ヘッドライトの内側が曇るのって気持ち悪いですよね〜?
車はヘッドライトがキレイであるからこそ、輝ける!!笑
せっかく新しい車を買ったのに、レンズが曇ってしまう事もあるので、原因がよくわからない部分でもあります。
ヘッドライトが曇る原因について解説しましたが、内側が曇るのは外気との温湿度に差ができるからです!
「それはわかるんだけど、どう対策すれば良いの?」と思いますよね・・・
僕も長年ヘッドライトの曇りには悩まされてきたんですが、ある対策法で曇りをなくす。あるいは減らすことが出来るのがわかってきました!
今回は、そんなライト内側の曇りの取り方について書いていこうと思います。
- バルブのパッキン類の清掃・交換
- ヘッドライトの内側を乾燥させる
- 通気口のフィルターを交換する
- ライト接合部をコーキングする
- 【荒技】バルブのフタに乾燥剤を仕込む
これらが僕がやってきた対策内容です。
僕はヘッドライトをバラして加工とかもやってたので、リスクが大きかったのですが、これらの対策をやることで、曇らなくする事が出来ましたよ〜!
あなたもヘッドライトの曇りで悩んでるのであれば、試す価値はアリだと思います。
それでは、一つずつ解説していきますね(^_^)
バルブのパッキン類の清掃・交換
まずは基本的なことになりますが、バルブのパッキン類の点検です。
HIDやポジションランプなど、ソケットをライト本体の穴に差し込んで、右に90度くらい回して固定するものですね。
外すときは、この逆動作をやってもらえれば外せますよ!
このバルブソケット部分には、ホコリや水が侵入するのを防ぐために、パッキンがついています。
黒いゴムみたいなやつなんですが、輪ゴムよりも一回り二回りくらい大きいサイズのものがついてるはずです。
まずは、これを点検してみましょう!
- パッキンにゴミなどが付着してないか?
- パッキンに亀裂や破れはないか?
もし上記に当てはまるならば、清掃したり、交換する必要がありますね。
パッキンは、すぐに引っ張れば簡単に外すことができますよ〜。
まさかと思うと思いますが、「パッキンがついてなかった!」なんて事も十分あり得るので、しっかり左右と比べながら点検して下さいね。
中古車で車を買った場合などは、付いていない場合もあるのではないでしょうか。
また、例え新車であっても、初期不良や抜けがあったら、ついていない事もあるので、気を抜いてはいけませんよ。
まぁ、新車から1年くらいなら、ディーラーに言ったら、新品ライトと交換してもらえると思うので、そこで悩み解決の場合もあります( ^∀^)
ちなみにもし、パッキンが無かった場合にどうするか?
ホームセンターにも似たようなサイズのパッキンが売ってあるので、とりあえず買ってきて突っ込んどくのも手ですね!
そして、正規にディーラーに問い合わせて、純正のパッキンを取り寄せてもらうことをお勧めしますよ。
問い合わせるときは、車検証があれば、調べてくれると思います!
ヘッドライトの内側を乾燥させる
パッキンは問題なかったでしょうか?
僕は、問題なかったので、次の対策をやりました。
次に僕が試したことは、ヘッドライト内部を乾燥させることです!
「えっ?どうやって?」と思いますよね?
ボンネットを開けて、ヘッドライトの裏側を覗いてみて下さい。
手の平サイズくらいの、大きな丸いフタが見えませんか?
すでに、パッキンの点検で触ってる場合はわかると思いますが、HID用バルブのフタになります。
対策はこのHID用のフタを外して、他のバルブ類(ポジション、ウィンカー)も外しておくだけ!
「はっ?虫とか雨とか入るじゃん!」
確かにそのリスクはあります・・・
なので、最小限のリスクの時に、時間を決めて行ってくださいね〜。
その季節は春や梅雨時期は避けたほうが良いです。湿気はもちろん、虫も多いので・・・
オススメは、夏後半〜冬にかけての、日中12時〜15時くらいです!
当然、雨が降ってる日は厳禁ですよ〜。
雨の中でそんなことしたら、症状が悪化する確率が高いです。笑
実際にフタを開けておく時間は、その時によりますが、2時間くらい開けておいたほうがいいですよ!
