今回は日本ライティングさんより販売されているガラスコーティングシリーズ
『ゼウスクリア ホイール用ガラスコーティング』の方を実際に施工してレビューしたいと思います!
ちなみに結論から申しますと、コーティング剤の伸びも非常によくて、ツヤや撥水性能もすばらしいなと思いました。
- コーティングの伸びが良い
- 脱脂剤付きのフルキット
- ホイール10台分くらい施工できるかも
- 施工スポンジがもっと欲しい
- スポンジが脱脂剤に弱い・・・
実際に使ってみて、思ったことはこんな感じです。
詳しくはこれから記事の中でご紹介できればと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
それでは、これから詳しくコーティングの準備(洗車)からコーティングまでの工程を詳しく解説していきます!
また、ゼウスクリアシリーズは他にも3種類あり、今後レビューしますので記事ができ次第更新致します。
→車の3年耐久ガラスコーティング剤!ゼウスクリアのコンプリートキットレビュー
このゼウスクリアは4種類ともタントの方に施工するつもりでしたが、タントのホイール状態が悪すぎるため今回は違う車種にホイールガラスコーティングを施工します。笑
ゼウスクリア ホイール用ガラスコーティング剤
ゼウスクリアのホイールコーティング剤は、ホイールに適したコーティング剤になっており、密着性が良く防汚性能が高いみたいです。
もちろんですがツヤも出て、耐久性は約1年間となっていますね。
ボディー用ガラスコーティングと何が違うのか気になりますが、今回は細かいことは置いておきましょう。笑
ゼウスクリアホイールコーティング剤の内容物
こちらがホイール用コーティング剤になります。
どうでしょう。コーティング剤には見えませんね・・
なんかおしゃれな香水でも入ってるかのような箱に入っています。笑
正確には箱ではなく、箱を覆ってるカバーですかね〜。
カバーをスライドさせると黒い箱が出てきます。
パカッと開けるとこんな感じにキレイに内容物がおさめられています。
実際に入ってる量は少ないのですが、ゼウスクリアシリーズの箱サイズを統一させるため、空いたスペースには空箱が入っています。
このような配慮も国産ならではですね^^
内容物としては
- ホイール用ガラスコーティング剤×1
- 脱脂剤×1
- スポンジ(大)×4
- スポンジ(小)×4
- マイクロファイバークロス×2
これらの5点セットです!
施工スポンジが神!!
はじめに言っておきますが、今まで色んなコーティング剤を使ってきましたが、日本ライティングさんのスポンジが一番良いと思いました!
- サイズ感が良い(2種類付属)
- 専用パッドで伸びが半端なく良い!
- 分厚いスポンジで凹凸にも柔軟に対応可能
僕は大きい方のスポンジを脱脂用・施工用で2つ使いました。
で、どちらも液剤の伸びが良くてビンの容量の10分の1も使わなかったのです。笑
特に脱脂剤なんかはすぐに乾くはずなのに、すごく伸びが良くて効率が良かったですね。
しかし、ホイールが冷えてる事と直射日光がないことが条件だと思いますのでご注意を。
あと、不満に感じた点も少しありますので、詳しくはこれから施工していくなかで説明したいと思います。
さらに専用パッドの下に柔らかいスポンジがあり、持ち手部分があるという3層構造になってるので、ホイールの凹凸部分も塗り残しなく塗り込めるのがすごいです。
ちなみにこのスポンジは他のガラスコーティングにも付属してるので、施工のしやすさはピカイチだと思ってますよ^^
「この施工スポンジ単体で販売してくれないだろうか・・?」
専用ビン&施工シール付属で高級感がある
左が脱脂剤で、右がホイール用ガラスコーティング剤になります。
専用のステッカーが貼ってあるビンに、専用の化粧箱。高級感を感じますよね!!
さらには施工シールまで付いています。まぁ僕は貼らないんですけどね。笑
ちなみにすべてのコーティング剤共通のデザインっぽいので、「ゼウスクリアの〇〇を施工してます」っていうのは、シールだけ見てもわかりません。
この小さい瓶に入ったホイール用コーティング剤
僕はてっきり1台分だと思ってたのに、終わってみるとほとんど使ってなかったんです。笑
これから施工していくのでお楽しみに・・。
詳しい解説書付き
驚いたのがこれまた今までで最も親切対応であろう、詳し過ぎる施工説明書付きでした!
