ワイパーには細長いゴムがついており、それでガラスについた雨や汚れを除去する事ができます。
雨天時はよく使うワイパーですが、あなたはいつワイパーゴムを交換していますか?
「今まで一度も交換してないよ〜。」
「てか、ワイパーゴムって替えるものなの?」
こんな感じになっていませんか?
ゴムは紫外線や、環境によって確実に劣化するものです。
そのまま使用していると、ガラスの水滴が十分に除去できなくなり危険ですよ。
今回は、ワイパーゴムの交換時期について書いていこうと思います!
自身の車がどうなのかを見直して、いつでもバッチリな水はけを手に入れましょう!
ワイパーゴムの交換時期
ワイパーゴムの交換の目安は1年に1回と言われています。
普段は、フロントガラスに押し付けられて、年中外の駐車場に停めてるなら、紫外線や雨に当たる時間も長くなりますよね?
それだと嫌でも1年後には少なからず劣化してるでしょう。
でも、1年使ってもまだ使える場合だってあるんです。
あなたが住んでる地域の環境や、走行時のワイパーの使用回数が大きく関係してるんですから。
「だったら1年でも交換しなくて良いの?」
その答えはノーです。
ワイパーゴムの性能が十分に出せない場合は1年未満でも交換が必要になります。
なので、決まって1年で交換するのではなく、そのワイパーの交換時期に交換することが大事って事ですね!
交換時期が1年未満であったり、1年半だったりその人ごとに交換時期はバラバラなんですよ。
交換時期はどう見分ける?
ワイパーゴムの交換時期を判断する方法としては
ワイパー動作時の水はけの状態とゴム自体の劣化具合で判断します。
それぞれの確認事項を簡単にまとめますね。
ワイパーの水はけ具合をチェック
交換時期を判断するのに一番手取り早いのが、雨が降った時にワイパーを使って水のはけ具合を確認するといいです。
言わば、ワイパーで水はけが悪くなった時の症状ですね。
ワイパーゴム交換時期の症状としては以下の4つがあります。
- スジ状線が残る
- 拭きムラができる
- ワイパーがビビる
- 水がにじむ
よくありがちなのが、スジ状に線が残る場合です。
これは、ゴムに汚れや虫の死骸などの異物がつくことでもなるので、掃除したら良くなることもありますねー。
ワイパーのビビリに関しては、ガラスとゴムの間に摩擦が生じて引っ掛かることで「ギュギュギュッ」と音が出ます。
初めて経験したらビビリにはびっくりしますよね。
しかし、これはガラス側とゴム側どちらに原因があるか曖昧なとこなんです。
ワイパーのビビリに関しては、以下の記事に書いてますのでよければ覗いてみて下さい!
→ワイパービビリ音がうるさい!!5つの原因と対応について解説
水がにじむ状態は、僕も経験がありますが、どうしようもないです・・笑
おそらくゴム自体が切れて、全然拭き取れてないと思います。
ガラスの上で踏ん張りがきかずに、ただゴムで撫でてるだけの状態なので、視界が悪くなる一方です。
ゴムの劣化で寿命を判断
症状のほかには、ワイパーゴム自体の状態を確認することで交換時期かわかります。
たとえあなたが水はけ具合が良いと判断しても、プロが見るとNGなパターンがあります。
経験を積んでる人は症状で判断できても、まだ車歴が熟練と呼べるレベルでない場合、判断が難しい部分があるんですねー。
それでも、ワイパーゴムの状態は素人でもチェックできるので、判断基準としては十分ですよ。
ワイパーゴムの寿命の状態としては以下があります。
- ひび割れ
- ゴムが切れている
- 硬化、変形している
ひび割れは横一線に小さく現れることが多いです。
よく確認しないとわからない時があるので、目を凝らして見て下さいね。
ゴムが切れていたらすぐわかりますね!
こうなると、水はけが悪くなるばかりか、ガラスにも小さな傷をつけかねません。
なるべく早く交換した方が良いでしょう。
ちなみに僕はこの状態で半年間走りました。
ワイパーの使用頻度は少なかったんですが、やはり使う時にはゴムがビロビロなるので恥ずかしかったですねぇ〜。笑
ゴムの硬化は実際に触って確認して下さい。
「こんなのゴムじゃねぇ!」てくらい硬かったり、ゴムがどちらか一方に極端に曲がってる場合は交換時期ですね。
ワイパーゴムの寿命に関しては以下の記事でも解説しています。
ワイパーゴムを交換するなら春が良い!
ワイパーの交換時期は症状や状態で判断する!と言いました。
水はけが悪くなったり、ゴムが切れたりしたら交換すると良いでしょう!
でも、僕の考えでは、1年を通して交換しない方が良い季節が存在します。
それは、冬です。
なぜかと言うと、冬場は夜露が翌朝凍って、フロントガラスも凍りつくことがあります。
その状態でワイパーを動かして、余計見にくい状態になった経験があるんじゃないですか?
ガラスが凍ると言うことは、ワイパーゴムも同じように凍りやすくなるんですね。
カチコチに凍ってなくても、負荷が大きくなり、ひび割れやゴムが切れるリスクが大きくなります。
「せっかく変えたばっかりなのにーー!」
とならないように注意しましょう。笑
僕も冬場に交換してすぐにダメになったことがあるので、それからは冬は避けて交換していますよー。
なので、ワイパーゴムを交換するなら、冬を越えた春くらいがベストです!
真夏も紫外線とか心配ですが、冬に比べたらマシかな〜って感じでしょうか。
だって、夏の紫外線は避けられませんから。
逆に冬場は天気予報をチェックして、前日にワイパーを立てておくとか、気温の低い朝方などはワイパーの使用を控えるとか対策できますからね。
あなたも、今後交換する機会が増えると思うので意識しておくと、寿命を少しでも伸ばすことが出来ますよ!
最後に
ワイパーゴムの交換時期について書いてきました。
メーカーやディーラーなどでは、1年ごとに交換を推奨していますが、期間は重要ではありません。
ワイパーゴムの水はけ具合や状態を確認して、NGな時が交換時期になります。
お店に任せっきりではなく、あなた自身の目でも点検して、ワイパー交換してみてはどうでしょうか?
1回あたり1000円ちょいくらいの出費ですが、それが今から何十年と続けばちょっとした節約になりますよ〜(^ ^)
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