車をカッコよくドレスアップするには、ローダウンはもってこいです!
ローダウンとは、車を支えているタイヤ取り付け部と、車体との間を短くして車高を下げる方法です!
この車高を下げる方法にもいくつかありますが、僕が一番オススメするのは『車高調(シャコチョー)』。
今まで乗ってきた車でダウンサス1回、車高調4回、エアサス1回と交換してきましたが、やはり車高調が一番良いなと感じてます。
自分がそう思っただけでなく、お店や雑誌でも多く紹介されていて、車高調はいくつものメーカーから商品が出てるんですね〜。
僕の周りのドレスアップ好きもほとんどが車高調を使っています。
あなたも車高調でローダウンしたいな?とか思っていませんか?
もしくはダウンサスに交換したけど、思いのほか車高が下がらなくて不満だ!とか・・・
車高調はダウンサスよりも高価で「ちょっと買ってみよう!」とはなかなかできませんよね?
そこで今回は、僕が車高調を取り付けて感じたメリット・デメリットを書いていこうと思います!
車高調取り付けのメリット
では早速ですが、車高調を取り付けてのメリットをご紹介していきますね。
僕が感じたメリットは5つ
- 車高を自由に調整できる
- カーブを曲がった時の安定感
- フワフワ感が無くなる
- 減衰力調整で乗り心地が変わる
- 色と見ためにテンションが上がる
他にもたくさんありますが、簡単にまとめるとこんなもんでしょうか。
一つずつ見ていきましょう!
車高を自由に調整できる
まずは何と言ってもコレにつきますね〜。
純正の車高から、+20mm〜−60mmなど大幅に車高を調整できるんですよ!
しかも無段階に!
本当にミリ単位で調整ができるので、自分好みの車高にする事ができます。
「フェンダーとタイヤの隙間は指2本だな!」
「フェンダーとタイヤがかぶるくらい下げたい!」
などでも、対応可能ってわけですね〜。
物によっては、もっと下げ幅の多いのもありますが、車検の関係もあるので60mm下げれるタイプで十分でしょう。
ダウンサスだと、車高を下げたいと思って購入しても決まった量しか下がらないし、そのダウン量も20〜35mmくらいと少なめ。
要するに一発勝負なんですよ。
僕は車高調を取り付ける前にダウンサスを買ったんですが、全然下がらなかったので1ヶ月くらいで車高調に変更した事があります。笑
→ダウンサス交換の特徴や工賃をチェック!メリット・デメリットは?【失敗談あり】
車高調の交換は初心者だとちょっと厳しいですが、すでに自分の車に取り付けられた車高調を調整して車高を変えることは簡単です!
タイヤを外すことができれば、あとはレンチを2つ持ってネジを緩める。
そして車高調をクルクル回してからサイド締め直すだけで完了ですので〜
最大のメリットは車高を自由に調整できる事なので、取り付けたらぜひチャレンジしてみると良いですよ!
僕も初めは何もわからず「車高は下げたいけど、下げ方知らない〜」って感じでした。
車好きの先輩に手伝ってもらったり、自分で勉強してすぐに出来るようになりましたよ!
強いていうなら、長期間調整してないとネジが硬くなって緩めるのが大変ってことですかね〜。笑
カーブを曲がった時の安定感
急なカーブを曲がった時に、車が倒れそうになった経験をしたことありませんか?
この現象をロールと言いますが、車高調に変更すると、ほぼそれが無くなります!
純正のサスは柔らかい足回りでできてるので、ハンドルを切った逆の方に力がかかり、沈み込んでしまいます。
その時に車体ごと斜めになって怖い思いをしてるんですね〜。
一方車高調の場合は、ショックもスプリングも専用品で硬めの物が付いています。
乗り心地も硬くなるかもしれませんが、それよりもこの安定性が気に入りましたね!
以前は、大きな交差点でも斜め向いて踏ん張りが効かず、体ごと斜めになっていました。
車高調だとそれ以上の速度で進入しても、ほぼ水平を保ってくれるし、体もブレなくなるんですよ。
今乗ってるムーブもちょっと前に車高調から純正に戻したので、カーブでの不快感でいっぱいです。笑
いつ車高調に戻してやるか・・・( ´ ▽ ` )
フワフワ感が無くなる
純正サスは柔らかい乗り心地にしてある場合がほとんどなので、フワフワした乗り心地になります。
特に波打った道や段差を乗り越える時には、トランポリンに乗った感覚のようにもなりますね。笑
車高調だと少しゴツゴツ感と言いますか、硬めの乗り心地になります。
これはあなたの好みで変わると思いますが、僕は結構好きです!