ホイール用コーティング施工の説明だけでなく、その前準備の洗い方〜施工後○時間水に濡れちゃいけない等の注意事項まで詳しく書かれていますよ。
「水分が一滴でもあると施工できません」という怖いことも書いてあります・・・
いままでのコーティング剤ではこんな詳しくは書いてませんでしたよね。
ちなみに水に濡れた場合は再度拭き取り、コーティング剤を塗布して下さい。と補足説明まで書いてあるので安心ですよ。
あと、開封後は保存できません!!と残念なお知らせが書いてありますね。
僕もはじめはそのつもりだったんですが、あまりに容量が余ったので、現在ラップに包んでダブルジップロックにて保存中です♪
約1ヶ月放置して使い物になるのかも試したいと思っております。
特に注意する項目は赤で書いてくれているので、要点がわかりやすいです。
最終確認についても抜かり無く、作業等でのムラチェックから、水に触れてはいけない時間まで書かれています。
ゼウスクリア【ホイール用】ガラスコーティング施工
それでは、実際にゼウスクリアの方を施工していきたいのですが、まずは下準備としてホイールをキレイに洗っていきます!
これからは写真多めでなるべく視覚的にわかりやすいように書いていきたいと思います。
ホイールガラスコーティング前の撥水状態
まずは比較として、コーティング前の水はじき具合を確認します。
あっ、ちなみにこのホイールには簡易コーティングすらやったことないです・・・笑
どうでしょうか?
水をかけて即写真を撮りましたが、水がべったり張り付いたような完全親水状態。
これでは撥水の「は」の字もありませんね〜。
近くで確認しても、まるで水が付いていないようなレベルです。
これはこれで好みの方もいるかもしれませんが、洗車後の拭き取り等が面倒になりそう。
ホイール洗剤で綺麗に洗います!
では次にホイールを洗っていくのですが、使用するのはこちら!
パープルマジックのホイール用鉄粉除去シャンプー。
写真のようなスポンジとブラシ類も用意しましたが、結局ホイールの奥側はやらずに表面のみを洗ったので、スポンジしか使いませんでした・・・
パープルマジックをホイールにまんべんなく吹きかけます。
そして、約1分くらい放置・・
スポンジにも軽くスプレーして、ホイールを洗っていきますよ〜。
シャンプーで洗った後、しっかりと水をかけた後の状態です。
最初の完全に水が膜張った状態ではなく、それなりの水引きが確認できるようにはなりましたね。
完全に水分を拭き取りたいが・・・
説明書に「完全に乾燥させて下さい」「水が一滴でもあると施工できません」と書いてありましたので、しっかりとクロスで水分を拭き上げます!
ですが、正直完全に除去するのはかなり時間がかかりますよね。笑
ホイールとタイヤの隙間だったり、特に写真のようなナットホール内も水が残りがちになります。
そこで、僕がいつもやってるのはある程度ホイール全体を拭き取ったら、ナットホールに思いっきり息を吹きかけます。笑
すると、自分の顔にも水がかかりますが、9割くらいの水分は表面に出てくるのでそれを拭き取ります。
これをホイール4本繰り返しているうちに、最初の1本はある程度乾燥した状態にできますよ^^
脱脂剤はスポンジ・クロスどちらに塗布するか問題
水分を拭き上げたら、次に脱脂剤で完全に油分や汚れを落としていきます!
日本ライティングさんの脱脂剤はこだわりもあるようで、しっかり洗車したつもりでも脱脂剤を使うとさらに汚れが除去できるみたいです。
脱脂剤の蓋を開けると、大開放状態!!笑
これは扱いを間違えると、脱脂剤が数秒でなくなる可能性があるやつですね〜。
正直スプレータイプとかの脱脂剤が良かったです。
しかし、成分の問題でプラ容器がダメってのもあるかもなので仕方ありませんね。
説明書には「脱脂剤をスポンジにつけて〜」とありますが、公式HPのサイトには「クロスにつけて〜」と書いてありました。
どっちが正解??と思いつつ、説明書にあった通りにスポンジに少量付けて脱脂をしました。
これが大正解でしたね!!