中途半端になるので、ここは長ければ長いほど良いですね。
どうせ何もしないで、レンズ内部が曇りだらけになると、シミみたいになって交換が必要になります。
それなら思い切って、全開にして乾燥させてみて下さい^ ^
ドライヤーで時間短縮できる
延長ケーブルや、近くにコンセントがあり、ドライヤーが使える場合は、使ったほうが時間短縮になります!
ドライヤーは、いつも髪を乾かすのに使ってるやつでOKですよ。笑
HID用の大きな開口部から、ドライヤーの温風を流し込むだけです。
この場合、15分くらいすれば、十分乾燥できると思いますよ〜。
ただし、ここで注意点があります!
・バルブは2箇所以上外す
・周りのゴミやホコリを掃除して行う
・最後は必ず送風で!
バルブは2箇所以上開けないと、空気の逃げ道がなく、時間がかかりますので、外せるだけ外した状態で行って下さいね。
あとは、ドライヤーで温風を当てる際、冷風と切り替えながら、風を送っていきます。
そして最後は、必ず送風(冷風)で終わらせるようにして下さい!
温風が溜まったまま、フタをすると、また外気と温湿度さが発生するので台無しになってしまうので・・・
ドライヤーを使い終わったら、さらに10分くらい放置しておくのも良いですね〜。
通気口のフィルターを交換する
この対策には、ヘッドライトの脱着が必要なので、ある程度の知識が必要になります!
自信がなければ、車に詳しい人に手伝ってもらったり、業者にお願いした方が良いと思います。
ヘッドライトには、温湿度の差が出来ないように、小さな通気口があります。
多分ほとんどの車が2つついてると思うのですが、僕の車の場合もそうでした。
ヘッドライトを外して、裏面を見ます。
すると『右上と左下』か『左上と右下』に、下向きについたゴムみたいなのがあるはずです。
これを抜き取ると、直径1センチくらいの穴が空いており、この中にフィルター(スポンジ?)が入っています。
これが、通気用のフィルターですね!
長年乗ってる車だと、ここが汚れでいっぱいだったり、腐れてる場合があるんですね〜。笑
さっきもパッキンのとこで言いましたが、これも無くなってる場合が考えられます。
「ウオッ?無いじゃん!」ってなったら、おそらく原因はそれかもしれませんね。
この通気用のフィルターがあるおかげで、雨の中走っても、ライト内部が曇らずに済んでいます!
これが詰まってしまうと、夜間ライトをつけて走った時に、内側の熱気が外に逃げれない!見たいな事になるんです。
逆にフィルターがなくても問題で、湿気が侵入しやすくなり、水がかかれば一発でアウトですね〜。笑
僕の車も、このフィルターが腐ってて、掃除しようと、ほじくったらボロボロ崩れたので焦りましたよ。
それで結局どうしたかというと、ホームセンターに売ってあるような、薄手のフィルターをカットして詰め込みました!
色々試した結果、スポンジのようなフィルターを1センチ四方くらいにカットして、詰め込むのがベストだったと思います。
あまりギュウギュウに詰めると、通気の役割がなくなってしまうので注意して下さいね〜。
あと、さっきは軽く流しましたが、このフィルターの前についている、下向きのゴムみたいなのも重要ですよ。笑
これがないと、洗車時の水の当て具合によっては、ダイレクトに水が入ってしまいます。
固定は、ただ差し込んであるだけや、軽めの接着剤かなんかでつけてある場合があります。
どちらにせよ、差し込んだ時に軽く外れるようじゃダメです!
自分なりに「外れそうだな・・」と感じたら、テープで固定するか、接着剤をごく少量つけて固定することをオススメします。
ライト接合部をコーキングする
パッキンや通気口を対策しても曇る!
ライト内部を乾燥しても曇る!
そんな場合、あとはヘッドライトのコーキングから水が侵入してる可能性が高いですね〜。
コーキングっていうのは、レンズと本体をくっつけてる接着剤みたいなもんです。
普通だと、熱を加えると柔らかくなり、冷めるとカチコチになるブチルのようなものが使用されています。
僕もライト加工の時に試したことがあるんですが、結構時間がかかるのと、何よりレンズを分解しないといけないので、リスクが高くなります。
なので今回は、シリコンを使って接合部の上から盛ってやる方法です!
