「タイヤ一本だけ空気抜けてるっぽいんだけど・・」
訳あって実家に帰省中の嫁と子とタント。
3ヶ月ぶりに実家に帰った際タントのタイヤを見てみると、右後ろのタイヤだけが妙にペシャンコになってました。
右後ろ以外の他のタイヤは2.0キロくらいありました。
しかし、右後ろのみが0.7キロしか空気圧がないという事態!
これは大問題ですよね?
今までの僕なら2.0キロを下回っただけでもヤバイかな?と思ってたくらいなんで、今回の事件は衝撃すぎましたね〜笑
結局は全輪とも空気圧を2.4キロに調整して、様子見。
一ヶ月経過した後でも、大きな空気圧の減少は見られない。といったモヤモヤする展開です。
今回はそんな経緯について書いていこうと思います。
ちなみに右後ろのみ空気が極端に減った状態で、高速道路も走りました・・・
今考えるとよく無事だったなという感じです。
改めてタイヤの空気圧チェックの重要さを実感しました(*´ω`*)
同じような境遇の方の参考になればと思います!
※空気圧の単位には主に2種類あります(kPaとkgf/cm2)
【例:240kPa≒2.4kgf/cm2】
右後ろタイヤのみがペシャンコに・・
まずは現状の確認をします。
上の写真は左後ろのタイヤになります。
純正タイヤのような扁平率が高めのタイヤは、適正空気圧に調整しても、若干はタイヤがつぶれて見えます。
写真のタイヤの状態で、2.0キロくらいでしょうか。
普段は2.4キロで調整してましたが、自然に空気が抜けたのでしょう、0.4キロくらい減少してました。
まぁ空気はタイヤのゴムを透過してジワジワと減ってくものですし、4ヶ月も経過してたら普通かなと思います。
しかし、右後ろは異常でした!
写真の角度が悪いですが、異様にタイヤがつぶれてるのがわかります!
嫁に聞くと
「ね〜!右後ろだけタイヤつぶれてるでしょー!」
「もっと早く言ってよ!!」
と内心思ってました・・笑
誰が見てもわかるレベルにつぶれてたと思います。
よく気にせずに運転できたものですね〜笑
スタンドの空気入れで誤認!
今すぐにでもタイヤの空気圧をチェックしなければ!
と思いながらも、その日は絶対に遅刻できない用事があって、しかも時間ギリギリの状態だったんですよ。
でも、さすがに危ないと思い、近くのセルフスタンドへ行きました。
ササッと空気圧のチェックをしてみます。
実際のゲージの位置は違いますが、最初に測った時には赤矢印を指していました。
「・・・あれ?、ゲージ壊れてる?」
そう思い、何回も測りますが結果は変わらず。
しかし、この時のゲージの値は正確だったわけです。
僕が誤認識をしてただけ・・
そうです。ゲージを見てわかるように、本当に『0.7キロ』だったわけですよ。笑
大事な用事が控えてた僕は、冷静な判断ができませんでした。
店員に「このゲージ壊れてませんか?」と聞くような時間もなければ、試しに他のタイヤをチェックしようという事すら許されないくらい切羽詰まってたわけですね〜(TT)
この時に冷静に他のタイヤも測ってれば、本当に空気圧が少ない事に気づけたと思います。
なので、やっぱりスタンドの空気入れは信用した方が良いですよ!
もしくは、本当に空気入れのゲージが壊れてたとしても、明らかにタイヤがつぶれてるのなら、適当に空気を入れてやるのが正解かと思います!
僕もそうしておくべきだったな〜。と後悔してます。笑
いざ!という場面で慌てなくて済むように、空気圧チェッカーは車に乗せておくことをおすすめします!
高速道路は意外と普通に走れた
タイヤの空気圧を調整せず、モヤモヤしたまま出掛けました。
用事は自宅から200キロ離れた場所で行われ、そこには高速道路を150キロほど運転する事になるわけです。
そのまま高速道路に入るわけですが、運転中は意外と普通に運転できたわけです。
タントの運転が4ヶ月ぶりってのもあるでしょうが、そんなもんだと思ってましたからね。
でも、今思うとちょっとおかしかった気もします。
- 妙に加速が鈍い感じ
- ロードノイズが大きく感じた
普段はヴェルファイアを運転してるので、軽く流してましたが、確かに以前のタントに比べて上記のような違いはあったと思います。
でも、明らかに挙動がおかしかったり、振動が大きくなる感じがなかったので、気にしなかったのかと・・
右後ろタイヤだけとは言え、やはり0.7キロはヤバイです!