「ゴツゴツって車内にも響くくらいのか?」
そんなことはないので、ご安心下さい。
運転していて「んっ?なんか踏んだな?」というのがわかるくらいです。
純正のサスだとマンホールや小さな段差では、あまり地面の感覚はわからないですよね?
というか、意識したことがあまりないんじゃないでしょうか?
その感覚が車→シート→お尻と伝わってくる感じになるという事です!
車高調の使用によってスプリングの硬さが違うので、この感じ方もメーカーや商品によって変わってくるので、難しいところなんですが・・
「車高調専用の試乗車ができれば良いのに〜」とつくづく思います。笑
減衰力調整で乗り心地が変わる
乗り心地がゴツゴツしてるよー。と説明しました。
その乗り心地をある一定の範囲で、柔らかくしたり、硬くしたり出来るものもあります。
それが『減衰力調整』です。
車高調の上部分にあるダイヤルを回すことで、ショックアブソーバーの伸縮具合が変わり、乗り心地が変わります。
時計回り:乗り心地硬くなる
反時計周り:乗り心地柔らかくなる
車高を下げる人の中にも自分の好きな乗り心地ってありますよね?
「今日は高速乗って遠くへドライブだから硬め!」
「友達とみんなで旅行行くから快適な柔らかめ!」
などドライブシーンに合わせて乗り心地が調整できるのもメリットですね〜。
車高調にもよるでしょうが僕の乗ってた車では、限界まで柔らかく設定しても純正よりかは硬い!といった印象でした。
ちなみに僕は始めのころ減衰力を毎週のように調整していました。
でも、後から面倒臭くなって一切調整しなくなったんです。笑
確かにメリットでもあるんですが、一度乗り心地を決めてしまうとあまり調整しなくなるものです。
フロント用はエンジンルーム内にありますが、リア用のダイヤルは後部座席シートの背もたれや、トランクの内張を外さないと無い場合が多いです。
なんでちょっと手間があるんですよね〜。
そこまで乗り心地にこだわりがなければ、減衰力固定タイプの車高調を買うのも良いかもしれませんね。
そっちの方が値段も安くなるのでー(^ ^)
色と見ためにテンションが上がる
車のドレスアップするならまず見た目から!笑
社外メーカーの車高調は、レッドやブルー、パープルなどいろんな色の物があります。
スプリング部分だけでなく、車高調全体に色がついているので、タイヤの隙間や後ろからも目につきます!
洗車のたびにそれを見てニヤニヤ。
「おっ!アイツやってるな?」と周りから見られてるような感覚を楽しめますよ〜。笑
あと、車高調の材質もアルミ製品が増えてきました。
純正だと黒い鉄製のサスペンションで汚れや錆が目立ったりします。
でもアルミ製だと、錆にくいし汚れも落としやすくなり、綺麗な状態を保てるのも良いですね〜。
車高調取り付けのデメリット
車高調のメリットを紹介してきましたが、良いとこばかりではありません・・
続いてデメリットの方を紹介しますね。
本体や取り付け工賃が高い
車高調はスプリングとショックのセットなだけに値段も高いです。
ダウンサスは取り付け工賃も含め、約4〜7万円くらいで取り付け可能ですが、
車高調を取り付けるとなると、ダウンサスの倍以上は見てた方が良いでしょう!
車高調本体が10〜20万円
取り付け工賃が3〜5万円
だいたい13〜25万円くらいかかります!
もちろん軽自動車などの小さい車は安く、大きな車になると部品代も上がりますね〜。
「それだけの値段を払う価値があるのか?」
と言われると、僕は十分にある!と答えます。
もしあなたが、少しだけ下がれば良い。安く抑えたい。というのであればダウンサスの方が良いかもしれません。
しかし車好きとしては、絶対に後から色々やりたくなってくるんですよねぇ〜。笑
僕も最初は
「とりあえず安いから〜」という理由でダウンサスを取り付けて後悔してますんで・・・
車高を調整してみたり、乗り心地を変えてみたいと思うのであれば、ちょっと我慢して車高調を買うことをオススメしますよ!
