「新しい車を買って、カスタムしたいな!」
そんな風に思う方も多いはず。
どうせならカスタムする車は、格好良いのを選びたいですよね〜?
しかし、最近の車では、安全装置が高性能になっており、「純正じゃないとダメ!」みたいなのが増えてきています。
特に『アクティブボンネット』と呼ばれる安全装置は、タイヤもホイールも純正でないといけないみたいです・・・
カスタムでは、ホイールのインチアップをする人も多いと思います。
あなたもホイールを社外品に交換して、ビシッと決めたくありませんか?
アクティブボンネット車は純正ホイールで機能する!
マツダの『CX-8』は知っていますか?
CX-8は、2017年9月ごろに発売開始のSUV車です。
トヨタでは『C-HR』というSUVが人気ですが、僕的にはこっちの方が好みですね〜
大きなグリルに、輸入車のようなヘッドライトなんかカッコ良いです!
ですが、『アクティブボンネット』が全車標準装備されており、タイヤ・ホイールのサイズなどが制限されてしまいます。
ドレスアップユーザーとしては、衝撃的な事実ですよ。ホントに。笑
アクティブボンネットとは?
スピードが出てる状態で歩行者と接触した場合に、ボンネット後方を瞬時に持ち上げ、エンジンとの間隔を開ける機能。
これにより、歩行者の頭部への衝撃を和らげる役割があります。
このアクティブボンネットは、歩行者の安全を配慮してるし、衝撃を検知して瞬時に動かすなんて、すごい機能ですよね!
年数が経ってきた時に、メンテナンスとか大変そうです。笑
しかし!冒頭でも話した通り、タイヤとホイールのサイズが決められています!
どういう事かと言うと、メカニズムの詳細はわかりませんが、車の重量バランスとスピードを計測し、衝撃があった際に機能する。
みたいな感じでしょうか。
メーカーが言うには、ホイールが純正でなくなっただけで、正しく作動しない事もあるみたいです・・・
社外ホイールへの交換が困難!
アクティブボンネットを装備した車では、社外ホイールに交換したら、機能しないかもって事ですよね!
「えっ?なら純正ホイールしか履けないの?」
もちろんそういう訳では無いと思いますが、せっかくある安全装置なんで、使いたいもんです!
機能自体は、純正ホイールの重さで見てるはずなので、例え同じサイズのホイールを選んでも、デザインが違う分、重さも変わります。
インチアップしようもんなら、大幅に重量アップです!笑
例えば、純正のホイールが17インチだとしたら、17インチしか履けない!
それでも、アクティブボンネットは機能しないかも?というかなり勿体無い結果になってしまいますね〜。
また、インチダウンに関しては、メーカーが指定しているサイズのみ対応可能みたいです。
インチの他にも、ホイールのオフセットやバランスも関係してくるでしょうね!
ホイールバランスは、調整し直せば良いのでしょうが、オフセットに関しては、ホイールを買った時に決まってしまいます。
オフセットとは、ホイールの取り付け面を、中心から見てどのくらい外に出すか?内に引っ込めるか?の値です。
基本的に純正のホイールでは『+45』くらいが多いですね。
ホイールを進行方向から見て、中心から外側に45mmのところに取り付け面がある。という感じです!
車をカスタムするなら、ギリギリまでタイヤを外に出して、太いホイールを履くのが人気でもあります。
これをするためには、ホイールのオフセットを変更するしか方法が無いんですよね〜・・
「タイヤが30mm引っ込んでるから、あと25mm外に出したい!」
となれば、オフセット値を25引いて、+20にすればOK!
なんですが、これも同様にホイールの全体バランスが変わってしまうので、アクティブボンネットの機能が働かないかも〜。って事ですよ。
純正と同じサイズのホイールに、オフセットも同じで、デザインのみ変更するだけで満足する人もいますが、僕は納得できませんね〜。笑
スタッドレスタイヤへの交換もかなり面倒に・・・
僕は昔、車高を落として、インチアップしてた時は、雪が降っても夏タイヤで頑張ってました!
でも、それは全力でおすすめしませんよ〜。
スリップしたら終わりですからね。命も危険だし、助かってもせっかくカスタムしたパーツがおじゃんになる訳ですから。笑
なので、冬シーズンだけでも、スタッドレスタイヤを履いたほうがいいです(^o^)
そんなスタッドレスタイヤへの交換ですが、普通なら別にホイールを購入して、スタッドレスタイヤを組み込んで使用します。
それを毎年、冬になってから夏タイヤのホイールごと交換って感じですね!
ところが!
アクティブボンネット装着車では、これもうまくいかないみたいです・・・
「スタッドレスタイヤに使うホイールは安くて大丈夫っしょ!」
と思っても、前にも言った通り、純正ホイールから重さが変わってしまいます。
なので、アクティブボンネット機能を確実に使うためには
もう1セット(4本)純正ホイールを購入して、それにスタッドレスを組み込まなきゃならない!
って事なんです!( ´Д`)
かなり面倒じゃないですか?
「スタッドレス用のホイールくらい安いの選ばせてよ!」っと思いますね〜。
しかも、純正ホイールは意外と高いって知ってました?
下手すれば、インチアップした社外ホイールも買えるくらいですよ。笑
この件に関しては、カスタムに興味がない人にとっても、納得いかない部分ではありますね〜。
最後に
アクティブボンネット車をカスタムするのは、少しやっかいですよ〜。
という話をしてきました。
カスタムする車を選ぶ際には、注意しておきたい部分でありますね!
特にマツダ系列の会社に勤めてたりすると、マツダ車が選択肢になると思うので。
今後、このような安全装置はドンドンと増えてきそうです。
カスタム好きからしては、色んな制限が増えるようでなんとも言えない気分ですよ。
でも、安全ありきのカスタムなので、時代の流れに合ったドレスアップをしていけばOKだと割り切ります!笑
また、一般ユーザーから今回の件の苦情?クレーム?がきているようで、早い段階で対策が入り、制限がなくなるかもしれません!
マツダ社はトヨタや日産などに比べれば規模は小さいですが、デザイン・走行性能なども良く、優れたメーカーですので、頑張って欲しいですね〜(^^)
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