車のヘッドライトには3種類あります。
『ハロゲン、HID、LED』の3つですね!
- ハロゲンは暗い!
- HIDは色味が気になる!
- LEDは明るいけど高い!
などの色んな特徴がありますよね?
なら、ライトの寿命はどうなのでしょうか?
「そろそろ寿命かな?」
「ヘッドライトがいきなり消えたらどうしよう!?」
もうすぐヘッドライトの寿命が来て切れてしまうのでは!
と不安に思っていませんか?
今回はこれら3種類のヘッドライトの寿命について解説していきます。
また、寿命を迎えてしまう前に交換しないと危険なので、ヘッドライトの劣化の判断についても解説しますので参考にしてみて下さい。
ヘッドライトの寿命時間
ヘッドライトが寿命時間といっても、車に乗る頻度や走行時間によって変わってきます。
また、ライトの品質によっても寿命は変わってくるので、あくまでも平均の参考として考えて下さいね(^-^)
今回は分かりやすくするために『1日に約1時間ライト点灯』させた場合の寿命を出してみました。
それでは見てみましょう(^^)
ハロゲンライトの寿命
ハロゲンライトは昔ながらの電球ですね!
このなかでは最も寿命が短いです。
約2年間
ハロゲンライトの仕組みを簡単には説明すると、ガラスの中にある鉄線に電気を通して熱してる感じでしょうか。
それが長時間にわたり使用してると、その鉄線部分が切れます。
他のHIDやLEDと比べても、極端に寿命が短いので、最近の車ではあまり採用されなくなってきましたね。
ハロゲンバルブの場合、必然的に交換頻度も高くなりますが、その分バルブの値段も安くて済みますね。
→車のライトの交換費用や工賃について!基本は純正タイプのものが良い
HIDライトの寿命
HIDライトは、現在最も一般的に普及してるヘッドライトと言えます。
昔は良い車しか採用してませんでしたが、今では軽自動車やコンパクトカーのヘッドライトにも多く使われますね!
約5年間
ハロゲンライトの約3倍の寿命です!
それでいて明るさも抜群に良いんですから、良いとこばかりですね(^o^)
ただ、HIDは点灯時にかなり負荷がかかります。
なので、ライトの点灯時間ではなく、ライトをつけた回数の方が寿命に大きく関係してきますね~。
HIDライトの寿命は長いため、人によっては一度も切れることなく車を乗り替える事も考えられます。
また、ハロゲン球に比べると値段が10倍位するのもあります!
「寿命が約3倍なのに、値段は10倍かよ!」
それならハロゲンよりも高くつくじゃん。とツッコミが入りそうですね。笑
確かにその通りなんですけど、HIDの方がメリットが多いんです(^-^)
- とにかく明るい
- 明かりが白くかっこ良い
白色のライトがカッコ良い!というのは個人的な感想ですが、あなたもきっとわかってくれると思ってます(  ̄▽ ̄)
LEDライトの寿命
最後にLEDライトです。
LEDライトは省電力で明るい!という事で最近人気が出ていますね~!
約15年間
なんとLEDの寿命は驚きの10000時間です。笑
期間で考えると15年なので、大体の車はライトが切れる前に売るか乗り潰すかになるのではないでしょうか。
ハロゲンライトやHIDはガラスでしたが、LEDだと電子基盤になります。
衝撃や熱には弱いですが、正しく使えば本当に半永久的に使えるかもしれませんね(^^)d
あとLEDライトは、値段もHIDと同等か少し高いくらいなので、コストパフォーマンスも良いですよ!
少し前からもLEDヘッドライトは発売されてましたが、「HIDよりかなり暗い・・」という感じでした。
明るさレベルではHIDの方が強いのでしょうがないんですが、運転に支障が出るレベルで暗いのは危ないです。
僕も昔LEDヘッドライトにした時には暗すぎて即効で元に戻しましたよ。笑
しかし、最近では品質も良くなり、光量もかなり明るくなったので人気が出てきたのだと思います。
ヘッドライトの劣化は判断できる?