シリコンは固まったら、熱を加えても柔らかくならないので、レンズの分解は困難になりますが、表面だけにつけてあげれば、解決です。笑
この作業もヘッドライトを車から取り外してやらないと、全周がコーキングできないので、多少知識が必要だと思います・・・
シリコンのタイプは『万能タイプ』を使っておけば問題ありません。
多用途で、速乾性があるものがオススメです!
また、シリコンのコーキング剤を使うには、専用のコーキングガンが必要なので、この二つを準備してから作業しましょう!
ヘッドライトを取り外したら、レンズと本体の境目を綺麗に脱脂していきます。
この時は、ブレーキクリーナーなどを使い、しっかりと脱脂しないと、接着力が低下しますので注意して下さいね。
ブレーキクリーナーをティッシュやタオルにつけて、拭き拭きすれば準備完了です!
そして、シリコンのコーキング剤を、接合部に薄く盛っていきます。
ヘラや画用紙みたいなので、塗り伸ばしてあげるだけでOKです。
完全乾燥には何時間かかかりますが、手で触った感じでの乾燥は30分くらいあれば乾きます。
表面が完了したらしばらく放置して、触感乾燥したら、ヘッドライトを裏返しにして、反対側もやるイメージですね〜!
【荒技】バルブのフタに乾燥剤を仕込む
ここまで4つの対策を説明してきました。
これまでの対策を全てやれば、ほとんど曇りの発生は防げるはずです!
僕もかなり軽減させることができました。
しかし!まだたまに曇る時があったんですね〜
もうヘッドライトを交換してもらうのが良いかとも考えたくらいですよ。
「ここまでやったのに・・」
という悔しい思いもあり、ヘッドライトを新品で買うと高いので、荒技に踏み切りました。笑
それが『乾燥剤』をヘッドライト内に仕込む方法です!
乾燥剤といえば、シリカゲルですね。お菓子の袋に入ってるやつです( ´ ▽ ` )
これをHID用の大きなフタの内側に仕込みます!
これは、自己責任でお願いしますね〜。笑
1ヶ月ごとに交換し、1年間使い続けましたが、特に問題なかったので大丈夫かとは思います!
方法はとっても簡単!
ホームセンターで適性のサイズの乾燥剤を買ってきて、テープで固定するだけです!
その時の車はセルシオだったのですが、あいにく今はもう乗ってないので、写真がありません。
僕のやり方としては、乾燥剤のフチ部分を上下2箇所テープで固定するだけでOKでしたね〜。
一度も外れたことはありません!
ですが、この時に使うテープもなるだけ良いものを使って下さい。
ビニール式の養生テープなんか良いですね〜。
100均一ショップなどにある、安価品はやめた方がいいです!いえ、やめて下さい!!
もし、走行中に乾燥剤が外れてしまうと、救出不可能になるので〜。
そういう意味でも、自己責任でお願いしますってことです。笑
また、乾燥剤は一定量の湿気を吸収したら、それ以上は効果ありませんので、定期的に交換しなくてはならないという点は面倒くさい部分ではあります。
「また、最近曇ってきたな〜」と思ったら交換するようにしましょう!
僕はこの荒技を最終的にやったことで、ほとんど曇らなくなりましたね〜。
もしかしたら曇ってるのかもしれないですが、すぐに曇りが除去されてるのかもしれませんね〜。
最後に
ヘッドライト内側の曇り取りについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
車の顔とも言える、ヘッドライトが曇ってたら見た目もそうですが、それ以前に気になりますよね〜
レンズ表面の黄ばみは磨けば取れますが、内側の曇りはそう簡単にはいきません!
僕もヘッドライトの曇りでは悩み続けてきたので、あなたの気持ちはわかりますよ。
なので、少しでも自分の経験が役に立てばと思います。
ヘッドライトの内側の悩みが解決したら、レンズ表面を磨いてみてはどうでしょうか?
見違えるレベルで綺麗になりますよ〜(^o^)
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