車高の高さが決まらない
車高を無段階に調整できるがゆえのデメリットですね。
車高を変える時には水平なところでやらないと、きちんと合いません!
ちょっとでも斜めになってると、車の重量がそちらにかかり、車高が数ミリ変わってしまうからです。
また、車の重量配分は均等になってるわけではなく、同じ分だけ車高を落としても均等にはならないんですよね〜。
几帳面の人にとっては、気になってしょうがないと思いますが、1mmの狂いもなく調整できる人はいないんじゃないでしょうか。笑
僕も以前、自分で車高調整をした時に高さが揃わずに結局妥協しました。笑
3輪分の車高を同じ分だけ調整した後、タイヤとフェンダーの隙間を測ると5mmの誤差が!
「なんで!?」
と思いながら最後の1本を調整すると、さらに高さが違う。
「右後ろが4mm高いから、ここだけ4mm下げよう!」
すると、他の3本のうちのどれかが少し車高が上がったりしました。
おそらく重量の関係だと思いますが、これ以上どうにもならないと思い妥協したんですよ。
お店の人に聞いても、5mm以内の誤差は出てしまう場合が多いようですね〜。
でも正直見てわかるレベルでは無いので、細かいことは気にしないってのもアリかもしれません。笑
段差や坂道でこする
車高調を取り付けたらシャコタンにすることができます。
言ってしまえば、地を這うレベルまで落とせるものもあります。
そうするとどうなるか?
当然坂道や段差で擦りますよね!
さすがに地面スレスレまで落とすと、普通に走れませんし、車検にも通らないのでNGになります。
でも最低地上高9cmを確保するレベルなら、純正車高から4〜5cmは下げることが可能なんです!
でもこの5cmがデカイ!
コンビニの輪留めに当たるわ〜。
いつも行ってるお店から出るときに、ちょっとした坂でバンパー擦るわ〜。
てな感じで、普段何気なく運転できてたところで擦るようになる場合があるんです。
なので、輪留めの前で車を止めるようにしたり、坂道は斜めから進入するなどの配慮をしないといけなくなるんですよね〜
僕はもう慣れましたが・・・
車高を落とすということは、こういうもんだと割り切るしかありませんので、慣れしかないですよ!
ギシギシ異音がする事も・・
「なんで異音?不良品なの?」
と思うでしょうが、そうではありません。
車高調を交換する時は、当然純正のサスペンションを外して交換します。
その際、固定ボルトだったり、車体や足回りに接続する部分がありますよね?
ここに砂利などの異物が入ったりすると、いざ運転してみるとギシギシ音が鳴ったりします。
僕も20歳くらいの時にお店に頼んで、車高調を交換してもらったんですが、しばらく走行すると、後ろから「ギシッギシ!」と異音が!
「車高下げたから、段差でタイヤとフェンダーが当たるのかな?」
と確認するもキズや干渉した様子は無し。
またお店に電話して、車を持っていくと快く無料で見てもらうことができました!
結局原因は、取り付け時のあたり面が微妙に悪かったらしいです。
走行には問題ないけど一回外して、部品を清掃後取り付け直したら多少良くなり、最後にスプレーグリスの潤滑剤を塗布したら異音はおさまったようです。
とりあえず安心はしましたが、純正品から社外品に交換するというのは、このようなイレギュラーも発生すると思ってた方が無難ですねぇ〜。
最後に
車高調のメリットとデメリットに関して解説してきました。
それぞれ良いとこ悪いとこがわかってもらえたと思います。
たとえデメリットがあっても、僕としてはメリットの方が多かったので車高調にしました。
全然後悔してませんし、車高調整の幅がかなり広がるので、ダウンサスから交換して良かったなと思ってますよ。
これらのことを踏まえて、あなたが車高調が良いな〜と思ったら、車高調をオススメします!
車高調はスプリングだけでなく、ショックアブソーバーも新品に変わるので、その分寿命も伸びます。
もし、結構な距離を走ってる車であれば、乗り心地も大幅に改善されるのではないでしょうか。
まだ迷っているなら、ダウンサスやエアサスをもう一度検討してみても良いかもしれませんね〜。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)
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