あなたは車の鍵の電池交換をした事ありますか?
車の鍵といっても最近は、スマートキーでしょうか。
鍵を挿さなくても近づくだけで、自動で開け閉めしてくれてたり、エンジンをかけるのも鍵を携帯しとくだけで良くて便利ですよね?
そんなスマートキーの電池が切れると、鍵がしまってくれなかったり、エンジンのかかりが悪くなります!
「勝手にしまってくれるからいいや〜」と余裕でいると、いざ電池が弱ってきた時に鍵がかかってなかった!
という事になるんですね。
とまぁ、僕が以前バッテリーを交換したムーブカスタムの時もこのような事になりました・・・笑
→車のキーの電池交換方法を手順ごとに解説!ドアロックが不調なら寿命かも?
新車で購入して3年も過ぎてきたタントも所有してるんですが、一度も電池交換をしてなかったんですね〜。
ムーブのような事になると、セキュリティ的にも精神的にも参ってしまうので、この際予防で交換しておこうよ!!
と思い、LA600Sタントカスタムのスマートキーの電池交換をしました。
今回はその交換手順やバッテリー残量の確認方法について書いていきますね〜。
最近の車は、キーも同じような作りにして、コストを抑えてます。
タント以外の車種でも似た感じだと思うので、やった事ないならば参考にしてみて下さい!
スマートキーの電池交換手順
まずは電池交換に必要なものですね。
上の写真にある3点があれば、電池の交換はできます!
- スマートキー
- 精密ドライバー(−)
- ボタン電池(CR2032)
車の鍵は当然ですね。笑
精密ドライバーはマイナス(ー)タイプを使います。
それか、もう少し大きいサイズのマイナスでも大丈夫ですよ。
写真のやつは100均で買ったものですが、問題なく作業できました!!
タントのバッテリーは普通のネジを回して外す必要が無かったのでプラスドライバーは使いません!
あと、肝心のボタン電池ですが、型式は『CR2032』です。
普通にコンビニ等に売ってあるサイズなので、簡単に手に入ると思いますよ。
僕も急遽コンビニで買ったので〜。
急がないならば、ネット通販で買った方が安く手に入ることができますね。
カバーをしてるなら外す
僕の場合、キーにシリコン製のカバーをしてるので、まずこれを引っ張って外します。
他にも革製のものや、ケース型みたいなやつもついていたなら外す必要がありますよ。
このキーを2つにパカっと開いて、電池を交換するのでカバーは全て外しましょう!
金属キーを抜き取る
次にキーの中に仕舞い込んである金属製のキーを取ります!
写真のようにキーを横から見ると、小さなスライドできるポッチがあります。
これを爪か指の腹部で横にクイっとズラしながら、金属キーを持ち上げるようにして下さい。
ほんの少し持ち上げれば、ポッチを押さえた指は離しても大丈夫ですよ〜。
また、金属キーの右上を見てわかるように、小さな切り欠きが入ってますね。
「ココに爪を引っ掛けて引き抜いてね!」と言わんばかりです。
金属キーが抜けました!
かなり薄っぺらく、単体で見たらなんだコレ?的な感じで捨ててしまいそうです。笑
ちなみにこの金属キーは、万が一電池がお亡くなりになった時に、車のカギを開けるのに使うものです。
僕は使ったこと無いんですが、運転席のドアノブを下から覗き込むと、キーを挿す用の穴が開いてるとか・・・
電池をこまめに変えていても、電子ドアロックが壊れたら終わりなので、作業が終わったら忘れずに元に戻しておきましょう!
キーのカバーを開く
これでキーを分解する準備は整いました!
スマートキーを横向きにすると、写真のようなヘコんだ部分が確認できます。
これは1箇所しか無いので、1周見渡して確認してみて下さい。
このヘコんだ部分に精密マイナスドライバーを挿してセットして下さい。
そしてそのまま時計回りに捻るようにすると、カバーに少し隙間ができます!
マイナスドライパーの先端にはマスキングテープなどを巻いた方が、キズ付き防止になるのでオススメしますよ。
僕は初めてだったので、そのままやっちゃいました・・・
ボタン電池の交換回数が増えるほど、この穴もボロボロになってきそうですね〜。
このようにカバーに隙間ができるので、手でパカっと開いて下さい。
もし固くて開かない場合は、間にマイナスドライバーを入れてクイクイすると簡単に開くことができますよ〜!