空気圧が極端に少ないと、パンクやバーストの危険も大きくなるので、ものすごく危険な状態なわけですよ。
それに気付かないまま、時速100キロで走ったり途中雨が降ったりと、かなり危険な状態だったと思います(TT)
とりあえず無事に帰っこれたのは、運が良かったですね〜(^^)
改めてタイヤ空気圧をチェックして異常に気付く!
次の日に改めてタイヤの空気圧をチェックしようと思い、オートバックスで安い空気圧ゲージを買ってきました。
それで、早速自宅に帰ってタイヤをチェックしてみたところ・・
右後ろ以外のタイヤは『2.0キロ』くらいで正常。
ホッと安心するのと同時に、右後ろの空気圧を測るのが怖くなってきます。
恐る恐るゲージで測ると・・
「うわっ!マジか!!」
僕が一番驚きました。
タイヤを保管する時でさえ、1.5キロくらい残しておくのに、更にその半分の『0.7キロ』だったわけですからねぇ・・
ちなみに、ここで初めて極端に空気が減ってるのに気づいたわけです。
そのまま慌てて近くのセルフスタンドへ急行しました。
改めて同じ空気入れでチェックします。
やっぱり0.7キロが表示されてたわけですが、ここでようやく僕がゲージ値を誤認識してた事に気付きました。
ちょうど0.7キロのところからしか目盛りが無くて、てっきり『0』だと思いこんでたわけです。笑
タンク内の空気を全て使い切って、タイヤに空気を入れてやりました。
ようやく正常のタイヤに戻ったわけです。
タイヤ一本だけの空気が抜ける原因は?
これについては調査中なわけですが、何かしらが原因で空気が少しずつ漏れてるんでしょう!
- 釘などが刺さり小さな穴からエア漏れ
- エアバルブのパッキンよりエア漏れ
- エアバルブ逆止弁の不良
だいたい考えられる原因はこのくらいでしょうか?
もっと細かく見ると色々あると思いますが、僕が怪しんでるのはこのくらいです。
タイヤは全体的に点検しましたが、特に釘が刺さってるとかはありませんでしたね〜。
となれば、エアバルブが最も怪しいです!
エアバルブは、タイヤに空気を入れる部分であり、抜けるのを防止する部分でもあります。
エアバルブの構造は単純ですが、空気を入れることはできても、中からの圧力で抜けないよう逆止弁の役割があります。
純正タイヤのバルブにはゴム製が多く使われており、寿命は約3年ごとに交換。
でも、僕のタントは走行距離が少ないし、スタッドレスタイヤも履いてたので、すでに新車から4年以上経ってるわけですよ。
なので、経年劣化を考えても、エアバルブがもっとも怪しいと思ってます。笑
「タイヤの溝ももうすぐ無くなるし、冬はスタッドレスタイヤを買うから延命できないかなぁ〜」
と思った僕は、とりあえずこのまま様子見をする事にしたわけです。
でも、これは空気を入れてもすぐに空気圧が下がらないことが絶対条件ですよ!
空気圧を適正値に調整しても1週間以内で、目に見るように空気の減少が分かる場合は、即タイヤ交換するべきですね。
1ヶ月経過後も空気が極端に減る感じは無い!
これがタイヤに空気を入れてから約2週間後の写真です。
最初のようなタイヤがつぶれた感じは無く、空気圧も他と比べて違いはありませんでした。
次に約1ヶ月後の様子です。
同じくタイヤがつぶれた様子も無く、空気圧も問題ありません!
「もしかして治った?」
と思いましたが、タイヤの空気漏れが自然に治るとは考えづらいです!
2ヶ月、3ヶ月と経つごとに徐々に空気が減ってくると思われますが、現状は問題なく使えてるわけですね(^^)
あまりオススメはできないですが、近々タイヤ交換や履き替えを考えてるなら、無理に1本だけタイヤ交換をするのではなく、延命処置をするのも良いかと思いますよ。
とりあえず空気を充填しておいて、あとは1週間や2週間おきくらいに点検しておけば問題ありません!
と言っても、毎日車に乗る前にタイヤがつぶれてないかの目視点検はした方が良いです!というかするべきですね。笑
最後に
タイヤの空気が一本だけ減る!そんな珍体験を記事にしてきました。
タイヤは安全に車を走らせるためにかなり重要な部品になります。
なので、日頃から点検をする事を全力でおすすめします!
→タイヤ空気圧の入れ方は簡単!セルフスタンドでも無料で気軽にできますよ
写真のように、タイヤがペシャンコになるわけですから大問題ですよね?
高速道路を走った後にタイヤを見ると、側面までアスファルトを走行した形跡が残ってました(TT)
これで高速を走ったのかと思うとゾッとしますね・・・
ホントに走行中にパンクやバーストしてしまうと、お金がかかる以前に、命が危ないのでタイヤの点検はやり過ぎってくらいでも良いかと思います!
以上、参考になれば幸いです(^^)
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