車のアイドリングが不安定だと、運転してて気になりますし、何より不安になりますよね?
「車の寿命じゃないか?」
「運転中に車が止まってしまうのではないか・・」
など、良からぬ事を考えてしまいます!
アイドリングが不調になる原因としては、色々あります。
素人が原因を特定しようなんて無理に近いです。笑
それで修理に出せば、調査やら部品交換やら工賃などで、結構な修理費になってしまうから厄介ですよね〜。
「修理に出すと高いから嫌だ!」
あなたもそう思いませんか?
なんとか修理費を安くするには、出来ることは自分でやっておく事も大事だと思います(^^)
実際に僕もアイドリング不調で悩んだ時、色々とやっていったら治すことが出来ました!
ディーラーなどに修理を出すのが安心っちゃ安心ですが、工賃がね・・・
部品代が安いと、工賃の方が高かったりする場合もあるので、非常にもったいない!
今回は、アイドリングが不安定な時、修理に出す前に自分でやれる事を紹介したいと思います(^^)
アイドリングが不安定になる症状は、意外と簡単な処置で改善したりするもんなんですよ!
4つの事を簡単に出来る順番で紹介します。
ちょっとした工具類と少し知識があれば、自分でも難なく出来るので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
また、アイドリングが不安定になる様々な原因に関しては、以下の記事を見てみて下さい(^^)
ガソリン添加剤で燃料経路を洗浄する
アイドリングが不調になった時に試したいことの1つとして、ガソリン添加剤があります。
ガソリン添加剤とは、給油する前にボトルに入った添加剤をタンク内に入れてやるだけ!
これで、ガソリンが入ったタンクからエンジンの噴射口までの経路をキレイにする効果が期待できるんですね〜。
作業としては、1分も掛かりませんし、ガソリン添加剤も1000円〜2000円もあれば十分買えるので、試す価値は大いにあるかと思います(^^)
ガソリンタンク内のサビや汚れが原因となり、細い燃料経路が詰まり気味になってしまうんですね。
エンジンのピストンが爆発するところの噴射口が目詰まりを起こすと、正しい空燃比が出ないのでアイドリングが不安定になったり、パワー不足を感じてしまうというわけです・・
ガソリン添加剤を選ぶ時は、『洗浄系』のタイプを選ぶと良いです!
特にあなたの車が走行10万キロ近いのであれば、経年走行車用などもあるので、そちらの方もおすすめですよ(^^)
最近は、セルフのスタンドで給油する人も多いですよね?
そうなのであれば、自分で添加剤を入れればOKです!
しかし、人が給油してくれるスタンドに通う人もまだまだ多いです。
そんな時は店員に「添加剤も一緒に入れてくれませんか?」とお願いすれば引き受けてくれるはずです。
本当に手間は掛からず、現金払いのおつりを用意するよりも簡単なので〜笑
セルフのガソリンスタンドでの給油方法は、以下の記事を参考にしてみて下さい(^^)
→セルフ式ガソリンの入れ方は?手こずるのは最初だけ!安全な給油のやり方
→ガソリン添加剤の効果はホントにあるの?車のコンディション次第では逆効果あり得る!
エアフィルター交換で空気の吸入量UP
続いて簡単に出来る処置として、エアフィルターを交換する事です!
エアフィルターはホコリやゴミなどを防ぎ、エンジン内に入り込まないようにしてくれてる大事なフィルターです。
このフィルターが極度に目詰まりを起こすと、当然空気の吸い込み量も減ってしまうので、思うような爆発力(回転)が得られません。
なので、エアフィルターを交換してやる事で、空気がストレス無く吸入できるようにするのが目的ですね(^^)
エアフィルターの交換に関しては、特に工具も必要ない場合が多く、クリップとカバーを外すだけで交換できるので簡単ですよ!
注意する点とすれば、フィルターを外した時には、虫やらゴミやらが入らないように最新の注意を払うことでしょうか・・
虫が少なくて風も強くない日を選ぶのがベストで、フィルターの交換は手早く行えば大丈夫ですよ(^^)
僕も初めてエアフィルターを交換した時には、かなり緊張しました。笑
エンジン内にゴミが入ったら救出しようがありませんからね・・・
交換作業は、本当に数分で終わりました。慣れてなくても20分くらいあれば十分だと思います。
あと、エアフィルターの交換品はそんなに高くなく、車種によりますが、3000〜5000円くらいで購入可能なので、金額的にもそんなに負担にならないと思いますよ(^^)
それか、エアフィルターは交換せずとも点検だけで済む場合もあります。
フィルターの白っぽさが残ってるくらいであれば、アイドリングに影響が出るとは思えないので、その交換しなくても大丈夫です!
(上の写真左側の汚れ程度であれば、アイドリングには影響はしません!)
