシードを使う前の洗車では水弾きは抜群でしたよ〜笑
触った感じもスベスベになりましたね!
でも、プレクサスやゼロウォーターよりもスベスベ感はなかった感じです。
プレクサスのような特有な臭いも無く、誰が使っても安心だと思います。
肝心なツヤですが、「深みがましたかな?」って感じ。
今まで色々コーティングを試してきたので、タントのボディー自体キレイなのもあるんですが、明らかな違いはよくわかりませんでした!笑
【天井部】
【側面部】
【リア】
仕上がりはこんな感じです!
あとは、これで放置してコーティング効果がどのくらい持つのか?見ものですね〜笑
ゼロウォーターやプレクサスでも1ヶ月後には「うーーん」ってな感じだったので、それ以上持ってくれれば嬉しいですね!
ちなみに2〜3週間経過した段階では、特に汚れも目立たないで、良い感じでした。
【追記】ペルシード数回の施工で効果アップした!
今回のペルシード施工から、約1ヶ月経過した時の評価をしてみました。
コーティング効果は全然残っていて、今まで使った市販のコーティング剤の中では最高かな?と思うほどでしたね!
→ペルシードの評価は?2回施工から1ヶ月経っても十分な耐久性があった!
最後に
ペルシードの使い方について書いてきました。
簡単施工で、半永久のガラスコーティング!(←まだわかりませんが・・・)
ペルシードの成分に揮発性が入ってるので、ムラになる心配はほとんどありません!
そんな点では安心なんですが、キレイにコーティングしようと思うあまり、力強くゴシゴシしてしまうと台無しですよ。
ペルシードを使うなら、一度僕が考えた方法も試してみて下さいね!笑
ただし、液剤の使用量は多くなりがちです!
『中型車3台分』とありますが、この半分持たないと思います。笑
僕の使い方でやると、軽自動車であるタントでさえ、2回分とほんの少し余るくらいでした!
本気でペルシードを試したいなら、2本購入してた方が良いかもしれませんね〜。
『カーファクトリーAnswer』から出ているGENESISコート剤なら、ペルシードよりも効果長持ちで、コストパフォーマンスが良いですよ!
実際に使ってみたので、騙されたと思って覗いてみて下さい(^^)
→車の滑水コーティング剤『GENESIS α』レビュー!簡単施工でムラも少なく良い感じ
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