本来脱脂剤は揮発性も高いので、つい容量を使いすぎてしまいます・・・。
クロスにつけて脱脂しようとすると、クロスにもかなり持っていかれてしまい、消費速度が倍増します。
でも、この日本ライティングさんのパッドがついたスポンジに付けてやると、綺麗に脱脂剤が伸びてくれて少量で広範囲を脱脂することができましたよ!
このように、パッド半分くらいに脱脂剤をつけます。
滴下するタイプではないので、慎重にビンを傾ける必要がありますけどね。
そして、ホイールをなぞるようにして脱脂剤を塗布します!
これが気持ち良いくらいに滑ってくれるし、少量しかつけてないのに長持ちするんです。
3層構造のスポンジで、このような曲面部分も気を使うことありません。
凹凸に合わせてスポンジが良い感じに付いてきてくれますよ^^
なので脱脂剤とコーティング剤を塗布する時はクロスではなく、絶対に付属のスポンジでやることをオススメします!!
理由としては伸びが良くて細かい部分も塗布しやすい。という理由からです。
一方マイクロファイバークロス等で塗布しようと思うと、クロス側に脱脂剤が吸収されてしまい、消費量が多くなるという点と、細かい部分が拭きづらくなります・・・
16インチのホイール4本をすべて脱脂したあとで、脱脂剤の残量はこれくらいです。
どうでしょうか?全然使ってませんよね。笑
笑えるレベルで本当に消費しないんですよ。
クロスで脱脂しようと思ったら、ビンが空っぽになるかもしれませんね。
施工スポンジは脱脂剤に弱い?
脱脂作業はすべてスポンジ1つで行いました。
作業終盤から違和感を感じはじめ、確認すると写真のようにスポンジ面がめくれてました。
おそらく脱脂剤の成分にやられて、接着面が剥がれたのと、持ち手部分が縮んだのでは?と思っています。
ホイール2本くらいまでは問題なく使えてたので、都度スポンジを変えれば問題ないのかなと思いました。
しかし、スポンジの小・大がそれぞれ4個だけしかありません!
なので、大のスポンジを使った場合、脱脂で2つ施工で2つ使うとなくなってしまいます。
ミスやスポンジ落下のリスクも考えて、もっとスポンジが付属していると嬉しかった。というのが率直な意見になります。
結局スポンジ2つ消費で脱脂〜コーティング施工まで完了したので問題はないんですけどね^^
ちなみにガラスコーティング剤では同様なスポンジ剥離等はありませんでしたよ。
これで脱脂作業も完了です!
いよいよガラスコーティング施工をやっていきます。
タイヤがめちゃくちゃ汚いのは気にしないで下さい・・・(良いタイヤワックスを探し中です。笑)
コーティング作業の流れ
下準備が完了して、コーティングをやっていくのですが、軽く流れを説明します。
と言いましても、作業は簡単!
- スポンジに2〜3適塗布(最初は7〜8滴)
- ホイールに薄く均一に塗布
- すぐにマイクロファイバークロスで拭き取り
- あとは繰り返すだけ
コツは必要以上にコーティング剤を塗布しない事ですね!
最初はホイールの4〜5分の1くらいの範囲で、塗布〜拭き上げを繰り返しました。
その都度スポンジに2〜3滴コーティング剤を塗布してると、逆に拭き上げ時にムラになりそうになりました。
このコーティング剤はムラになりにくいと感じましたが、必要以上に塗布するのも全く無意味です!
「スポンジの滑りが悪くなってきたかな?」と感じたくらいでコーティング剤を数滴塗布する感じで良いと思います!
コーティング剤をスポンジに塗布
脱脂剤とは違い、コーティング剤のビンはちゃんと滴下できる仕様になってます。笑
最初は多めにコーティング剤を塗布してあげます。(7〜8滴くらい)
(撮影の関係上スポンジを置いてやってます)
まぁ最初はこのくらいパッド面に塗布しました!