もしくは、『エアダスター』で細かいホコリ等を掃除するだけでも良いかもしれませんね(^o^)
ただ、エアフィルターも基本メンテナンスの1つなので、2年以上交換してないなら、交換した方が今後の為にもなりますけどね(*´ω`*)
→車のエアクリーナー交換方法をL175Sムーブで解説!注意点とフィルターの汚れ具合は?
点火プラグを交換して安定した回転を
続いて点火プラグです。
点火プラグは文字通り、エンジンを爆発させるための着火剤の役目。
プラグが摩耗してくると、火花と飛びが不安定になったり、飛ばなかったりします。
すると、例えば4気筒エンジンなら、1つのピストンが爆発しないのでバランスが崩れ、回転数の低下や乱れ、振動などの原因になります!
点火プラグを新品に交換するだけでも、エンジンの回転がスムーズになり、パワーも上がった!という事例が多くあるんです。
僕もそうだったように、実際問題は点火プラグ交換でアイドリングが安定するパターンが多いのでは無いでしょうか!
「じゃ、最初っから点火プラグ交換すれば良いんじゃ?」
確かにそうですね・・・
ですが、今回の記事は『簡単に出来る順で紹介』というコンセプトなので、3番目になりました。笑
点火プラグ交換方法については下のリンクを見ていただくとして、別の専用工具が必要になります。
プラグレンチと呼ばれるもので、先端にマグネットがついたロングレンチみたいなやつです。
僕も専用で購入しました。車種によってサイズも違うので、そこは確認する必要がありますね〜。
→スパークプラグの交換方法!効果抜群で悩みが解消した(ムーブL175S編)
あとは、締め角度が決められてたり、プラグにアクセスするまでに、エンジンのカバーを外したりする必要もありますよ!
ムーブの場合は、エア導入用のダクトを外すだけですぐ交換可能でしたが、セダンなどの大きな車になればなるほど、難易度も上がると思います。
最近の車の点火プラグにはイリジウムプラグが使用され、寿命は約10万キロ走行ごとです。
ですが、ちょっと前の車だと、2〜3万キロ走ったら摩耗してくる場合もあるので、摩耗してる可能性が高いです。
また、点火プラグを交換する時は1本でなく、全数同時に交換するのが基本です。
摩耗したプラグは見たらわかりますが、どれも同じように摩耗してる場合がほとんどなので〜。
スロットルボディ清掃でアイドリング時の吸込量を確保!
アイドリング時にもエンジン内への空気吸入は必要です。
酸素がなくなると火が消えるように、常時空気を吸い込んでるわけですね〜。
このエンジン内への空気を送る量を調整してるのが、スロットルボディであります。
アクセルを踏み込むと、スロットルボディー内にあるバルブ(弁)がパタパタと動きます。
アイドリング中はアクセルを踏んでないわけですが、少しだけ開いた状態を維持してるわけです。
スロットルボディーも走行距離が増えると、カーボンのすすやエンジンからの吹き返しで汚れてきます。
この汚れを落としてやる事で、「あとちょっとだけ・・」の空気が送られるようになり、アイドリングが安定する可能性があるというわけです!
スロットルボディーの清掃は、スプレータイプの洗浄剤で可能です。
1本2000円もあえれば購入できますが、住宅街で作業するとヒドイ事になるので注意して下さいね。笑
清掃方法としてはスロットルボディー手前にあるゴムホースからノズルを入れ噴射。
マフラーから白煙が出なくなるまで、アクセルをふかしながら行います。
この時の匂いが臭いし、アクセルをふかせばうるさいし、おまけに白煙ボーボーという始末ですから、場所を選ばないと近所迷惑になってしまいます・・・
ですが、スロットルボディ清掃をすると、空気の入りがスムーズになりパワーも増したように感じるのでやってみる価値はありますね。
車種によっては逆に調子が悪くなった!という事例もあるようで、事前にスプレー裏の説明をよく読んでから試すことをオススメしますよ^_^
→スロットルボディ清掃は効果あるの?洗浄を頼む時の料金や自分でも可能なのか
最後に
アイドリングが不安定になった場合の処置4つを紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
車のサイズにも寄りますが、これら約1万円ちょいで全てやれます。
おそらくディーラーにお願いしたら、この2〜3倍は費用がかかると思うので、自分でやれる部分はやってみるのが良いかと(^^)
ただ、これらの処置をやっても、アイドリングが不安定のままならば、修理工場やディーラーにお願いした方が良いですね!
素人では交換が難しい部品が原因だったり、センサー類の故障だったりと、自分でやるにはリスクがあるし、高額な部品を交換しても治らなかった!となったら嫌ですから。笑
というわけで、今回は自分でやれそうな処置のみを紹介しました。
アイドリング不安定で悩んでるのであれば、自分で交換や清掃にチャレンジしてみてはどうでしょうか(^^)
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