絶対に無理に開こうとしないで下さい!
カバーはプラスチック製なので、割れる可能性もあるので〜。
ボタン電池を交換する
キーのカバーを開くとこのようになっています。
ボタン電池が丸見えなので、交換が超ラクですね!
ムーブはさらにビス4本を緩めて電池カバーを外しました。
写真の赤丸2箇所を持ち、電池を取り外します。
この時に電池の+と−の向きを覚えときましょう!
片側のフックとバネのような構造で固定されてるだけなので、簡単に取り外せると思います。
コツとしては斜め上方向に外すと、スムーズに取り外しが出来ますよ!
ボタン電池が外れました!
キーの本体側にも電池の型式が書いてありますね。
改めて買ったものが間違いないか確認しましょう。
もし間違えてたら電池を戻して、新しく買った方が良いです。
サイズが一緒でも型式が違うのを使うと、誤作動などいろんな不具合の原因となるのでやめましょう!
ボタン電池が同じものであれば、そのまま逆の手順で取り付けて下さい!
取り付け時は、まず右側のフック部分に電池を引っ掛けてから押さえると良いです。
この時、ボタン電池の+が上むきになるように取り付けて下さいね。
当然ですが電池が逆向きだと、動作しませんので〜。
万が一逆につけても、明らかに違和感を感じると思うので大丈夫かと思います。
キーのカバーを閉める
電池の交換は完了したので、最後にカバーを閉じましょう!
何も考えずに向きを合わせ、パチパチッと押さえつければOKだそうです。
が、僕がやったら何かうまくいかなかったんですよね〜。笑
まずは金属キーを外すために小さなポッチがある方を引っ掛けた状態で、そこから閉めていったらスムーズにいきました!
力尽くでやって割るのが怖いなら、片方を先に引っ掛けた状態で閉めていくと良いですよ。
そして、金属キーを忘れずに差し込んでおきましょう!
以上で、スマートキーの電池交換は完了です!
カギの開け閉めや、スライドドアの動作をキーから確認して問題なければOKですね〜(^ ^)
バッテリー残量の確認方法
車のカギの電池は早めに交換しておくに越したことは無いです。
でも、まだ電池が問題無いのに交換すると勿体ないですよね〜。
タントのスマートキーでは、そんな電池の状態を簡単にチェックする方法があるんですよ!
新品のボタン電池の電圧は3Vです。
車のキーとして十分役割を果たせるのが2.5Vくらいと言われてるので、そこが基準になります。
方法はボタン電池を一旦外してから再度取付けるだけ!
そして、裏返してLEDの点滅で確認出来ます。
ただ、ボタン電池を外すにはカバーを外す必要があります。
それは交換方法でも解説したように簡単に出来るので、1分もあればチェック出来ると思いますよ。
写真にもありますが、LEDはキーの表面右上にあります。
ボタン電池を取付けて、すぐひっくり返すだけなので簡単です。
肝心な判断基準ですが、LED点滅のスピードで確認します。
- 正常時(2.5V以上):ゆっくり点滅
- 異常時(2.5V未満):早く点滅
正常時は「チッカ・・チッカ・・チッカ・・」と1秒間隔くらいでゆっくり点滅します。
そして異常の時は「チカチカチカチカ」といかにも異常的なスピードで点滅します。
これらの判断基準は、ゆっくり点滅か?早く点滅か?というアバウトな基準でも十分わかると思いますよ〜。
異常で電圧が2.5V未満になると、正常に動作しなかったり、エンジンがかからない時も出てくるので早めに交換しちゃいましょう!
最後に
タントのスマートキーの電池交換方法について解説してきました。
車の鍵のバッテリーが切れてしまうと、急いでた時に予定が遅れたり、焦ってしまい事故する恐れも出てきます。
出来ることなら、1年に1回交換するか車検ごとに交換することをオススメしますよ〜!
また、ボタン電池電圧のチェックを毎月実施して、何ヶ月で異常になるのか確認するのも良いですね!
そうすれば、自分のライフスタイルに合った電池の寿命を見つける事が出来ますよ〜。
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