そして、ホイールに塗り込んでいきます。
この時のコツとしては、塗り込む範囲はなるべく少なめ&覚えておく!という事でしょうか。
コーティング剤は乾く前に拭き上げる必要があります。一度に塗布する範囲が広すぎると途中で乾いてしまいます。
また、コーティング剤は薄く塗布するので、塗り込んだ範囲がわかりづらいです・・・
なので、予め塗布する範囲を決めてから塗布して、その後すぐに拭き上げた方が良いです。
僕は最初はホイールのスポーク2本分くらいを目処に範囲を決めてやってました。
気温低め、直射日光なしという条件だったためか、液剤の乾燥が遅かったので、最終的にはホイール半分を一度に塗布〜拭き上げやってました^^
マイクロファイバーにて拭き上げ
コーティング剤を塗布したら、すぐに拭き上げていきます。
ゼウスクリアのコーティング剤は、ほとんど一発で拭き上げることができたので、すごく作業性が良いなと感じました。
拭き上げのコツとしましては、クロスに汚れを付着させないってところですかね〜。
クロスは小さいですが、どうしてもホイール以外の部分にもついてしまします。
地面・ホイールの内側・タイヤなど気をつけていても軽く触れてしまいますよね・・・。
ですが、僕もそれなりに汚れを付着させてしまいましたが、コーティングの施工と効果には影響なかったので、めちゃくちゃ神経質になる必要もないのかな。とは思いました!
ガラスコーティング施工完了!!
はい。というわけで施工完了です。
どうでしょうか?ホイールにツヤが出た感じしませんか?
深みのあるツヤが良い感じですね〜!初コーティングで気持ち良いです。
ホイール4本をシャンプー洗いから脱脂・コーティング施工まで、合計2時間半くらいかかりましたね。
水分が早く乾いてくれたら、30分くらいは早く終わったと思います。笑
説明書にもあるように、ライトを当てて最終チェック!!
コーティング具合は問題ないですが、今まで気付かなかった細か〜い傷が見えてしまうという現実・・笑
ツヤ具合が伝わりづらいですが、本当にピカピカになりましたよ^^
時間がある時にホイールの裏側も施工したいくらいですね!
写真はコーティング施工前の残量ではなく、ホイール4本施工後の残量です!
驚いたことに本当に液剤をほとんど使用しなかったのです。笑
伸びが非常に良く、パッド面も優れているのかほとんど液剤を補充することなく施工することができたのは嬉しいポイントですね〜。
脱脂剤の時はスポンジがボロボロになりましたが、コーティング剤は作業後もこの通りまだ使えそうです!
ちなみに、今回はこの大スポンジの半分サイズである小スポンジは1つも使いませんでした・・・。
もっとデザインが複雑なホイールだと使う場面があるかもしれませんね。
ホイールの撥水チェック
施工後約1ヶ月経過した後の撥水チェックです。
基本的に夜はガレージ駐車ですが、昼間は外出しますし、1週間ほとんど雨だった時もあったのでそれなりに汚れてるはずです。
が、見た感じ汚れの付着がほとんどないように感じましたね〜。
シャワーの水を止めた直後の写真ですが、水弾きがすごくて静止画ではうまいこと撮れません。笑
ウィンドウに撥水コーティングすると思いますが、イメージはあんな感じでしょうか。撥水性能も申し分ありませんでした!
綺麗に水滴がつぶつぶしてますね。
スポンジの滑りも軽くなったので、これから洗車〜拭き上げまで楽にできそうで楽しみです^^
コーティング剤は使い切り・・のはずだが?
説明書にはコーティングは使い切って下さい。保存はできません!
と書いてありました。
ですが、今回のように液剤残り9割の状態ではさすがに勿体ない!!
なので、自分なりに外気に触れさせず保管してみることにしました。
(ガラスコーティング剤は一度空気に触れるとNGという話もありますが聞こえません。笑)
ラップで口をぐるぐる巻きにしたあと、IKEAのダブルジップロックにて閉じ込めました。
これで1ヶ月以上放置して使い物になるのか?検証したいと思います。
また施工しましたら記事にしたいと思います^^
最後に
今回は日本ライティングさんの『ゼウスクリア ホイール用ガラスコーティング』を実際に施工してレビューしてきました!
値段は税込8,800円と安くはないですが、施工性と効果を考えれば妥当な金額だと感じます。
ちょっと不満に感じた点は、スポンジが脱脂剤に弱い・スポンジの量が少ないというくらいですかね〜。
あと、良い点としては記事内でも言っていた、施工性の良さ・コーティング剤の伸びが非常に良くて、更には施工スポンジが特殊加工でとにかく塗りやすいんです!
これは一度使ってもらいたい商品ですね^^
ぜひ、興味のある方はチェックしてみて下さい!!
また、冒頭でも言いましたが、ゼウスクリアコーティングシリーズは他にも出ています。
今後、順々にレビューしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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