洗車機は、手軽にサッと洗車してしまいたい時によく利用します。
最近は、ブラシの改良が進んでおり、傷つきはホントに減ってきましたね。
しかし、少なからず小さな傷はついてしまうし、車の汚れも思ったより落ちない・・・
というのが実情ではないでしょうか?
「少し時間かかっても良いから、キレイにしたい!」
そんなあなたにオススメの方法をご紹介します。
それは、予備洗いをする事です!
洗車機に入れる前の10分間で、目立つ汚れや洗いにくい部分を清掃しておく事で、仕上がりがキレイになりますよ。
今回は、僕が洗車機に入れる前に行っている予備洗いを5つ紹介します。
この予備洗いでは、以下のものを使用します。
- バケツ
- マイクロファイバータオル
- ティッシュ(ごく普通のでOK)
- スポンジ2個(ボディ用、タイヤ用)
前もって自宅で予備洗いしていくのも良いですが、洗車場に水が使える環境があれば入れる直前の方が更に効果的です。
フロントバンパーの虫を洗う
虫の死骸は、意外とガンコで、なかなか落ちてくれません。
体液のようなものがついてる場合もあって、それが洗車機によって塗り広げられていくと考えたら気持ち悪いですよね?
なので、虫の死骸をキレイにしておきます。
使用するのは、バケツとマイクロファイバータオルで、まずはバケツに水を汲んで下さい。
ちなみにこのバケツの水は以降の予備洗いでも使うので、汚れたと思ったら、その都度キレイな水と入れ替えて下さいね。
汚れた水で洗っても、汚れを広げるだけなので・・・
でも、これは予備洗いなのであまり深く考えなくてもOKです!
次に、マイクロファイバータオルにたんまりと水を含ませて下さい。この時、タオルを絞ってはダメですよ!
ビチャビチャの方が汚れが落ちし、傷もつきにくくなります。
そのままフロントバンパーに付着した虫を優しく洗って下さい。
このマイクロファイバーは水を含ませて、少しこするだけで驚くほど汚れが落ちます。
なので、これ以外でも軽度の水アカを除去するのにも効果的ですよー。
相当カピカピの虫でなければ、問題なく除去できたはずです。
もし、これでも落ちなかったら、指の腹でマイクロファイバーを少し強めにこすると落ちます。
ここで注意してほしい事が、爪で引っ掻かない事ですね。
爪でカリッとやるとすぐに除去できるのですが、傷がつく可能性があるのでやめた方が無難です。
僕は以前、このような失敗をしました・・・
あまりに汚れが落ちないと、ついつい爪を使ってカリカリしてしまんですよね~。笑
その時は、傷に気づかないでしょうが、夜にライトしたとかで確認すると、爪で引っ掻いた痕がうっすら見えます。
経験上、よっぽどマイクロファイバータオルでいけるはずですが、どうしても落ちない場合は、虫除去用の専用クリーナーも売ってあるので、そちらを試して下さい!
鳥のフンを除去する
鳥のフンは嫌ですよね~。
キレイなものが好きなのか、洗車直後に限って上から白黒したものが降ってきます。笑
その時に、すぐ落とせば良いですが、放置してカチカチに乾燥してしまったフンは最悪です。
そのまま洗車機に入れてしまうと、硬い固形物を車に擦りつける事になるので傷がついてしまいます。
なので、しっかりと除去しておきましょう!
方法ですが、スポンジやマイクロファイバーでゴシゴシは絶対NGです!