ヘッドライトの寿命は紹介した通りですが、実際にライトが切れる時期というのは判断が難しいです・・・
ライトの点灯時間や、走行する環境によっても変わってくるので何とも言えないんですよね。
ですが、ある程度であればライトの明かり具合を見て「そろそろ寿命かな?」という傾向は見れます。
それぞれの劣化を判断するポイントを解説します。
ハロゲンライトの劣化判断
ハロゲンライトの寿命(劣化)を判断するのは特に難しいです(-_-)
「ふふーん、何ともないな〜」
と思ってたら、プツンッといきなりライトが消える・・みたいな感じ。笑
ハロゲンライトはレンズの中のフィラメントが切れると、もうそれっきりでゴミになります。
そのフィラメントが切れる前兆の判断がわからない。ということですね〜。
あえて言うならば、レンズ表面が黒っぽくなってるなら、そろそろ寿命と判断して良いのかな?と思います。
ハロゲンライトの劣化判断は、『レンズの黒ずみ』が出始めたら。です
ただ、レンズの黒ずみを確認するにはバルブを外す必要があります。
そこまでして確認するのは大変なので、実質点検してる人はいないと思いますよ^ ^
HIDライトの劣化判断
ハロゲンより約3倍長寿命になったHIDライト。
交換時期の判断としては、『バーナーのチラつき』と『発色の変化』です!
ハロゲンライトのように、突然切れるものではなく、それなりに劣化症状が出てきます。
バーナーのチラつきに関しては、HIDバルブ本体が劣化してきたと言うよりも、バラスト(安定器)がくたびれてきた。と言えますね〜。
バラストは熱や振動の影響にも左右されるため、一概に言い切れませんが、故障頻度としてはあまり無いと思います。
実際、僕も純正HIDのバラストが壊れたことはありませんし、友達や知り合いも聞いたことないんですよ。
走行してる道路環境が良いのかな?笑
あと、HIDバルブの発色の変化に関しては、『白色から黄色や茶色っぽくなってきます』
この変化は徐々に進行するので、普段から見てる分では気付かないことがほとんど・・・
しかし、いざ4、5年使ったHIDと新品HIDを比べると違いがハッキリ分かると思います。
なぜ、このような変化があるのか?
HIDバルブのガラス管には、ガスが封入してあります。
HIDの明るさと色味を出すために厳密に調整されたガスがね!
その内部のガスが劣化してくると、HIDの交換時期というわけです^ ^
→純正交換HIDバルブのおすすめ!安価品より正規メーカーの方が保証も色味も良い
→ヘッドライトのHIDバルブ交換方法9ステップ!注意点とコツも解説します
LEDライトの劣化判断
最後に長寿命のLEDライトについてです!
劣化の症状としては『LEDのチラつき』があります。
ガラス管であるハロゲンやHIDと違い、LEDは基盤に組まれており、これらの制御回路の劣化や損傷が原因になりますね〜
なので、使い方によっては半永久的に使える事もありますが、実際はそうもいきませんよね?
走行中は振動もあるし、夏場にはLEDの発熱と外気温度とのダブルパンチもあります。
とにかくLEDは熱に弱い!と言われます。
また、基盤に組まれたLEDは精密機器なので、強い衝撃にも弱いんですよ。
しかし、車用LEDとして発熱対策にはファンが使われたり、冷却用のフィン(熱を逃がす機構)も備わっています。
走行程度の振動には耐えれるくらいの耐久性は持たせてあるので、よほど心配はいらないかと思います。
格安LEDとかだとわかりませんけど・・笑
交換するならHIDかLEDがおすすめ!
ヘッドライトの寿命はハロゲンはちょっと短い。
そして光量も暗いので、周りの車の明るさに負けて、さらに暗く感じるかもしれません。
街中を見渡すと、最近ではほとんどの車がHIDかLEDだと感じたので!
そういった点から、これから先ヘッドライトの交換をするなら、断然HIDかLEDに交換するのがオススメです^ ^
「HIDに交換するのは難しいんじゃないの?」
「HIDからLEDに交換するには加工が必要らしいけど・・」
「そもそもかなり高いんじゃない?」
僕もそう思ってたんですが最近では比較的安価で売ってるし、LEDの品質も上がっています。
HIDヘッドライトに関しては1万円くらいで交換可能です。
LEDヘッドライトだと、ちょっと上がって2万円くらいでしょうか。
しかも最近、純正HIDから無加工ポン付けで交換できるLEDヘッドライトが発売になったそうです!
値段は2万円ちょいと少々お高いですが、すごく興味ありますね〜(^-^)
純正HIDのバラストと同形状のLEDコントローラーなので、本当に交換するだけでLEDに出来ちゃいます!
僕もすごく気になるので、近いうちにレビューしようと思います。
ポン付けLEDヘッドライトは『fcl(エフシーエル) 』から発売されてるので、ぜひチェックしてみて下さい^ ^
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