大量に水分を含んだスポンジかマイクロファイバーで撫でてみて下さい。
それで落ちるようであれば、もう少し力を加えて洗ってもらえば良いです。
「全く汚れ落ちないし、すごく硬いんだけど!!」
そんな場合は、作戦変更してティッシュペーパーを使います。
普通の家庭にあるティッシュで構いませんので、5枚くらいを水でビチャビチャにして下さい。
それを、鳥のフンの上に乗せてから数分待ちます。フンを水分で柔らかくするためですね。
夏場は、ボディの熱で温水になるのでふやけるのが早いですが、冬は寒いので時間がかかるかもしれません。
フンが柔らかくなったら、そのままティッシュごと拭き取るか、上記手順で洗って下さい。
濡れたティッシュをフンの上に乗せてから、先に後の3項目の予備洗いをやってしまうと時間を有効に活用できますよ!
タイヤ・ホイールの泥汚れやダストを洗い流す
洗車する時にタイヤやホイールは洗わない人もいますが、ブレーキダストや泥、砂利など傷つきや汚れの原因がたくさん付着しています。
簡単でも良いので、大まかな汚れを落としておくだけで、仕上がりも良くなり、汚れ巻き上げによる傷つきも防ぐことができますよ!
上記2項目済んだら、結構バケツの水が汚れてるはずなので、一回入れ替えましょう。
そしたら、汚れてもいいスポンジに水をたくさん含ませて、ホイールのディスク部分をざっくり洗って下さい。
その後、タイヤ部分についた泥汚れも落としてしまいましょう!
車のタイヤ4本分洗ったら、バケツの水は真っ黒になってるはずなので、水を入れ替えて下さいねー。
車の下部分の汚れを清掃する
車の下部分には、走行時の水たまりの汚れた水や、泥などがたくさんつきます。
雨天時に走った次の日に車を見ると、ドアからサイドステップにかけて泥水で汚れた跡が見えるはずです。
この部分は洗車機でもキレイにできない場合が多いので、汚れをある程度落としておきましょう!
先ほど使ったタイヤ用ではなく、キレイなボディ用スポンジに水を含ませ洗っていきます。
ここでの注意は、ゴシゴシ洗うのではなく、一方向へ軽くなぞるように洗って下さい。
なぞるのは一回だけで良いので、全ドアの下半分が終わったら、サイドステップも同様に洗います。
一通り洗ったら、次はマイクロファイバータオルに水を含ませて下さい。
スポンジで落ちなかった汚れや、草がこびりついた痕があれば、虫の死骸を洗った要領で洗いましょう!
これらは、スポンジで落とせなかった硬くなってる汚れなので、やさしく洗わないと傷の原因となるので注意して下さい。
ドアやトランクの隙間を洗う
最後に、ドアやトランクを開けた時に見えるすき間部分を洗っておきましょう!
ここは、洗車機では洗えないので、洗車機に入れた後も汚れが残ってるんですよね~。
最後の拭き上げ時にその汚れも一緒にボディを拭いて傷つけてしまう・・・可能性もあります。
なので、洗車機に入れる前に手洗いでサッとキレイにしておくと良いですよ。
基本的にガンコな汚れなどはつかない場所なので、マイクロファイバータオルに水を含ませ、軽く絞った状態で拭いて下さい。
この時に、ドアのヒンジ(開閉した時に動く部分)を拭いてしまうとグリスの油分が付着してしまうので注意して下さいね!
あと、最後の最後に鳥のフンをふやけさせたままなら、忘れずに洗ってティッシュを回収しておいて下さいね。
最後に
ここまで予備洗いをやってあげれば、洗車機での仕上がりも結構良くなります。
色々言ってきて、「こんなの10分じゃ無理だし!」と思っても、慣れてくれば余裕でこなすことができます。
予備洗いでとにかく注意してほしい事は以下の2つです。
- 大量の水を含ませて洗う
- ゴシゴシ洗わない
とにかく強く擦らずに、大量の水でやさしく洗ってあげる事ですね~。
これだけ守ってもらえれば、今回に限らず、手洗い洗車でも使えるのでぜひやってみて下さい!
あと、普段からコーティングをして、車の汚れ防止をしておくのも非常に有効です!
最近は、素人でも簡単に本格ガラスコーティングが施工できる商品も多いです。
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